午前6時の気温はプラス2度。
いまはまだ静かな朝ですが、これから雨やところにより雷を伴う荒れ模様のお天気だそうな。
最高気温も8度とか。
そうこうしておるうちに雨が降ったり、止んだりじゃ。
明日は一転、最高気温もマイナスとなり、吹雪だそうな。
厳しい冬の訪れを実感する、きょうこのごろの北海道ニセコでござる。
さて、
TPPですけど、衆議院本会議での採決が見送られたそうだけど、10日には採決するそうな。
山本農水大臣の辞任を求める野党に配慮したためだとか。
いずれにせよ、採決するというからよくわかりません。
いや、TPPの内容がそもそもサッパリわかんない。
キャノングローバル戦略研究所の山下一仁という元農水官僚は、「TPP反対論は論理破たんしている」、というけれど、これをよく読むと、なんだか子供っぽい論理で??? 疑問符が三つもつく感じですわ。
オバマは賛成ですけど、大統領候補は二人とも反対だ。
この山下研究主幹によると「アメリカにTPP怖い病が蔓延し、TPPの議会承認はほぼ不可能になりつつある」という。
なのになんでニッポンの国会がこれを決めるのか。
安倍首相は、新大統領が決まる前に日本がTPP賛成を表明すると、「(米国の)批准に向けて後押しになる」と申しておる。
実際には、米議会の承認もほぼ不可能で、大統領候補も反対です。
言ってることは、とってもトンチンカンな気がしますけど、どうなのよ???
アメリカの大統領候補や米議会がともに「TPPについては、賛成か反対か、迷っている」または「いまのところ、どちらとも言えない」「賛成と反対が拮抗している」というなら、「批准に向けて後押しになる」のはよ~くわかる。
ところが、ヒラリーも、トランプも「明確に反対」を表明しておって、議会の承認もほぼ不可能なわけだから、なんの後押しなのかが、わけわかりません。
この間も書きましたけど、自民党はことTPPに関しては以下のように申しておったのです。
「ウソつかない。TPP断固反対。ブレない。日本を耕す自民党」だ。
それが180度変わってTPPを採決しようとしておるのです。
上記ポスターのように大反対してきた自民党が一転賛成に回って、一方アメリカはこれから反対に向かうわけ。
TPPは宙に浮いてしまう可能性大、ってことでないの?
TPPがアメリカ議会で批准されるという根拠は、とりあえずどこにもないのです。
ニッポンの国会でいま行われていること、おぢにはさっぱりわかりません。