おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

久米宏さんはなんともお洒落、ワイシャツの左襟と右袖に小さな模様があった!!

2019年07月20日 | Weblog

午前6時です。

薄曇りのお天気で、気温は18度。

空気が湿っぽい。

昨夜は2週間ぶりにヨガ教室に参加いたしました。

2週行けなかったら、格段に進歩していて、かなりハードになっておりました。

ま、筋肉が足りない、体が硬い、ってことにほかならんわけですけどね。

特に「チャトランガ」(板のポーズとか杖のポーズ)からの、ひじを曲げて体が床と平行になるのがちゃんとできないのだ。

ようするに、二の腕の筋肉がやたらに弱い。

このポーズは体のだるさを取るのによいそうですから、頑張っておかないといけません。

いまんとこへなちょこなのです。

呼吸法と言われるヨガですが、どうやらしっかりした筋トレでもある。

まずは二の腕の筋肉を何とか人並みにせねばならんと心に誓う朝なのでした。

ところで、

きのうのNHK「あさイチ」はご覧になりましたでしょうか?

いつもなら朝の連続ドラマが終わって、博多華丸・大吉さんと少々貧相な女子アナが画面に映ると、ソッコー、羽鳥モーニングショーにチャンネルを変更する。

ところがきのうは久米宏さんがご出演ということで、初めて「あさイチ」を最後まで見たのでした。

裏番組の羽鳥真一さんも、たぶんこの番組は「録画」して観たに違いない。

とにもかくにも、きのうの「あさイチ」は久米さん生出演のインタビュー番組だったわけ。

NHK批判からニュース報道の姿勢まで、あらためてこの人は大変な人なのだと思い知りました。

「NHKは民間放送にすべき。人事と予算で政府や国会に首根っこつかまれている」は納得でした。

国に「人事と予算」を握られて、公平公正な報道など到底ムリ。

女子アナの方が一応反論はしましたが、久米さんが「何代前の会長でしたかね?」と振って、話はお終い。

そう、「政府が右ということを左というわけにはいかない」と申したのは2104年当時、NHK会長だった籾井勝人さんだ。

そんなお方がいたわけですから、グウの音も出ない。

また、久米さんは「神は細部に宿る」とか申しておって、ニュースステーションの時は手に持つボールペンの色などにもこだわったそうだ。

だれも見てない、見えないところにこだわったわけで、そんな話も面白かった。

「なるほど!!」と思わず納得したのが「右肩上がり」という場合のテレビでの表現でした。

フツーなら左手を右方向の斜め上に動かすと「右肩上がり」だ。

だけど、これをテレビの視聴者からみると「左に上がる」ように見える。

なので、「右肩上がり」をテレビで表現するときは、「右手で左上斜め上に手を動かす」のだという。

ようは鏡に映る自分の姿を想像していただければよいのですが、視聴者にどう伝わるか、どう見せるか、よく考えた人だったのです。

そして久米さんは、おしゃれでもありました。

きのうの放送では番組のだれひとりとして突っ込みませんでしたが、久米さんの着ていたワイシャツです。

まずは右の襟に小さな模様が見えた。

よくはみえませんでしたが緑っぽい「椰子の木」かなんかだったろか?

あんなところに模様のついたシャツは、おぢはついぞ見たことがない。

で、何かの拍子に久米さんは右腕のカフスのあたりを見せた。

そしたら、同じ模様が右の袖口にもあったのでした。

テレビ的に考えに考えてきた、チラリのお洒落なのだ。

トークの達人、その話術にも恐れ入りましたが、洒落っ気たっぷりで、さらりと権力批判も混ぜつつの久米さんに、おぢは感心しきりなのでした。

毎週土曜午後1時からのTBSラジオ「久米宏ラジオなんですけど」、パソコンなら聞けるぞ!!

こういう人が元気だと、ニッポンもまだまだ捨てたもんではないなぁ~ と思ったきのうの朝なのでした。