心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

虫嫌い・恐怖

2020年10月23日 | 雑感・愚見

2004年 蜘蛛が身震いがするほど大嫌いな女性が

ニュージーランドの郵便局で仕事にも給与にも

特に不満なく楽しく働いていました。

 

ところが最新の切手の図案が毒蜘蛛だったので

女性はパニックになり仕事どころではなくなりました。

その結果、理解ある郵便局の特別の計らいで

休みを取らせてもらったそうです。

 

子供の頃には平気に触れることが出来た昆虫や生き物を

大人になると触れることに躊躇するようになる人は、

少なくないと思われます。

 

私なんか子供の頃は、蜘蛛を素手で捕まえて胴体を摘まんで

蜘蛛のお尻から出る糸を指に巻き取って遊んでいたんですが、

今は同じことは気持ち悪くてとても出来ません。

 

蜘蛛に噛まれたりして痛い目に遭ったわけでもなく

気が付けば自然と拒否感が生まれていました。

 

普通に今考えれば蜘蛛は気持ち悪いのが普通なので

子供の頃に平気だった感覚の方が変で、

今の感覚の方が正常な感覚かと思うのですが………。

 

さてですが、

あらゆることに恐怖心や苦手意識を感じない人はいないので、

個人が特定の何かについて恐怖心や苦手な意識を持ったとしても

なにもおかしいことではありません。

 

ましてや蜘蛛が嫌い何て人はごまんといると思いますが、

ニュージーランドの女性のようにパニックになったり、

仕事を休んでしまうほどの強い拒否反応が起きるとなると

恐怖症の反応と考えても良いように思います。

 

この女性の場合は、爬虫類の飼育担当になった訳ではなく

切手の蜘蛛の絵に強い拒否反応が起きなくなれば良いので、

実際の蜘蛛を克服するよりはハードルが低いと思われるので

個人の取り組みで克服が難しいようなら

心理療法や催眠療法で克服することをお勧めします。

 

脳が蜘蛛の絵を実際の蜘蛛として扱ってしまっているのを

絵に対する反応へとちゃんと変化させてあげれば

過剰な反応は治まるはずです。

 

催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計



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