この前、立ち食いうどん屋さんで、
私の後に食券を出した初老の男性が、
自分が注文したうどんが出てくるのが遅いと激切れしていたんですが、
あれにはビックリしました。
仮に初老の男性の言うように遅いとしても
数十秒の違いでしかないはずですが、
立ち食いうどん屋さんの従業員は、
F1レースのタイヤ交換作業員かよと思いましたね。
血糖値が低下する関係なのか、
それとも空腹時に低下すると言われている
「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンの影響なのか、
普段はそうでもないけれども、
空腹になると、あからさまに機嫌が悪くなる人がいますよね。
だからと言って、その機嫌の悪さは自己責任であって
当たり散らされた方は、たまったものじゃありません。
それとは意味合いが違うと思うのですが、
食べ物関連でちょとしたトラブルが起きたりするようです。
大概のものより三度の飯の方が好きな私ですが、
金額に見合う量では無かったとか、
そこまでの味ではなかった時にがっかりする位で、
フルスロットルで過去の記憶を探ってみても、
お店に怒りを感じたり、誰かと喧嘩になった記憶が
見つからないんですよね。
鍋を囲んだ時に誰かが直箸をしても
気にする人の気持ちは理解できますが、
私は、全く気にはなりませんし、
遊びに来ていた友人が帰った後で、
冷凍庫に多量にストックしてあったアイスが食べられて
跡形もなく綺麗に消え去っていても
びっくりするだけで全くといって腹は立たず、
誰かが断りなくお皿に盛られた全部の唐揚げに
レモンをかけても気にならないし、
ソースをかけたとしても気にならないと思うんです。
全員分の料理が盛られた一皿から
誰かが2,3人分取り込んでも腹を立てるようなことでもなく、
何か一つ位は有っても良いと思うのですが
記憶を懸命に探っても見つからない。
昔、年貢の取り立てがきつすぎて、
「わしら農民は生きていけん!」と一揆が起きたりしましたが、
一揆と同じ状況になるとさすがにと思いますが、
あれは腹を立てるレベルを超えているかと思います。
食欲は三大欲求の一つなので、
その強い欲求が阻害されることでトラブルが起きるのも
自然なことのように思いますが、
食事が関係して勃発した小さなトラブルから始まって、
殴り合いとか人間関係が終わってしまうような
大きなトラブルにまで発展してしまうのは。。。
2018年にインド北部で行われた結婚式で、
出された料理が少なかったことが原因で大乱闘が勃発して
披露宴が無茶苦茶になったそうです。
熱い!君ら熱すぎるぜよ!