最悪の拷問と言うのは
殴ったり、蹴ったり、縛って吊るしたり
三角木馬に乗せたり、
ローソクをぽたぽたと垂らしたり、
ちょっと話が変な方向へと
行ってしまいましたが、
椅子等に身体を動けないように固定して
放置することだと
いつだったか聞いたことがあるのですが。。。
上手くいっているパターンがあって、
仮に、それを維持すれば
未来永劫の安定が約束されていたとしても
人っちゅうのは
困ったというか、面白いというか
そのパターンを
崩したいという欲求がメラメラと
燃え上がってくるものです。
人には耐性というか、馴れというか
その同じ状態に長く置かれたり、
たびたび同じことを経験したりすると
それが通常のこと(日常)として
認識されます。
すると、脳内の三大ホルモンの一つ
快感を得られるドーパミンが出にくくなります。
快感を得られない人生なんて
もはや半分死んでいるに等しいんじゃないかい?
で、
生きている実感とでも言いましょうか、
刺激を求めて日常の外側へと
手を伸ばしたい、
足を踏み入れたいの欲求が。。。
その刺激は、
タイミングや拍子というのか
時に、純粋に新鮮で面白く感じるものであったり、
時に、危なっかしいことであったりするのですが、
とにかく日常の外に出ると
不確かなことに近づいたり、触れたりするので
心身を守るための臨戦態勢を整えます。
この時に
脳の三大ホルモンの一つ、アドレナリンが出ます。
アドレナリンの別名は、
怒りのホルモンと呼ばれているそうで、
アドレナリンをドバドバ出すような
過度な興奮は、怒りを呼び起こします。
過去の体験から学んだ何かによって
自己肯定感が小さい人は、
自分を心を守るための城壁が十分でないため
アドレナリンをドバドバ出して
怒りに城壁の役割をさせます。
なのですが、
何せ過度な怒りですから、
その態度は、
周りの人から到底受け入れられず
そればかりか、大いに反感を買い
トラブル・メーカーの烙印を押される
危険性があります。
本人は、味方や仲間を強く求めていますが、
攻撃をされていないのに、
攻撃をされたと判断して嚙みつきますから
本人が求める仲間や味方を得るどころか、
逆に敵を増やしていきます。
ちょっと話を元に戻して
日常を成長と安定、
そして、
幸福感を感じられる場所とすると、
非日常へのちょっとした冒険をして
その日常の枠を広げることに繋がるような
刺激は良いとして、
非日常に足を踏み入れる場合は、
それで得られる刺激や興奮を求めてやまなくなり、
日常を破壊しまうようなものでないか
吟味をする必要があります。
ちなみにですが、
日常の会社員から脱サラをして
非日常の経営者側に足を踏み入れて
そこで成功すれば、
それまで非日常であったものが
成長と安定と幸福感をもたらす
新たな日常となるので
日常を破壊したとは言えません。
奥さんや彼女が意図して
頃合いの喧嘩を吹っかけるのも
非日常を求める気持からかもしれませんし、
祭りだ。祭りだ。祭りだ。豊年祭り~♬
とか、
酒が飲める、酒が飲める、酒が飲めるぞ~♬
なんて歌がありましたが、
これも非日常を上手に楽しもうの歌かもしれません。
いや、これは絶対にそうですね。
催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計