おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

「盛り塩」の意味、知らんかった!!

2016年11月19日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス2度と暖かです。

日中も11度まで上がるそうで、あすもこんな調子だそうな。

で、月曜日から寒くなってきて、火曜からは連日雪の予報ですわ。

23日勤労感謝の日にはご当地スキー場もいよいよオープンする。

まもなく深雪パウダーの季節を迎えるわけだ。

ヒマをみてスキーの手入れでもしようかしらん。

年々筋肉は多少なりとも衰えてきておるわけですけど、たらたらじーさんみたいな滑りはしたくないなぁ、、、

ヘルメットとゴーグル取らないと、年齢がわかんない感じで今年もガシガシ滑れるとよいのですが、どうだろ???

ところで、

今週号の週刊現代に「塩分と健康」ってグラビア記事があってなかなか面白かった。

飲食店などの入り口には、たいてい塩が盛ってある。

いわゆる「盛り塩」ですが、なぜ盛ってあるのか、その理由を知りませなんだ。

あれ、中国の故事にちなんだものだそうな。

秦の始皇帝の妃たちは、皇帝の寵愛を受けようと競い合っておった。

で、ある妃が門口に塩を盛ると、皇帝を乗せた牛車の牛が毎夜塩を舐めたくて、そこに立ち止ったそうな。

賢いその妃は、あらかじめ牛に塩を与えないよう従者を買収しておいたわけ。

いつも夜に牛が止まったところの妃は、皇帝の寵愛を一身に受けるようになった。

そこで、人を呼び寄せるゲン担ぎが「盛り塩」だそうです。

知らんかったわ!!

ついでながら記事によると、「みそ汁で減塩」は意味がないそうだ。

我が家では毎朝必ず1杯のみそ汁をいただきます。

以前もご紹介した札幌の障害者施設でつくられる「お出汁」でつくるのです。

出汁を利かせておるので、そもそも味噌の量は多くないわけですけど、味噌は血管年齢を10歳若返らせるそうです。

あまり塩分にはこだわらず、「1日1杯程度は飲むべきです」だとか。

また、ステーキには岩塩など大粒のものが、最後まで塩味が残ってよいそうだ。

天ぷらなどにはシャープな塩味でナトリウムの多い「石垣の塩」が合っており、刺身など生魚には粒が大きく塩味まろやかなミネラル分の多い「さんごマース」とかいう塩がよいそうだ。

世代的には、専売公社の味気ない「精製塩」で21世紀まで過ごしてきましたです。

そう値段も高くない塩ゆえ、ちょっとこだわるのもよいのかもしれません。

記事によると「人間の血液に含まれるミネラルバランスは海水とほぼ同じ」だそうな。

だから、海水のミネラルバランスを残した日本古来の塩は体に良いとか。

「敵に塩を送った」武将がいたり、最近では「塩対応」なんて言葉もあったりで、塩の世界も、たいした奥深いようでござる。