心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

税金の使い方

2016年05月21日 | 雑感・愚見



アップすることを躊躇していたのですが、

都知事問題と不倫問題と水素水について

少しだけ。



今回は都知事問題について。



出てくるわ。出てくるわ。

で、

もう完全のアウトでしょう。



家族旅行も、回転ずしも、イタリアンでの食事も

仕事関係の人が1人でも絡んでいたから?(絡ませたら)

正当な税金の使い方になると言うかのような

ふざけた行動をしていたというイメージを

報道から受けてしまっていたので、



釈明会見では、

そのあたりをしっかりと説明するのだろうと

思っていました。



ところが、

生放送ではどの質問にも

精査と言う同じ言葉を繰り返し、


今回の記者会見では、

どの質問にも

第三者と言う同じ言葉だけを繰り返す。



説明は一切なし。

あったのは、

言い逃れ、良い訳、誤魔化し、

その場しのぎ、時間稼ぎ的な対応のみ。



非を認めての謝罪もなし。

謝罪したのは

世間を騒がしたことに対してのみ。



あれはもう

「私は、真っ黒です。」と

言っているのと何ら変わりないと

思わずにはいられません。



私は、2つのうちのどちらかだと思っていました。


「私は、ルール的にも法律的にも

何一つ問題がないので責められる所以はない。」

と強弁を張るか、


それまでの考え方が宜しくなかったことを認めて

謝罪するかのどちらか。


ところが、

よもやのどちらでもなく、

不祥事を起こした昔の政治家に流行した

都合よい言葉「記憶にありません。」のパターン。


言葉をそのまま使いにくかったのか、

精査や第三者に言葉だけを変えてきました。



これ、アウトの人がやる対応です。



まさかですが、

このノラリクラリが効を奏して

任期を全う出来たりして。。。



いや、それはないな。

だって任期を全う出来たら

上のような税金の拝借の仕方をしても問題がないとの

議会や都民からの判断が下されたのと同じようなものですから、

次の人は、堂々とやれることになってしまいます。


とてもじゃないけれども、

そうなるとは思えません。



この方、過去に確か、

「横領したような連中は、牢屋に入ってもらうことは

当たり前。」なんて

言葉に気持ちが乗っていない棒読みであったとしても

その誠実とか庶民派のアピールの影響で

一票を入れた人もいるかと思うのですが、



そんな人物像について

私は以前から懐疑的で、



それは、

自分の自宅を事務所として申請して

3年間で1600万円。

つまり政治資金を自分の財布に入れ替えているとの

報道があり、



これについては、おそらく

今の法律では何の問題も無いのだと思いますが、

庶民派、誠実な人であるならば、



自分の自宅を事務所として

使用できるような住居であるなら

それによって浮いた家賃分を

政策活動費に回すのが普通だと

私は思うのです。



ところがそうはせずに

自分が理想とする世の中づくりに資金を回すよりも

個人の利益、蓄財を優先しているのですから

とてもじゃありませんが

私の中では

誠実な政治家とか庶民派の人物像とは

合致するはずがなかったのです。



本来の人物像がどうであれ

構わないと思うのですが、

誠実な人、庶民派、知的な人のイメージで

選挙を戦い、

都民から信任を得たのですから



4年間の都知事の任期中は、

都民の多くの人に印象付けた人物像を

心の中で先頭に立たせて成り切り、

やり切ってもらいたかったものです。



でなければ

人が怒りを持つ時と言うのは、

「尊重(大切に)されていない。」「理解されていない。」

と感じる時が殆どで



尊重(大切)にされていないの中でも

裏切られた。騙された。嘘をつかれた。

都合よく利用された。

なんて感じた場合からくる反発(怒り)は、

トップクラスです。



間違いや失敗。能力の欠如や意欲の至らなさ。

低評価された。レッテル張り。



なんて時よりも

後々への悪影響が大きく、かつ

長引くことが普通で、



ですから、今回のことによって

本人が受ける報いは、

辞任したとしても、

それ以後も相当大変なことになるかと。





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