おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

「文太」が残した言葉

2014年12月31日 | Weblog

 

午前6時の気温はマイナス4度。

ジャンジャン、がんがん雪が降っておりまする。

きのう、物置小屋と薪小屋の屋根雪を下ろしておいて、いがったなぁ~

お天気は予報通りの展開で「やってて良かった!」と、ホッとする大晦日の朝でござる。

そんなきのうは大納会、東京証券取引所の今年最後の商いでござった。

期待された「掉尾の一振」はならず、日経平均は279円の大幅安で今年の取引を終了いたしましたです。

とはいえ、今年の東証株価は年初から大納会まで7%の上昇だったそうな。

世界的にみると日本の株価はかなりの上昇幅だったそうで、株価だけでみればまことにけっこうな1年でござった。

もっとも、振れ幅の大きい年でもあったそうな。

日経新聞によると「年間の高値と安値の差は4025円と、金融危機のあった08年(7528円)、13年(5804円)、郵政解散相場の05年(5518円)に続き過去10年でも4番目の大きさだった」そうな。

なんといっても、消費増税の直後には今年の安値を付けておる。

それに加えて新興国の通貨安にウクライナ情勢だった。

肝を冷やした方もいるんだろねぇ。

アベノミクスなどと申しますが、単なる「日銀の金融緩和」と「財政出動」に止まっておる。

規模は違えど、従来通りの景気対策、そこにちょいと毛が生えてアベノミクスとは笑止千万なのでござる。

世界が期待した「第3の矢」はさっぱりでござった。

安倍坊ちゃんの目的は「憲法改正」であり、「戦争できる」国家にすることが目的だろうから、官僚の嫌いな規制緩和なんぞに踏み込むわけがない。

官僚を味方にして、目的に向かって一気に進むってことだろう。

そんなもんは保守でも何でもありませぬ、「極右大暴走」だ。

これにはなんとか歯止めはかけないとなりませんな。

大所高所はともかくとして、とりあえず政府の株価対策に乗っかると、儲かることにはなってます。

東証株価は、年金を使って買いあさるそうで、どうやら来年は2万円を超える可能性大でござる。

てことですから、「日銀」が引き続き買い付けるETFやリートも上昇しますってことだろう。

「同じアホなら踊らな損、損!!」ってことでしょうかね。

そんなこんなで、数少ない読者の皆さま、今年もつたないブログ、お世話になりました。

今年の最後は、菅原文太さんが今年11月1日、沖縄で演説したこの一言で締めくくることにいたします。

「政治の役割はふたつあります。一つは国民を飢えさせないこと、安全な食べ物を提供すること!! もうひとつはこれが最も大事ですが、絶対に戦争をしないこと!!」

1万人の沖縄県民を前に菅原文太はこう言って、万雷の拍手を受けたのです。

お年寄りの皆さんは、若い人たちのため、何があっても上記のことだけは肝に銘じておきましょう。

おカネ儲けもそりゃ大事だけれど、若い人たちが理不尽な死に方をしないようにするのが、年寄りの役目だと思う2014年締めくくりのでござる。

来年もヨロピクね!!