また、また京都に行ってきました。
若々しい頃は
近代的、未来的なものに心が惹きつけられましたが、
今は、日本の自然、文化的なものに
心が惹きつけられるようで
これも残りの寿命がそれほど長くないことを感じ取り
進歩、発展に関する未来のものよりも
今までの自分が歩いてきた道を
振り返えって確認したいのかもしれません。
それは夏休みの工作の宿題をがむしゃらに仕上げ
部屋に散らかった切れ端やハサミや鉛筆を
片付けはじめるようなものなのでしょうか。
いいや、ここは
そんな哀しげな気持ちからではなく
物質的な欲求を求めていたものから
精神的なものへと欲求が変化し、
人としての成熟度が増していると
結論しておきます。
さて、前回は銀閣、金閣、清水と
有名所を3つ訪れて時間切れとなったので
今回は、
最低でも世界遺産5つは回ろうと意気込んで
ちょっと早めの時間に出発。
京都駅に午前8時46分着、
そして、京都駅の近くの東寺を目指してスタートしました。
駅前の地図でみると
10分ほど歩けば到着するように思えたのですが、
ここまで結構な距離でして、
感覚的には20分以上は歩いた感じで
ようやく到着。
ここが東寺の正門だと思います。
東寺の重文「講堂」
東寺の国宝「金堂」
東寺の国宝「五重塔」
ここで何よりも迫力があり良かったのが
講堂と金堂の中にあった国宝や重文の仏像が
数多く安置されていて
その大きさや重厚感に見とれてしまいました。
こんな感じの重文や国宝の
大きな仏像が数多く安置されているのですが
写真撮影禁止のため
もらったパンフレットをスキャンした画像です。
写真をたんまりと撮り
仏像を見て心洗われて次への目的の寺「本願寺」に向かって
歩きでスタートです。
京都駅から東寺までと同様に、
東寺から本願寺までの距離は微妙で
タクシーは贅沢ですし、バスに乗るほどでもない距離。
道中の一休み
ちょっと迷ってしまったこともあり
感覚的ですが40分ほど歩いた感じで
ようやく本願寺に到着。
境内に脚を踏み入れた瞬間に
御影堂と阿弥陀堂の大きさと威厳さがドーンと。
本願寺はとにかく広い感じです。
御影堂と阿弥陀堂
ちょっと建物が大きいので
東寺の五重塔と同様、写真がうまく撮れていません。
「国宝」唐門
人が来ては去っての繰り返しの間隙を縫って
一人で写真に収まることができましたが、誰が写っているのか分かりません。
太鼓楼
「国宝」飛雲閣と滴翠園
すごく独特のデザインの建物です。
これを見るためには事前の予約がいるそうで、
それを知らなかった私は、事前予約の人たちに混じって
侵入してしまったようです。
ありがたいお言葉
本願寺を堪能した私たちは、
次の目的地、二条城へと向けて出発。
歩きでは1時間との情報を得たので
ここで初めてバスを利用して目的地へ。
じゃーん、二条城到着。
小学生の修学旅行以来の訪問です。
二条城の記憶は鴬張りの廊下の記憶だけが残っていたのですが
その昔、この目の前の部屋で
将軍と家来たちが座っていたことを想像した時の感じは、
大好きな芸能人のお部屋訪問しているのと似た感じでしょうか。
広大な敷地に広がる日本庭園の一部です。
くるっと順路に沿って広大な敷地に広がる
綺麗な庭園を見て歩いたのですが、
ちょっと広すぎた所為なのか問題発生。
二条城出口近くの休憩所でしばらくぶりに腰を下ろし
自動販売機でお茶を買って飲んだのが
ちょうど午後1時で4時間経過しています。
バスに乗っていた時間以外、(時間にして10分程度)
夏の日差しに似た光を浴びながら
約3時間半位、ご飯も食べずに歩いていたか、立っていたので
日頃の運動不足も祟ったのか、
昨夜は友人とつい語りすぎて睡眠時間ほぼ無し状態も加わり、
足腰が反乱を起こしたのです。
時間は、まだ昼の1時、
さらに回ろうと思えば回れる時間なのですが、
私の足と腰はそれを許してくれそうにありません。
京都は広い、世界遺産以外にも見所満載。
今までに一度も訪問したことがない場所多数あり。
このペースでは、一区切りつくまで
最低でもあと5、6回は来ることになるかもしれません。
私達は、
I'll be back
と言葉を残して京都を後にしました。
催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計