心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

催眠療法の結果

2022年07月02日 | 催眠療法

 

日刊ゲンダイDIGITALの記事

毎日30缶のペプシを飲み続けていた

イギリス男性が催眠療法を受けたところ

1回のセッションだけで

ペプシ中毒が治癒したとありました。

 

 

アンディー・カリーさん(フェイスブックより)

 

イギリスのウエールズに住む

41歳のアンディー・カリーさんは、

20歳の頃からペプシの味に見せられてから

20年以上も毎日約30缶飲んでいたペプシを

体調の不調もあって止める決心をして

催眠療法を受けることに。

 

セラピストが40分かけて催眠状態に誘導して

もうペプシは、飲みたくありません。

と無意識に暗示を植え付けていくと

1回のセッションだけでペプシ中毒とも言える

嗜好が改善したとのこと。

 

この記事の内容が本当だとしたら

とてもうまく催眠暗示を提供したことになり

これは決して簡単なことではありません。

 

私も過去に何度か一度のセッションで

問題が解決したとの報告を受けたこともありますが

同じ問題に同じ取り組みをしたとしても

必ずしも同じ結果とはなりません。

 

相談者に催眠暗示を施して、

その場であるとか、数日間とか、

個人差はありますが数週間なら

上の様な結果を得ることは

そこまで難しいことではありませんが、

 

1回のセッションだけで長く施療効果が続くとなると

簡単なことではないんですよね。

 

上の方の意識が本当に望んでいても

深いレベルの意識に存在する

長年の自分の慣習を維持しようとする気持ちが

元の状態に戻そうと働くことが多くあります。

 

催眠療法では、元の自分に戻ったとしても

上の意識に根気よく同じアプローチを続ける人もいれば、

元の自分に生き戻した力について分析して

その都度、アプローチの修正、改善をしながら

施療を進めていく人もいます。

 

テレビの番組で魔法の様に変化する被験者のように

実際の施療でも同じように成果を上げるには、

本人の本気度、本人の理解力、本人のイメージ力、

そして、

催眠を施行する人の技術力と相性等、

色々な条件が揃ったのかなと思うんですよね。

 

ただ1回のセッションのみで

被験者が満足する結果を得られるという

条件の縛りがなくなると

様々なアプローチが出来ることになるので

結果を得てもらえる確率も上がってくるのは

言うまでもありません。

 

 

 

催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計



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