まもなく午前6時です。
気温はプラス21度、お天気はどんより曇り空で、空気は湿っぽい。
今日は雨のお天気で、ところにより朝まで雷を伴って激しく降るそうだ。
大雨も予想されるとか…
きょうあすと、お天気はよろしくないようで、夏らしいお天気は日曜日以降のようです。
さて、
きのうの羽鳥モーニングショー「そもそも総研」はご覧になりましたでしょうか?
「れいわ新選組」の山本太郎さんが生出演でした。
やはり印象的だったのは、舩後(ふなご)靖彦さんと木村英子さんという、障がいを持った方の当選だ。
このふたり「ALS(筋萎縮性側索硬化症)患者」と「重度の障がい者」、ゆえに、ほとんど体を動かすことができません。
これは強烈なインパクトです。
国会内には、昇降用のエレベーターやスロープ、車いす用のトイレが設置されているそうだ。
ケガで車イス生活になったタレントで国会議員だった八代英太さんの当選がきっかけだったという。
ですが、舩後さんは歯で装置をかみ、パソコンに文字を打ち込んで会話をするため、意思疎通に時間がかかるそうだ。
こうした対応も考えないといけません。
政治家ではなく、障がい者の代表が直接国会に行くことに、意義も意味もあるとおぢは思う。
すべての人にとって「やさしい国会」になることへの期待も大いに高まる。
NHKニュースによると「2015年、カナダ自由党のモーリル・ベランジェ議員はALSであることを発表し、次第に声を出すことや体を動かすことが難しくなっていきました」
「それでも、車いすに乗りながら、タブレット端末を使って議会の場でみずからの意思を伝え、議員としての活動を続けました」というから、ALSの議員誕生は世界初の出来事でもない。
そして2016年、このベランジェ議員は、カナダ国歌の歌詞にあった「sons(息子たち)」を性別を問わなくてすむよう「us(私たち)」と変える法案を下院で通過させたという。
可決された瞬間、ほとんどの議員がスタンディングオベーションでベランジェ議員の功績をたたえ、院内では、新たな国歌が歌われたそうです。
この2か月後、ベランジェ議員は61歳で亡くなりましたが、その後、法案は上院も通過し、去年、国歌は正式に変更されましたと、NHKは伝えておる。
専門家は、障害のある人が議員を務めることは、「誰もが暮らしやすい社会につながる大切な一歩だ」と指摘したそうだ。
まことにごもっとも!!
そもそも総研で山本さんは「生産性で人を計らせない」「生産性で物事を語らせない」と申しました。
こういうことを「ふと忘れがち」なのが、いまどきの荒んだ社会だ。
「LGBTは生産性が低い」と言った杉田水脈という自民党議員もいる。
れいわ新選組には、今回落選はしたけど「女性装」の東大教授もいた。
当選した二人が初登院する日、大手メディアもこれを大きく取り上げざるを得ない。
世間の空気がこれでガラリと変わる可能性もある。
政治家が代弁するのではなく、「当事者が国会で意見を述べる」って、なんとも画期的ですワン。
いきなり参議院が面白くなってきた気がしますけど、当ブログの読者はどうだ???