心の扉 神戸カウンセリング花時計

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足利氏菩提寺 等持院Ⅰ

2021年04月23日 | 名所めぐり(京都)

 

仁和寺の拝観を終えて向かったのは、

仁和寺からほど近い足利氏の菩提寺『等持院』

 

等持院のお楽しみは、

京都市から名勝に指定された庭園

足利歴代の室町幕府の将軍像(木像)

足利尊氏の墓所の観賞です。

 

 

 

等持院 総門

 

ちょっと混乱しそうになりますが

等持院は、等持の塔頭だったようで

応仁の乱で等持が焼失し

等持は、等持院に吸収合併となりました。

 

『等持院 お前もかあああああ。』

 

京都のありとあらゆる寺院が

応仁の乱の被害に見舞われていますね。

 

 

 

等持院 鐘楼

 

1341年 足利尊氏が天竜寺の夢窓国師を

開山に迎えて衣笠山の南麓に創建しました。

 

等持院の名称は、足利尊氏氏の戒名

等持院殿 仁山 妙義 大居士から。

 

 

 

等持院 山門

 

室町時代を築いた足利氏の菩提寺

等持院の山門の前にようやく立ちます。

 

 

 

 

 

 

等持院 庫裡 拝観入り口

 

 

 

 

庫裡内から山門を眺めます。

 

 

 

庫裡 天井

 

吹き抜けの庫裡の天井。

元々の日本の建物には天井がなく

天井を張る文化が普及したのは室町時代以降。

 

 

 

庫裡 拝観受付

 

 

 

書院、方丈を結ぶ廊下

 

 

 

祖師像(達磨大師)

 

京都嵐山の世界遺産の天竜寺の庫裡にも

同じような画があったなあと思ったら

天龍寺派 元管長 関牧翁老師筆となっていました。

 

 

 

方丈 南庭

 

等持院方丈の南側の枯山水庭園。

方丈の縁側に腰を下ろして

手入れが行き届いた綺麗な庭園を眺めます。

 

 

 

方丈と枯山水庭園

 

 

 

方丈南庭と勅使門

 

 

 

霊光殿

 

霊光殿には、足利歴代の将軍像と

徳川家康公の像が共に安置されています。

 

 

 

 

霊光殿内の正面奥には、

足利尊氏公が念持仏として信仰していた利運地蔵尊と

その左右に達磨大師と夢窓国師が安置されています。

 

三尊像の手前の左右の壁面には、

足利歴代の将軍像と徳川家康公の

立派な像が安置されています。

 

 

 

霊光殿内部(等持院ホームページより)

 

歴代の足利将軍の木像は、

江戸時代に順次作成されたものらしいのですが、

5代将軍の義量14代将軍の義栄の像がありません。

 

そのことについて等持院の方に尋ねたところ

はっきりとした理由は分かっていないようでした。

 

将軍在位2年の19歳で亡くなった

大酒呑みの義量

将軍在位半年の義栄といった所が

関係しているのかも知れません。

 

 

 

等持院 西庭園

 

西庭園(方丈北庭)は、芙蓉池を中心とする庭園

高台にある茶室『清漣亭』は、足利正義が建てたものを

江戸時代初期に再建したものです。

 

 

 

 

蓮の花を形どった西庭は、

寒の頃から春先にかけて咲き始める有楽椿

初夏のサツキ、七月頃からのクチナシの花

初秋の芙蓉の花等の花々に彩られます。

 

 

 

等持院 書院

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お茶を頂きながら西庭を観賞した後は、

書院から庭に降りて

西庭、東庭を歩いて観賞します。

 

 

 

 

閉門の時間が近づき

緑色の庭園が少し赤みを帯びます。

 

 

 

 

 

 

芙蓉池

 

芙蓉池に棲む鯉は、無茶苦茶元気でした。

 

水面から魚体全部が出るほど

真上に高く飛び跳ねていました。しかも3度も。

ここまで元気に飛び跳ねる鯉を観のは初めてかも。

 

空中の羽虫を食べようとしていたのか

鯉だけに私に一目惚れをしたのかな?

あの鯉にキスしたら

煙と共に美女が現れたかも。

 

 

 

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