これ、何だと思いますか。
一見、焼きナスのようにも
見えますが。。。
実は、お好み焼きなのです。
海苔で巻いたお好み焼き。
テレビで神戸焼きと紹介されていたらしく
それを見た友人から
お誘いを受けて出発しました。
お店の名前は「ふじ」
JR神戸駅から北側に少し歩いたところにあります。
お誘いを受けた時には
お好み焼きを海苔巻にしたもの?
それで美味しくなるか?
何となく味も想像出来るし、
はは~ん。
正統派のお好みの味で勝負出来ないから
奇をてらっているだけだなと。
勝手に想像して
あまり海苔だけにノリ気になれなかったんですよね。
ところがぎっちょんちょん。
実物を食べてみると
あら不思議。
凄く美味しいとまでは言いませんが、
1プラス1が2で終わらずに
プラスαの化学変化が起きていて
何とも不思議な味。
なかなかの面白い味と言う感じ。
分厚く黒光りする
いかにも高そうな海苔が使われていることでなのか、
巻いた海苔がお好み焼きの熱や水分を含んで
びちゃびちゃ、ふにゃふにゃにならず
海苔の風味とパリパリ感が
失われないことで
お好み焼きとマッチしてしまっているんです。
テレビでは神戸焼きと紹介されていたようですが、
お店の方曰く発祥は京都とのこと。
なんでも舞妓さんが紅をしたままでも
食べられるようにと
生み出されたもので
歴史がある食べ物のようです。
それ以上に驚かされたのが、
海苔巻の隣に写っている
ちゃんぽん焼き。
お好みのサイズ的には
やや小ぶり感がありますが、
どうだと言わんばかりに存在感をアピールする
豚、貝、エビ、イカ、タコにすじが
お好み焼きの生地を
覆い隠すようにどっさり。
他のお客さんが注文していたイカ焼きを見ると
ぶっといイカが生地を覆いつくすように
隙間なく敷きつめられ、
豚焼きも豚肉が
生地を覆いつくすように
隙間なく敷き詰められていたのにびっくり。
値段的にもそう高い設定ではないので
利益率はどうなんだろうと余計な心配をしつつ、
少し食べたりないので
次は豚焼きにしようか、
スジ焼きにしようかと考えていると
お店の人が、お勧めとして
とん平焼きを提案してくる。
そう来たかと身構える。
何故って
私の知っている
とん平焼きとは
薄い豚バラ肉を1枚か2枚
鉄板で焼いたものを
卵焼きで巻いたもの。
それではお腹が満たされないし、
壁にかかるメニューには
豚焼き700円
とん平焼き900円。
他のものと比べて
とん平焼き、高すぎるううううう。
でもここは
少しでも儲けてもらおうと
私は、
とん平焼きとすじ焼きを追加注文。
友人は、
モダン焼きを追加注文。
少ししてとん平焼きが。。。
えっちょっと
これ、私の知っているとん平焼きと違~う。
薄い豚肉ではなく
ステーキやトンカツに出来そうな
ごっつい豚ロース肉に
キャベツと春菊が卵に巻かれて。。。
これに
ご飯とみそ汁を添えれば、
十分に定食が完成出来るほどのボリューム。
だから、だからの900円。
しかも一切れ口にほうばれば
油が甘く。肉の味がしっかりと。
良い豚肉であることは間違いありません。
おかげで腹加減の計算ミスをしてしまい
もう一つの追加注文のすじ焼きを食べ終えると
お腹が
ここ最近経験したことがなかったパンパン状態に。
友人と二人で
「食べ過ぎた。食べ過ぎた。」と
繰り返しながら帰路につくことに。
こうしてまた一つ。
私のお気に入りのお店に加わりました。
催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計