２００３年 高松刑務所で受刑者に
中国製手袋のタグを日本製のタグに
付け替えさせていたことが発覚しました。
受刑者の告発で発覚した擬装手袋は、
すでに全国で販売されていたようです。
警察官の盗撮事件に続いて
あかん これもあかん。と言うか
こんなの本当にあったのか疑わしかったので
調べてみたら大手新聞で記事となっていた
痕跡はありましたがどうなんでしょうかね。
それらの記事では、この景品表示法違反では、
高松刑務所に作業を発注した香川県内の衣料品メーカーに
立ち入り調査となっていたので
高松刑務所は、被害者の立場であった可能性もあります。
作業を依頼した衣料品メーカーは当然ですが
作業をしていた受刑者が気が付く位なので
被害者的立場を取る高松刑務所が
本当に分かっていなかったのかも微妙です。
小さい事件と言うか、法律違反ではありますが
公的機関の作業責任者が法律違反を分かっていながら
請け負っていたとなると
経済経済、金儲け金儲けが正義の風潮が広がり、
日本のモラルの低下が始まっている表れのようで
私としては、小さな問題だとは思えないんですよね。
本来は受刑者を管理監督し
受刑者を矯正し更生させる立場の刑務所が
受刑者から告発されている訳ですからね。
もうどっちが良い人間なのか分からん。
正直者が馬鹿を見る世の中には
なって欲しくないものです。
バブル崩壊以降、何がおかしい感じ。
日本という建物を支えてきた
強固に組み込まれた骨組みの
建築基準が緩くなっているように感じるのは
私だけなのでしょうか。
個人でも同じで
もしかしたらゾンビ化している集団や個人に
ゾンビでないことを責められていることも
有り得ます。
ある環境で個人が過ごしていくために
何らかの要求に対して柔軟に受け入れて
変化し適応することも大切かと思われますが、
その変化が、劣っているからとか、
間違っているからとか、悪いからとは
必ずしもそうとは限らなかったりしますからね。
