ボクシング・ファンにとっては
見逃せない一戦が近づいてきたと思っていたんですが、
ビックリするニュースが飛び込んできました。
何と、なんと、ナント。
ワールドボクシングスーパーシリーズ(WBSS)の準決勝、
先の一戦でWBAスーパーチャンピオンとなった
元五階級制覇王者のノニト・ドネアと、
WBOバンタム級チャンピオンのゾラ二・テテとの一戦が
4月28日(日本時間4月29日)に
アメリカのルイジアナ州で開催されるはずだったのが、
テテが練習中に肩を負傷したとかで、
トーナメントから離脱したとのことです。
テテ選手のケガによる離脱で、
トーナメントは、テテ選手の控え選手として登録されていた
WBA5位ステフォン・ヤング(米国)がドネアと試合をし、
その勝者が決勝に進むようです。
ゾラ二・テテ選手は、正直、世界戦最短KO記録を
23年ぶりに更新する初回11秒KO勝ちを収めるまで
私は、知らない選手でしたが、関係者には選手としての評価は高く、
井上尚弥選手がKO勝利した生きる伝説と言われた
オマール・ナルバエスに12回判定で勝利しているようです。
ノニト・ドネア選手は、もう有名も有名な選手で、
パッキャオ選手に続いて、フィリピンからまたまた
とんでもなく強い選手が出て来たなあと注目していました。
ディフェンスは上手い、攻撃力も半端ありません。
山中慎介選手が仕留めきれなかったダルチニアン選手を
5回でパッカーンとKO。
長谷川穂積選手がKO負けしたモンティエル選手を
2回でパッカーンとKOです。
ただ年齢が36歳か37歳なので
全盛期の実力が維持されているかどうかが、
前回の準々決勝の試合で観ることが出来ると思ったんですが、
ご存知の通りの試合内容だったので
現在の実力はベールに包まれたままです。
この二人の決戦を楽しみにしていて、
日に日にワクワク感が高まっていたのですが、
残念無念のびっくり、がっかり。
そして、私たち日本人にとっては準決勝の二試合のメインの試合、
我らがスター井上尚弥選手の試合は、英スコットランドでの開催で、
5月18日午後7時よりの情報があり、その情報が正しければ、
日本時間では、5月19日の午前4時位にゴングが鳴るので、
地上波で生放送が有るのか無いのか気になるところです。
この試合は、やはり思い入れがある分、
ドキドキ、ハラハラの試合ですね。
井上選手の対戦相手、ロドリゲス選手も
井上選手と同様に無敗で相当に強い選手です。
これまでの試合を見る限り、ガードが固く
的確で力強いパンチとカウンターが抜群に上手く
スキがないように感じます。強いです。大丈夫か。
井上尚弥選手の強豪のナルバエス、パヤノ戦の勝ち方であったり、
多くの元世界チャンピオンやボクシング関係者が
日本ボクシング史上最高傑作と言うほどの逸材なので
危なげなく勝利してくれるのではないでしょうか。