1997年 アメリカのフロリダ州の銀行に
男が爆弾をチラつかせながら窓口の女性に
「金を用意しろ!」と指示。
男が1,500ドルを受け取った瞬間に
駆け付けた警察に逮捕されたのですが
犯人の男が爆弾だと言って行員を脅かしていたのは、
トイレットペーパーの芯だった。
さすがにトイレットペーパーの芯そのままで
行員を脅していたとは思えないので
ダイナマイトに似せるために
テープを巻いたり導火線を付けたりと
何らかの工作していたのでしょう。
どうせトイレットペーパーの芯を工作するのなら
ダイナマイト的なものじゃなくて………
割と簡単に銃を手に入れられる国であるのに
銃器を用いなかったのは、まかり間違っても
人を傷つけないようにとの想いだったと思いたいところです。
しかしこれ
本物の爆弾を所有している強盗相手に渡したのが
強盗を小馬鹿にするかのような1,500ドルとなると
プッツンした強盗が爆弾を破裂させたら
どうすんのって思ったりもするけれど、
行員一人の判断ではなくて
銀行強盗への対策マニュアルがあるんでしょうね。
貧すれば鈍するという言葉があるように
生活に余裕がなくなると理性的に物事が考えられなくなり、
汚く、浅ましい考え方や行動をしてしまうのは
人間の心理として特異な事ではないと考えた場合、
アメリカでの凶悪犯罪の発生率を見ると
アメリカ国内の構造が何となく見えたりして。
アメリカの軍事費は、
日本の国家予算と同じ金額であることからも
凄まじい資金を持つ国であることが分かりますが、
その資金は税金、その税金は国民から徴収したもの、
だったら多くの国民も豊かな生活を送っていても
良いはずとなるのですが凶悪犯罪が頻発しているのが現実。
となると一部の人達に莫大な富が集中していて
貧して鈍している国民の比率が日本より高いのかもと
考えることが出来るように思います。
多くの外国人の観光客らから
人を尊重し思い遣る素晴らしい国民性で
日本のような国は唯一の国だと言ってもらえるのは
有難いし誇りに思えるところではあります。
そのような国民性は、長年に渡って積み重ねられた結果ですし、
過去の日本の政治家らが政策を積み重ねてきた賜物だと思うのです。
しかし、国民の所得は何十年も上がらず、
税金だけが上がる現在の流れが続くと
貧すれば鈍する人が増えてきてもおかしくありません。
真面目な人達を食い物にする人達が
ちらほらと増えてきているようにも感じられもしますし、
それに輪をかけて不良外国人が好き勝手にやって
どういう訳か不起訴処分が多発しているようにも
感じられたりもします。
今の日本の政府は、日本社会をどうしたいのだろう。
不安と疑いと怒りに満ちた社会にしたいかのように
疑いたくもなります。
まだまだ日本には素晴らしい人達が多くいます。
まだまだ軌道修正は十分間に合うと信じています。
我慢強さと誇りを失わない人が
おにぎりを食べたいと死んでいくような世界に
日本をしてはならないと思う次第です。