心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

潔癖症は

2016年12月22日 | 心理カウンセリング

 

 

ちょっと有名な話で

どこで聞いたのか、読んだのかは

忘れてしまいましたが、

 

コップに入ったジュースを目の前に出されて

実は、このコップは、

猫が排尿したコップだけれども

今は、完全に綺麗に洗って殺菌もしているから

大丈夫だと聞かされても

 

そのコップを使って何かを飲むことに

多くの人が抵抗を感じてしまうのが普通です。

 

もちろん、

説明を受けてなければ心理抵抗は起きないでしょうし、

完全に綺麗に洗われ、殺菌までしているのですから、

事件が起きる前以上に

綺麗な状態になっているとも言えるので

わざわざ説明をする必要もないかも知れません。

 

日常でも言わなくても良いことを言って

相手の気分を凹ましてしまう人もいます。

 

「怒らないで聞いてほしいんだけど、

あのさあ、付き合う前に

君にプレゼントしたネックレスあるだろう。」

 

うん♬あれがきっかけで

なんか私達付き合うようになったね。

 

「そうだよね。お返しにって

君がご飯を誘ってくれて。」

 

うん♬

 

「あれさあ、実は、会社の同僚の女の子に

プレゼントしようとしたら

要らないって言われた物で、

捨てるのもどうかなと思って。。。」

 

この後、果たしてひと悶着あるのか、

取るに足らないこととして処理されるのか、

予測不能。

 

 

話を元に戻して

動画のような潔癖症的な方は、

もしかしたら猫があああ。と

自分で負のイメージを膨らませて

心理的抵抗を創り出しているに等しいことを

行っていると言えます。

 

本人にとって頭で想像したことは、

もはや事実と同等に近いものとなりますから

汚れが綺麗になっていようが、

もともと汚れなどなかったものであろうが、

真実は、脇に置かれている状態です。

 

あるいは、

その人が、何らかのことに対して

素直に反応してはならないと

押さえつけているものが

潔癖という別の形で現れているだけなのかもしれません。

 

まあ、周りの人達から見て

その人のそれが潔癖症だと

思われるようなものであろうとも

人それぞれですから問題はありませんが、

その人の日常生活に支障をきたしていたり、

周りに迷惑をかけるまでのものであるなら

改善に取り組む必要があります。

 

 

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