おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

世界中が哀悼する「京アニ」は凄い会社だった!

2019年07月22日 | Weblog

Eテレ朝のラジオ体操が終わった午前6時35分です。

晴れております。

ですが夜には雨だそうな。

最高気温は23度の予想ですから、日中は爽やかな一日となるのでしょう。

さて、参院選挙です。

改憲勢力が3分の2を維持できなかったのは、ひとまずよかった。

憲法改正は一歩後退となったわけで、ホッといたします。

安倍さんは何をとち狂ったか、憲法改正に躍起で、早くも野党の切り崩しだそうです。

ですが各種世論調査、中でも読売の世論調査でもこうだ。

「憲法9条に自衛隊の存在を明記する条文を追加する安倍首相の考え」に「反対」41%に対し「賛成」は34%なのだ。

いやはやです。

10議席減らしたとしても、とにもかくにも自民党は過半数を確保した。

とはいえ、「自民党の大勝利、勝った、勝った!!」と大騒ぎするのは少し変だ。

投票率50%割れの低投票率と野党共闘の足並みの乱れが原因で、「過半数を維持するに止まった」というのが正しい。

結果、ほぼほぼ予想通りの残念なことになりました。

北海道選挙区は、3人目が自民党で、結果2議席を許した。

共産と国民民主が候補者を一本化すれば、票数からいって、勝てた選挙でもありました。

イージス・アショアで注目された秋田選挙区は、野党候補が勝利した。

おぢが期待した「れいわ新選組」は残念ながら2議席に止まった。

ではありますが、政党要件を満たしたそうで、これからマスコミへの露出が格段に増える。

さらに、筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者と重度障害者が当選した意義は大きい。

国会も、あれこれ対策しなきゃならんわけで、それだけでも意味も意義もある。

「れいわ新選組」が台風の目となって、政治をかき乱すことも考えられる。

そんなこんなではありますが、10月には消費税が10%になるのでしょう。

ニッポン経済がさらに落ち込む危険があるわけで、一体全体どうなることか、不安でござる。

話は変わりますが、

「京都アニメーション(京アニ)」の放火事件が、世界的な注目を集めていたというので驚いた。

そもそも、おぢは京アニって名前すら知りませんでしたけど、アニメ界では世界的なチョー有名企業だった。

ロシアでは280人がコスプレして黙とうをささげたという。

アメリカではアニメの配給会社「センタイ・フイルムワークス」がクラウドファンディングで募金を呼びかけ、すでに1億円以上の義援金が集まったとか。

アップルのCEOも哀悼の意を示しておるというから、「京アニ」を知らないおぢの方が、よっぽど認識不足だったってことらしい。

米業界誌ハリウッド・リポーター(電子版)は特集記事を掲載。

ほかのアニメ制作会社と比較し、女性の監督や作家が多く、「けいおん!」などの女子高校生が主役の作品が生まれたと功績を紹介したそうだ。

しかも「同社はアニメーターを正社員として採用して待遇を改善し、時間をかけて制作していた」と、とても働きやすい、いい会社だったことがうかがえるのだ。

そういう意味では、優秀な多くの人材を失ったとんでもない放火事件だった。

あらためて被害者とそのご家族にお悔やみを申し上げる、選挙明けのおぢなのでした。