

ユーロ2012、下馬評通りのスペイン優勝!
これで、前回大会のユーロ、W杯、今回のユーロと三連覇達成です。
イタリアとの決勝戦は、
開いた口がふさがらないと言うか、
何一つ言葉が無いと言うか、
アイドリングでエンジンが温まったスペインサッカーは
もう手がつけられません。
その昔、西ドイツとオランダのW杯から私のサッカー視聴歴が始まりましたが、
今まで、これは強いわと感じるチームとか、
この選手はやばいと感じることはありましたが、
今のスペインのサッカーのように、
強さと華麗さを備えたチームは無かったように思います。
今のサッカーのルールでの究極チームではないでしょうか。
このサッカーは、もう芸術の域です。
全員のボールタッチ、ボールコントロール、キックの精度は
けた外れに素晴らしいですし、
選手全員が一つの生き物のように連動する。
スペインのパス回しを見ていると、
他のチームはサッカ―のルールでパスを回し、
スペインだけがバスケのルールでパスを回しているかのような感じ。
ワクワクする。堪らなく面白い。身震いがする。
この詰将棋のような理詰めの戦術の理論を研究し理解し、
真似ようとしても、選ばれ士選手全員がそれを具現化出来るレベルに達していなければ
どうにもなりません。
はたして、スペインは、
このようなサッカーをいつまで続けることが出来るのだろうかと、
続ける限り、3回に2回はユーロ、W杯と優勝するに違いありません。
もっと見たい、まだまだ見たい。
そんなスペインサッカーを早くブラジルW杯でも見たいものです。
ただし、精密機械のようなサッカ―ですから、
歯車が一つ狂えば、レベルの高いブラジルW杯欧州予選での
まさかまさかの敗退もあり得ます。
今のスペインが出場していないW杯何て嫌だ。
そんなことになると、それはもう、
レバ刺し、ユッケが食べられなくなった焼き肉のような感じ、
ゆずのコンサートに行った時に、
北川悠仁さんか岩沢厚治さんが一人しか居なかった感じ、
クイーンにマーキュリーがいなくなった時の感じだと
世界中のサッカ―ファンは、そう感じるでしょう。
そのための一番大きなカギは、イニエスタ選手。
そして、これからも長くスペインが芸術のサッカ―を続けるためには、
イニエスタ選手が衰えた時に、代わりが務まる選手が出てくるかどうか。
我が日本代表にも、代えがきかない遠藤選手がいますが、
遠藤選手に変わる選手は出てくるのでしょうが、
イニエスタ選手ほどになると、スペインと言えどもそう簡単ではないはずなのですが、
やっぱり、出てくるのかなあ。
ユーロ決勝をみて、興奮さめやらぬままに書きなぐりました。
それとです。
もしかすると、来年、日本代表がブラジルW杯のプレ大会のコンフェデレーションズカップで
組み合わせ次第で、スペイン代表と試合が出来るかもと今からワクワクしています。
催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計