nikkurei社長のひとこと**ケアマネは希望の星だ**

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アセスメントによっては会議がやり直しになる

2009-10-17 14:17:15 | ケアマネジメント
基本的な情報の確認から始める担当者会議では。



ケアマネ「○○さんのことでケアプランのことを決めたいと思います。まず○○さんのおトイレが心配ということで住宅改修の手すりと立ち上がりができるように介護用ベッドで準備したいと思っています。それとご本人のお風呂をということで隔週で月2回ですがディの利用を計画しています」

ディ「手すりだけで大丈夫ですか、この書類には何にも書いてありませんが転ぶことの恐れとかはないのですか」

ケアマネ「それはないと思います」

家族「でも心配は心配よね」

お客様「大丈夫だよ、気をつけるからさ」

ディ「夜なんかおトイレで起きることなんかありませんか」

お客様「最近は大体1回ぐらいから起きるよ」

ケアマネ「そうですか、夜間おトイレで起きるんですか」(余計なことをいう人だな)

お客様「でも大丈夫だよ、なにとかなっているから」

家族「でも心配ですよ、夜なんかに転ばれたら気がつかないかもしれないし」

ケアマネ「そうですね、どうしましょ」

住改「夜間にどうしても起きられるようでしたら、暗い中移動するのが心配でしょう。できれば人がいると明かりがつく器具なんかもありますが」

ケアマネ「でも、それって介護保険の住改じゃできないですよね」(まったく余計な事ばかり、保険が利かないじゃない)

家族「それどのくらいでできるのですか」

住改「取りつける個数にもよりますが器具自体それほどの価格じゃありません。工事も取り換えるだけですから」

家族「だったらお願いしたほうがいいわね」

お客様「でも大丈夫だって」

ケアマネ「どうなさいます」(本人の意向を汲んだプランなのに、まったく)

家族「やはりお願いします」



アセスメントのやり直しが始まっちゃいました。

この調子だと会議はなかなか終わらないですね。



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