ちょっと有名な話で
どこで聞いたのか、読んだのかは
忘れてしまいましたが、
コップに入ったジュースを目の前に出されて
実は、このコップは、
猫が排尿したコップだけれども
今は、完全に綺麗に洗って殺菌もしているから
大丈夫だと聞かされても
そのコップを使って何かを飲むことに
多くの人が抵抗を感じてしまうのが普通です。
もちろん、
説明を受けてなければ心理抵抗は起きないでしょうし、
完全に綺麗に洗われ、殺菌までしているのですから、
事件が起きる前以上に
綺麗な状態になっているとも言えるので
わざわざ説明をする必要もないかも知れません。
日常でも言わなくても良いことを言って
相手の気分を凹ましてしまう人もいます。
「怒らないで聞いてほしいんだけど、
あのさあ、付き合う前に
君にプレゼントしたネックレスあるだろう。」
うん♬あれがきっかけで
なんか私達付き合うようになったね。
「そうだよね。お返しにって
君がご飯を誘ってくれて。」
うん♬
「あれさあ、実は、会社の同僚の女の子に
プレゼントしようとしたら
要らないって言われた物で、
捨てるのもどうかなと思って。。。」
この後、果たしてひと悶着あるのか、
取るに足らないこととして処理されるのか、
予測不能。
話を元に戻して
動画のような潔癖症的な方は、
もしかしたら猫があああ。と
自分で負のイメージを膨らませて
心理的抵抗を創り出しているに等しいことを
行っていると言えます。
本人にとって頭で想像したことは、
もはや事実と同等に近いものとなりますから
汚れが綺麗になっていようが、
もともと汚れなどなかったものであろうが、
真実は、脇に置かれている状態です。
あるいは、
その人が、何らかのことに対して
素直に反応してはならないと
押さえつけているものが
潔癖という別の形で現れているだけなのかもしれません。
まあ、周りの人達から見て
その人のそれが潔癖症だと
思われるようなものであろうとも
人それぞれですから問題はありませんが、
その人の日常生活に支障をきたしていたり、
周りに迷惑をかけるまでのものであるなら
改善に取り組む必要があります。