映像の中で
エアーホッケーロボが
勝負を挑んできた一人の少年を
木っ端微塵に粉砕し
少年は、えらく気分を害しています。
炎の体育会TVでこれとよく似たPKを防ぐ
ロボット・キーパーコージくんの場合、
コージくんが絶対に防ぐことができないコースと
対応できないスピードが設定されていて
人間が勝つ余地を残していました。
このエアーホッケー・ロボットは、
何でもチーターの動きがなまけものの動きに
見えるだけの映像処理能力を持っているようで
当然、それに合わせて動く能力を併せ持ち
しかも、
この映像は、防御モードの動きだそうで
これが攻撃モードに変わると
情け容赦がない攻撃が始まるようで、
人間が勝てる余地が全くありません。
このような場合は、
勝負をするのではなく
トレーニングをするつもりでやると
結果が同じでも気持ちが違ってきます。
ライオンとうさぎの戦い
奥さんと夫の戦いのような
一方に勝てる要素が一つもない戦いは
勝負とは言えずです。
例え、勝目が薄くとも勝てる余地があるなら
それは勝負になるし、やる気にもなる。
勝つ確率を上げるには、自分の実力を上げ、
そして、勝負の時を選ぶことですし、
また、海の中で戦えば、
ライオンは鮫に勝てないけれども
陸で戦えばライオンは鮫に勝てるように
自分に有利な勝負の場を選択することも
勝利の確率を上げることになります。
何よりも
勝ちを経験し、負けを経験するごとに
自分の実力が上がっていく。
勝ち負けの経験を増やすためには
勝ち負けの場に立った時の
ワクワクやドキドキを楽しめること。
コテンパンにやられる勝負も
気持ちよく楽しめたなら
将来の勝ちは確約されたようなものです。
催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計