
昨日のオリンピック男子サッカー日本代表のスペイン戦での
攻撃陣の決定機の見事なはずしっぷりについて
私なりに考えてみました。
あのような決定機に決め切れず、
しかも、ゴールの枠にさえもいかないようなことは、
何も今回の代表に限らず、今までもあのようなシーンを何度も目にしてきました。
では何故、あのようなことが。。。
おそらく練習では、
決まらないにしてもゴールの枠には100%に近い位コントロール出来ているはずで、
ゆえに、あの距離を正確にコントロールする技術力の無さではないはず。
では何故なのか。
私の仕事上、日本人特有のメンタル?と言いたいところですが、
そうではなく、もしかしたらと思ったことがあります。
ゴルフというスポーツは、ボールスポーツの中で
一番遠くのターゲットに対してコントロールの正確さを競うスポーツです。
200ヤード先にゆらゆらとはためく旗をめがけてバシッ!とショットする。
この時、ボールを旗の方向に正確に運ぶには、
身体の向きは旗に向けるのではなく、右利きなら旗のちょっと左方向を向けます。
これは、身体が旗に向かって回転すると、
腕が旗に向かって回転せずに、その右側に向かって回転してしまい
ボールは旗に向かって飛ばなくなるからです。
それを、手元だけでコントロールすることは非常に難しく、
左にひっかけたり、右に押し出したりと、
方向性にばらつきが出やすくなります。
あのはずしっぷりを見ると、
それと同じようなことが起きているのではという疑い。
想いが強くなりすぎて、
その時、ボールを運びたい方向に身体全体を向け過ぎているのではないかです。
ゴルフほど身体とボールの距離は離れていませんが、
左足で蹴るにしても、右足で蹴るにしても
どちらも身体の中心からやや左と右に位置していますから、
身体は蹴りたい方向に対して、ボール一個か二個内側に向いている感じで
丁度良いのではないかと勝手に思ったりしているんですよね。
心を変える取り組みをする時も似たようなところがあって、
ネガティブな感情を扱いながらも、
本体は、解決した時のポジティブな感情を得ている自分に向いている。
的な感じ。これでは、随分と言葉足らずですよね。
でも、今日はここまで。
催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計