心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

はずしっぷり

2012年07月28日 | 雑感・愚見


昨日のオリンピック男子サッカー日本代表のスペイン戦での

攻撃陣の決定機の見事なはずしっぷりについて

私なりに考えてみました。



あのような決定機に決め切れず、

しかも、ゴールの枠にさえもいかないようなことは、

何も今回の代表に限らず、今までもあのようなシーンを何度も目にしてきました。



では何故、あのようなことが。。。

おそらく練習では、

決まらないにしてもゴールの枠には100%に近い位コントロール出来ているはずで、

ゆえに、あの距離を正確にコントロールする技術力の無さではないはず。

では何故なのか。



私の仕事上、日本人特有のメンタル?と言いたいところですが、

そうではなく、もしかしたらと思ったことがあります。



ゴルフというスポーツは、ボールスポーツの中で

一番遠くのターゲットに対してコントロールの正確さを競うスポーツです。

200ヤード先にゆらゆらとはためく旗をめがけてバシッ!とショットする。



この時、ボールを旗の方向に正確に運ぶには、

身体の向きは旗に向けるのではなく、右利きなら旗のちょっと左方向を向けます。

これは、身体が旗に向かって回転すると、

腕が旗に向かって回転せずに、その右側に向かって回転してしまい

ボールは旗に向かって飛ばなくなるからです。



それを、手元だけでコントロールすることは非常に難しく、

左にひっかけたり、右に押し出したりと、

方向性にばらつきが出やすくなります。



あのはずしっぷりを見ると、

それと同じようなことが起きているのではという疑い。

想いが強くなりすぎて、

その時、ボールを運びたい方向に身体全体を向け過ぎているのではないかです。



ゴルフほど身体とボールの距離は離れていませんが、

左足で蹴るにしても、右足で蹴るにしても

どちらも身体の中心からやや左と右に位置していますから、

身体は蹴りたい方向に対して、ボール一個か二個内側に向いている感じで

丁度良いのではないかと勝手に思ったりしているんですよね。



心を変える取り組みをする時も似たようなところがあって、

ネガティブな感情を扱いながらも、

本体は、解決した時のポジティブな感情を得ている自分に向いている。

的な感じ。これでは、随分と言葉足らずですよね。

でも、今日はここまで。


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