心の扉 神戸カウンセリング花時計

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世界遺産 仁和寺Ⅰ

2021年04月18日 | 名所めぐり(京都)

 

荒電 御室駅

 

荒電『御室駅』は、

世界遺産の仁和寺の最寄り駅。

 

 

 

真言宗御室派 総本山 

仁和寺 二王門【重要文化財】

 

江戸初期に徳川家光の寄進により再建された

京都三大門の一つ仁和寺の『二王門』

 

仁和寺には、本格的に名所巡りを始めた頃に

友人と共に参観に訪れて以来の

8年ぶりの2回目の拝観となります。

 

 

 

 

仁和寺は、門跡寺院の中でも最高位の寺院です。

 

宇多天皇が897年に譲位し、

899年に仁和寺第一世宇多法皇となって以降、

皇室出身者が代々住職を務めました。

 

第二次世界大戦後、昭和天皇に落飾してもらい

仁和寺門跡とする計画があったという話もあるようですが

それを確認できるものは残っていないので

実際の話か噂話でしかないのか分かりません。

 

仁和寺は、そんな話が出る程のお寺なんですよね。

 

 

 

仁和寺 仁王像 阿形

 

最高位の門跡寺院『仁和寺』も

室町時代の応仁の乱の戦火に見舞われ

伽藍の殆どが焼失しました。

 

 

 

仁和寺 仁王像 吽形

 

寛永11年(1635)に第21世覚深法親王が

上洛していた徳川家光に仁和寺再興を申し入れ

承諾されたことで再興事業が始まります。

 

 

 

 

慶長度の御所造替えも重なり、

御所から紫宸殿(現・金堂)、清涼殿(現・御影堂)等

多くの建造物が下賜され

正保3年(1646)に伽藍の再建が完了します。

 

 

 

 

世界遺産の仁和寺境内の『御室桜』と呼ばれる

樹高が低い約200本の桜の木は、

市中の桜が散り始めた頃に咲き始める遅咲きの桜で

京都の桜の季節の最後を飾ります。

 

中門を通り抜けて直ぐの所には、

国の名勝に指定されている御室桜林があり、

桜林に設けられた園路からの景観は

特に素晴らしいものがあります。

 

今回、あえて国指定名勝の御室桜の

散り始めの時期を選んで仁和寺を訪れたのは、

江戸時代に仁和寺で栽培されたのが始まり

緑色の桜『御衣黄』を観賞するためです。

 

 

 

仁和寺 御衣黄

 

御衣黄は、ソメイヨシノより開花が遅く

例年の開花時期のピークは、4月中旬~5月下旬。

 

 

 

 

生まれて初めて見る緑色の桜の花。

枝には蕾が多くあったので

御衣黄は、七分咲き位なのかも知れません。

 

 

 

 

だとしても十分に満足できる開花状態です。

 

平安時代の春を表現する貴族の衣装の伝統色の

萌黄色に似ていることから御衣黄と名付けられていて

仁和寺から東方向に御衣黄を拝める場所が

連なるようにある4ヶ所を訪れる計画です。

 

 

 

勅使門と御室桜

 

 

 

 

 

 

天皇皇后両陛下行幸行啓記念樹と勅使門

 

一般的な桜と比べると

御衣黄は一つの枝に咲く花弁の数が少なく

花弁に紛れて枝葉も目立つので

花弁の艶やかな色の割に地味な印象です。

 

一般的な桜の満開期間があっさりと終わるように

神様は、少しの足らずを好むようです。

 

 

 

仁和寺 和食処『梵』

 

時刻は午前11時過ぎ。

一番の目的が成就して気が緩んだのか、

お腹の虫が騒ぎが治まらず、

境内の和食処『梵』で昼食休憩。

 

 

 

ゆば丼

 

和食処『梵』のゆば丼、美味かったあ。

 

御飯の上に敷き詰められたゆば、

程よい太さの牛蒡のかき揚げが2個、

そのままでも美味しい餡が

ワサビで味変、梅干しで味変。

 

もう一品、何かが欲しいところですが

ここは少しの足らずを楽しむことにして

仁和寺の拝観を再び開始します。

 

 

 

金剛華菩薩像(花の仏さま)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

仁和寺 境内参道の御室桜

 

 

 

 

 

 

仁和寺 中門【重要文化財】

 

中門を通り抜けた西側にある

国指定名勝『御室桜園』の観賞は今回が初めて。

 

満開の時期が過ぎているので

どれだけの花弁が残ってくれているのか

ちょっとドキドキしますが、

お目当ての御衣黄が鑑賞出来たので

どうであれ笑顔で受け入れ可能状態です。

 

 

 

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