おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

「報復の連鎖」泥沼の日韓関係、拉致問題はさらに逆風

2019年07月17日 | Weblog

午前6時です。

気温はプラス16度、清々しい夏の朝ですワン。

気持ちがいいなぁ~

ですが、さっぱり気持ちがよろしくないのが日韓関係だ。

どう考えても「徴用工問題での報復」というのが、ニッポンが対韓輸出規制に踏み切った理由だった。

ようは「意趣返し」

言ってみれば「子どものケンカ」、大人のすることではございません。

韓国へ去年輸出した3品目のうち「フッ化水素」の額だけで計75億円に上るというから、日本企業への影響も凄まじい。

さらには信越化学や昭和電工といった規制品目に関係する会社の株価も下落中だから、どうしてくれるって話にもなる。

ところがここにきて、徴用工問題ではなくて、韓国に不正輸出があるから輸出規制に踏み切ったとニッポン政府の論調が変わってきた。

韓国がWTOに訴えると言い出してからのことだ。

ようするに、徴用工問題でこの問題をWTOに訴えられたら、ニッポンは負けてまうのだ。

そこで、フジテレビのニュースは「兵器に転用できる戦略物資が不正輸出された案件が4年間で156件もある」といきなり大騒ぎし始めた。

「徴用工問題での報復」だったのに、不正輸出があったから輸出規制したと「すり替え」が進行中なのだ。

ですが、この「4年間で156件」というのは、韓国が摘発した件数だ。

不正を未然に防いだ件数が156件ってこと。

マレーシアやアラブ首長国連邦に不正輸出されるところを摘発したわけで、だからどうした? って話なのだ。

これを根拠に輸出規制って話は、かなり妙ちくりんなのだ。

輸出規制によって、参院選を前にニッポン国民は、理不尽な韓国に溜飲を下げておる。

すっかり安倍政権の思う壺だ。

だけどこんな輸出規制する安倍政権に対しては、北朝鮮からの反発も大きいわけで、拉致問題なんぞ、一歩も前に進むわけがない。

なんだかなぁ~とおぢは思ってますけど、世間は違うんだよなぁ~

ありゃりゃなことです!!