現在、エジプトの離婚率が急激に増加しているそうで、
それを何とかして食い止めようと
政府の肝いりでエジプト大学で大学生に適切なパートナーを選ぶ方法や
結婚生活への対処法に関する授業を行っているのだそうです。
やらないよりは、やった方が良いのだと思いますが、
恋愛は、頭でするものではなくてフィーリングや
気持ちや感情でするものだと思っているので、
幾ら理性的に合理的にパートナーをチョイスする知識を身に付けても、
それらの理性を感情は簡単に吹き飛ばしてしまうだけの
パワーを持っているので成果としては、どうなんでしょうか。
ただロマンもドラマ性もあったものではありませんが、
恋愛とは違い結婚は、打算や計算といった
知性でも出来るもののようですから
結婚については案外と成果はあがるかもしれません。
また最初に愛する気持ちがそこまで無くても、
二人で生活をするうちに二人の間に愛情が芽生えて
幸せな夫婦となる人達も少なくありません。
経済的な面に関しても
自分の妻に良い暮らしをさせてあげられないのは、
甲斐性なしの男だのような雰囲気が
世間に広がっているようにも感じますが、
その昔、まだ日本の庶民全体が豊かではなかった頃、
「一人口は食えぬが二人口は食える。」なんて言われて、
経済的に余裕があるから結婚をするのではなくて、
経済的に余裕を持つために結婚をするなんて価値観がある時代は、
随分と昔のように思えて悲しく感じます。
離婚間際のカップルの場合によくみられるのは、
相手に求める要求が増え、
それに応えない相手を強く責めるパターンが
多くなっていることが多いように思います。
なので、長く互いに相手を思い遣り、
互いに相手に与えることが多いことが
末永くお幸せ過ごすコツなのではと思ったりしています。