ボクシングWBA・WBC世界Sバンタム級の
王座統一戦が日本時間16日に行われ
WBC王者のルイス・ネリ選手が
WBA世界Sバンタム級王者のフィゲロア選手に
7回TKOで敗れました。
ネリ選手は、
神の左と称された山中慎介選手との
二度のバンタム級タイトルマッチにおいて
薬物違反&体重超過で
タイトルマッチを無茶苦茶にしたので
日本のボクシングファンは、
ネリ憎しとなっても致し方ありませんね。
バンタム級時代のネリ選手は、
身体の強さで対戦相手を押し潰すように
勝利を重ねていましたが
1クラス上のSバンタム級でも
同じような勝ち方が出来るのかどうか
注目されていました。
今回の統一戦のハイライトを見る限り
同じような戦い方をするフィゲロア選手と
正面衝突のような戦い方をして
押し潰すことが出来ず、体力が削られていき、
逆に押し潰された感がありました。
度重なる多重超過によってバンタム級に留まることが
世界ボクシング協会から許されなくなり
1クラス上のSバンタム級に上げることになったのですが
今回の試合を見る限り、同じ戦い方では
Sバンタム級ではバンタム級時代のように
無双することができなさそうです。
井上尚弥選手がSバンタム級に上げた時に
ネリをぶっ飛ばして欲しい気持ちと
まともな試合が開催できるのか分からないような
ネリ選手に関わって欲しくない
二つの気持ちがありましたが、
今回の敗戦でネリ選手と井上尚弥選手との試合は、
まともな試合となるのかどうかのリスクに加えて
ネリと試合するメリットすら無くなってしまったので
必然的に私の中の関わって欲しくない気持ちが
大喜びしています。
さて6月には、
垂涎の試合が数試合あるようなので
私達ボクシングファンは、
大いに楽しんでいきましょう。