まもなく午前6時です。
気温はプラス16度で、昨夜から降り続いた雨は、ただいま小康状態だ。
昨夜は休肝日でしたが、疲れておったのでしょう蒸し暑い夜でしたが〝アイスノン〟を枕に爆睡。
いい目覚めなのでした。
さて、
呆れますなぁ~
この総理大臣、言ってることが相当おかしい。
安倍さんは、きのう午後の記者会見で憲法について「『少なくとも議論をおこなうべきだ』、これが国民の審判だ」とのたまった。
妙ちくりんな〝すり替え〟が進行中です。
なんとも気持ちが悪い。
安倍さんは、自身が決めた議席数を確保したから「勝った、勝った」と申しておりますが、自民党はしっかり10議席減ったのですよ。
改選前の67議席だった自民党ですけど、57議席に10も減らした。
前回より議席を減らしたので、これをフツー「負けた」と申します。
自身が決めた議席数を確保しただけで、「少なくとも議論をおこなうべきだ」とは、だれも申しておりません。
きのうも書いたけど、どっちかというと政権寄りの読者が多い「読売新聞の世論調査」でも以下の通りなのだ。
「憲法9条に自衛隊の存在を明記する条文を追加する安倍首相の考え」に「反対」41%に対し「賛成」は34%なのだ。
そんなこんなですから、改憲論議なんぞムチャクチャな話。
バッカじゃなかろかサンバなのだ。
第一「比例で自民党に投票したのは全有権者のたった17%前後」に過ぎない。
しかも今回の投票率は50%を切っておる。
70%とか80%の投票率があって、自民党への投票が有権者の50%を超えて、議席が67から77にでも増えたというのなら、それこそ「国民の審判」でしょう。
えばって「『少なくとも議論をおこなうべきだ』、これが国民の審判だ」と言ってもよろしい。
これならそれも許す。
ですが、結果は10議席減らしたわけですから「国民の審判」は「安倍改憲にNO」ってこと。
だから〝狂気の沙汰〟とおぢは申しておる、とち狂っては困りますワン。
しかも考えてみてくださいな。
「イージス・アショア」で注目された秋田選挙区は、野党候補が勝利しておるのよ。
「♪あつもり、ハタハタ」の秋田県民は「イージス・アショアにNO」ってそれこそ審判を下したのだワン。
ジャーナリストの横山一さんがいうように「イージス艦を秋田沖に停泊させればいい」だけのことなのだ。
6000億円かけて「ハワイとグアム」を守る「イージス・アショア」は不要だと秋田県民は判断したのです。
「勝った、勝った」など、バカも休み休みにしていただきたい。
各種世論調査で、不支持の理由のトップは「安倍総理の人柄が信用できない」だったけど、国民はちゃんと見抜いておる。
ですが、人のいいおぢもさすがにプンプンしておる2019年7月23日の朝でござる。