心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

誰だ!

2022年04月23日 | 雑感・愚見

 

1960年 東京・葛飾で民家に忍び込んだ

泥棒の22歳の男が、出くわした家人に

「誰だ!」と怒鳴られ思わず本名を答えてしまった。

 

そのため逃走後、間もなく逮捕されました。

 

 

泥棒が家人に誰だ!と言われて

本名を名乗るってなかなかないですよね。

せめて『変なおじさんです。』と言う所ですね。

 

条件反射的に本名を名乗ってしまったのでしょうけど、

日常であるなら分かりますが、

自分のことを隠そう隠そうとする心理状態の時に

本名を言いますかね。

 

泥棒に名乗られた家人は、え?

名乗った泥棒も え?

自分がとんでもない大失敗をしでかしたことに

気が付いて一目散に逃走ですか。

 

家人の人も聞いた名前を警察には伝えたでしょうけど

まさか本名だとは思わなかったでしょうね。

 

「お前、架空請求詐欺だな!」

「お前、オレオレ詐欺だな!」

「はい。その通りです。」的な感じですから

コントの様なやり取りですよね。

 

まあ犯人の男は、泥棒行為に慣れておらず、

家人と出くわすなんて想定外のことが起きて

パニック状態になっていたのかな。

 

それとも全くの逆で

泥棒行為に慣れ過ぎて気が緩み過ぎていて

誰だ!に条件反射が起きたのかも知れませんが。

 

詐欺師や悪者は、ターゲットを

びっくりさせたり、不安を煽ったり、恐怖を与えたりして

思考停止・休止状態を作りその隙をついて

自分達の思う方向へとターゲットの気持ちを向けます。

 

また日常に繰り返されるパターンや

日常のありふれた流れに似た流れで

思考停止・休止する状況を演出して仕掛けます。

 

思考停止・休止を招く

気の緩みは注意が必要ではありますが、

人間の集中できる時間は、

通常の場合90分と言われていたりするので

集中し続けることは難しいんですよね。

 

怪しい電話のビジネスの誘いとか

営業電話などでお金の話が出たら

まず怪しいと疑う癖を

付けておくのも良いかも知れません。

 

 

 

催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計


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