おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

10議席減らして、3分の2を割って「自民党勝利」? だから「改憲」ってアタマおかしくないか???

2019年07月23日 | Weblog

まもなく午前6時です。

気温はプラス16度で、昨夜から降り続いた雨は、ただいま小康状態だ。

昨夜は休肝日でしたが、疲れておったのでしょう蒸し暑い夜でしたが〝アイスノン〟を枕に爆睡。

いい目覚めなのでした。

さて、

呆れますなぁ~

この総理大臣、言ってることが相当おかしい。

安倍さんは、きのう午後の記者会見で憲法について「『少なくとも議論をおこなうべきだ』、これが国民の審判だ」とのたまった。

妙ちくりんな〝すり替え〟が進行中です。

なんとも気持ちが悪い。

安倍さんは、自身が決めた議席数を確保したから「勝った、勝った」と申しておりますが、自民党はしっかり10議席減ったのですよ。

改選前の67議席だった自民党ですけど、57議席に10も減らした。

前回より議席を減らしたので、これをフツー「負けた」と申します。

自身が決めた議席数を確保しただけで、「少なくとも議論をおこなうべきだ」とは、だれも申しておりません。

きのうも書いたけど、どっちかというと政権寄りの読者が多い「読売新聞の世論調査」でも以下の通りなのだ。

「憲法9条に自衛隊の存在を明記する条文を追加する安倍首相の考え」に「反対」41%に対し「賛成」は34%なのだ。

そんなこんなですから、改憲論議なんぞムチャクチャな話。

バッカじゃなかろかサンバなのだ。

第一「比例で自民党に投票したのは全有権者のたった17%前後」に過ぎない。

しかも今回の投票率は50%を切っておる。

70%とか80%の投票率があって、自民党への投票が有権者の50%を超えて、議席が67から77にでも増えたというのなら、それこそ「国民の審判」でしょう。

えばって「『少なくとも議論をおこなうべきだ』、これが国民の審判だ」と言ってもよろしい。

これならそれも許す。

ですが、結果は10議席減らしたわけですから「国民の審判」は「安倍改憲にNO」ってこと。

だから〝狂気の沙汰〟とおぢは申しておる、とち狂っては困りますワン。

しかも考えてみてくださいな。

「イージス・アショア」で注目された秋田選挙区は、野党候補が勝利しておるのよ。

「♪あつもり、ハタハタ」の秋田県民は「イージス・アショアにNO」ってそれこそ審判を下したのだワン。

ジャーナリストの横山一さんがいうように「イージス艦を秋田沖に停泊させればいい」だけのことなのだ。

6000億円かけて「ハワイとグアム」を守る「イージス・アショア」は不要だと秋田県民は判断したのです。

「勝った、勝った」など、バカも休み休みにしていただきたい。

各種世論調査で、不支持の理由のトップは「安倍総理の人柄が信用できない」だったけど、国民はちゃんと見抜いておる。

ですが、人のいいおぢもさすがにプンプンしておる2019年7月23日の朝でござる。