心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

パニック障害2

2011年01月27日 | 心理カウンセリング


パニック障害で悩んでいる人は、
閉鎖的空間に身を置いたり、
また、近づくだけで身体が反応するようになります。

その時の身体反応が強烈なことから強い恐れと不安を感じることで、
いつしか『電車、エレベーター、美容院等』=【身体反応】
となってしまっていることがあります。

そうである場合、それらを直接恐れるようになります。
そして、それらを怖がらないようになりたいと望んだりしますが、
そのまま取り組んでも問題はまず解決することはありません。

何故なら、
『電車、エレベーター、美容院等』=【身体反応】の二つの関係は、
『頭を壁に強く打ちつける。』=【酷い痛み】と同じではありません。

心が訴えていることは、
電車が怖いものだと伝えて来ているのではなく、
閉鎖的空間が怖いと伝えて来ています。

その人にとっての閉鎖的空間は、
その場から自分の身を自由に離脱できない空間であるのか、
もっと自由な自分でありたいと言う思いなのか、
自分が定めた何かの制限を犯してしまう危険を感じているからなのか、

その意味を探り解決していくことになります。

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