午前6時の気温は、な、な、なんとマイナス10度。
11月にこの気温は記憶にない。
起床時の室温はプラス15度ってことで、我が家の薪ストーブは、いまフルスロットルで燃えておる。
気象庁のホームページによると、今朝の道内、あちこちで今季の最低気温を記録した。
ご当地含め、冷えたところは「1月上旬並みの気温」だそうです。
繰り返しますけどいまは11月。
風もなく、スカッと晴れた良いお天気で、予報によると、晴れのち曇りで夜には雨だそうな。
いまはこんなに寒いのに、夜には雨です。
よくわかんないお天気だなぁ、、、
さて、
よくわかんないといえば、きのうの国会でござる。
「TPP承認案が衆議院を通過」だそうです。
民進党が山本農水大臣の不信任案を提出しておる。
もちろん否決されましたけど、この中身がなかなか笑かしてくれるのです。
TPPに反対するトランプさんが米大統領になったタイミングでの採決なもんだから、
「悪い冗談でなければ、究極的に間抜けであり、世界中に恥をさらしている」「(山本氏は)もしかしたら、体を張ってTPPを止めようとされたのではないか」
ユーモアのセンスはよろしい民進党です。
「究極的に間抜けな採決、世界中に恥をさらしている」とは、まことにごもっとも!!
民進党も、ことユーモアのセンスは認めてもよろしい。
もっとも、原発については傘下に電力労組を抱えて、むにゃむにゃした政治センスで呆れます。
ついでながら、小泉元総理は、週刊文春のインタビュー記事で「次の選挙は、脱原発を掲げた政党が勝つ」と申しておりましたけどね。
話は戻って、
100回でも書きますけど、TPPは米議会での採決の可能性ほぼゼロで、新大統領も反対だ。
TPP全体の規模で全体の6割を占めるという米国がNOと言っておるわけですから、完全にムリ。
なのに2~3割を下回る規模のニッポンが国会で決める意味がわかりません。
共同通信の特別解説委員にして、自民党広報とおぼしき田崎史朗は、きのうのTBS「ひるおび!」に出演し「(TPPが米議会を通過する可能性は)10%ある」と申しておりましたです。
笑止千万、究極のチョウチン持ちとは田崎史朗のことを指す。
共同通信の特別解説委員というから、なんかジャーナリストみたいでややこしいけど、実態は単なる自民党広報員といえば、わかりいい。
テレビ出演の際の肩書は「自民党広報担当の田崎史朗さん」にしないと、共同通信社まで公平性が疑われると思うけど…
この番組ではほかの皆さんがこぞって申しておりましたけど、米議会を通過する可能性はゼロ。
今朝の読売新聞電子版でさえ「TPP承認案、衆議院通過…米議会通過は困難か」ですわ。
究極的に間抜けな国会採決に、露骨なチョウチン持ちの田崎史朗なのでござる。
アホか!!
ところで、
先日の当ブログで、以下のように書いた。
「毎度毎度のことですが、経産省が福島原発事故の賠償を新電力にも負担させるとかわけわかんないことをまたまた言い出した。
このお役所は、よくもまぁ説得力のないアイデアを次々と繰り出すものかと呆れます。
東京新聞電子版が報じた『福島原発事故賠償、新電力も負担案 電気代に上乗せか 経産省方針』の記事でござる。
これ、東京電力福島第一原発の事故被災者への賠償費を工面するためだそうな」。
曰く、
「考え方が根底からおかしいんだろうと思うんですね。それは、古い業界を守るために、過去の遺産を新しいところに押し付けるということを意味していて、新しく本来伸びるべき分野の目を摘んでしまうということになるのではと危惧している」
孫さんのおっしゃる通り。
経産省、考え方が根底からおかしい。
これから産業として伸びていくとして期待がかかる自然エネルギー、なんでこれに「負の遺産である原発のツケ」を押し付けようとするのかが、わけわからん。
ようは自然エネルギーの発展にブレーキをかけようという魂胆だ。
経産官僚の天下り先である、大手電力会社を守ろうということ、こちらも究極のチョウチン持ちでござる。
権力に媚びたり、大企業に媚びたりしたら、いいことがいっぱいあるんだろなぁ、、、