心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

取りこぼし

2009年05月18日 | 雑感・愚見
最近、魚の種類によっては漁獲量が減っていることを耳にします。

原因として、山の木を開発によって切りすぎたことによるものだとか、
少ない周期に来ているとか、海の汚れだとか、温暖化とか、
あれこれと言われていますが、
原因は一つではなく総合的に考えなくてはならないものなのでしょうが、
乱獲による影響も、原因の一つに入れても良いかと思います。

鉄の船がないころと比べると、
漁業に関する機械の性能アップ、漁網などの用具の向上などに従い、
一昔と比べて漁獲量が大幅アップし、さらに船団を組みごっそりと捕ってしまう。
漁獲量の制限などをし、取り組んでいるようですが、
日本オオカミや、トキのようにならないことを願っています。

何を言いたいのかというと、
人との関わりにおいて、また自分に対しても、
目先に捉われて、ごっそりと捕ってしまうことを目指していると、
いつかは自分に跳ね返ってくることがあるということです。

多くの期待や要求を相手に望んだり、自分に望み続けると、
やがては破状してしまいます。

魚の場合では、網の目を大きくして計画的に取りこぼすように、
私達の場合では、取りこぼしを言い換えて、
お目溢しの精神を小脇に抱えて取り組むことが大切であると
思う次第ですが、浮気がばれた時の言い訳に使うと、
火に油を注ぐ結果になりますので、お取り扱いには、ご注意を。

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コミュニケーション

2009年05月15日 | 雑感・愚見
コミュニケーション方法について
次のような一つの考え方があります。

これは私(一人称)を主語にして伝えるか、
あなた(二人称)を主語にして伝えるか、
によって、伝える相手の心に違う反応が起きると言うものです。
そして、コミュニケーションの方法として良いとされているのが、
私を主語にして伝える、もう一つは私達を主語にして伝えるというものです。

相手を褒める場合にしても、
○○君は、仕事が出来るね。○○ちゃんは好い子だね。では、
相手がそう思っていないと、そのような言葉は相手に受け取ってもらえないし、
伝える側が、伝えられる側に対して評価をしていることになり、
この評価のコミュニケーションを多くしていると、
ともすれば、その相手が評価を求める傾向が強くなり、
人の評価を気にし過ぎる性質を持つようになったりします。

そのことによって自分らしい生き方を見失い、自己受容が弱くなり、
他者からの承認や、他者への依存傾向が強くなるので、
特に、親と子のコミュニケーションでは気をつけなければならないと、
言う考え方があります。

確かになるほどで、
このような考え方を知っておくことも必要なことだと思います。
私のブログも私の勝手な考えを好き勝手に書いてあるものなので、
それを意識して書いてあるのですが、

しかし、人の体温を感じるコミュニケーションを取る時に、
この考えを奉り過ぎて、マニュアル化し、
このメッセージの仕方を悪として排除してしまうと、
そこには大きな危険も含まれているように思います。

1人称メッセージは、2人称メッセージより限定されたメッセージで、
時には、力強さが欠如することになります。
そして、人は弱いものですから、強いものに自分を導いてもらいたい、
他のものから認めてもらいたい、断定してもらいたいという
本能に近い欲求もあります。

君は間違っていない。あなたは頑張っているよ。頑張ったね。
大丈夫だよ。君は凄いね。君なら出来る。君の~のところが可愛いね。
素敵だね。君は優しいね。人の気持ちを大切にする人だね。
言った本人さえ忘れているような言葉が、
その誰かにとっては、大きな救いとなっていることもあります。

ですから、ケースバイ、ケースが大切なのですが、
どのようなメッセージを送るにしても、その言葉の下に、
計算、打算、遠慮、配慮、お世辞、無関心、等が潜まず、
私は、あなたの事を好きだ。あなたを大事に思っている。
と言うような気持が存在していることが何よりも大切ではないかと思うのです。

人を見くびっちゃ~いけない。という感じで、
私は、言葉以前に、言葉の下にある気持ちを、人は感じ取れると信じています。
ですから理論、技術、方法論以上に、自分の温かい気持ちと相手の大きな気持ちを、
信じてみても良いのではないかと思うのです。

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春の訪れを告げるもの

2009年05月14日 | 雑感・愚見
春の訪れを告げるものとして、
皆さんは、どのようなものが思いつくのでしょうか。
「桜。」「春一番。」「入学式。」
等々を思いつく方もいるとは思います。

私の長い東京生活で、
春の訪れを告げるあるものがありました。
春一番より早く、桜よりも早く、何よりも早く、
それが来ると、あ~春だなあと思えます。

それは決まって毎日、夜の11時位から、
フギャ~。ニャ~ゴ。ウギャオ~。
夜通しで発情した雷鳴のような猫達の声が1~2週間荒れ狂い、
てるてる坊主をつるしても意味は無し。
春眠暁を覚えずと言いますが、
この時期になると、おかげで寝不足状態が続きました。
神戸に来た今は、あの声が聞こえません。
あの猫たちは、今年も東京で荒れ狂ったのだろうか。

あの頃は、大変な思いをしていましたが、
10年以上それが続くと、いざ、あの荒れ狂う声が聞けなくなると、
ワサビが入っていないお茶づけのような、
何か物足りないような変な感じがするのが不思議です。

これ異性を口説くときに使えるかも。
嫌がられることでも何でも良いから、印象づけて、
そして、すーーっと静かになって、
後は、ころ合いを見て、ほど良い感じで
何かで、プラス注目してもらう。
これ案外、いけそうな感じがするんですが。

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我らが導師ファイル2

2009年05月13日 | 雑感・愚見
「これで、いい~のだ。」

これは諦めの言葉ではありません。
投げやりの言葉でもありません。

受け入れの言葉、自己を認める言葉です。
それがいい結果であろうとも、そうでなかろうとも、
その結果を受け入れる言葉です。

今、このままではいけないと感じている人、
今、何かを始めなくてはと感じている人、
今、自分を疑っている人、
これらの気持ちは、程よければ気持ちよく、力強い推進力となり得ます。
しかし、過度になるとエンジンも壊れてしまいます。

今の自分に満足していないとしても、
今を否が応でも認めなくてはなりません。
決して、諦めや投げやりではなく、
まず、受け入れ認め許します。

「これで いい~のだ。」

この言葉の意味するところを軸にして立つと、
また違った気持で、今の自分を感じ、
ポジティブシンキングもよりしやすくなるのではないでしょうか。

そして、その次へ GO!

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我らが導師

2009年05月12日 | 雑感・愚見
時間の流れは、
未来→現在→過去へと流れて、全てを過去にしていきます。
私達から見ると、私達は、
過去→現在→未来、全ての人は未来へと進みます。
私達が存在しているのは間違いなく現在なのですが、
現在というもの、「あっ今現在だ。」と言った瞬間には、
もうそれは過去のテリトリーへと動いてしまっています。
現在は、間違いなくあるのですが、過去と未来に比べれば、
余りも一瞬に過ぎず、貴重で大切なものです。
このような私の独り言は、横に置いといて、

あんなことをしなければ良かった。
何てことをしてしまったんだ。
何でこうなってしまったんだろ。
このような後悔の念についてですが、

私達は、何かの判断をする時には、
未来に起きる何らかの結果の情報を持ち得ていません。
情報を得ていたなら違う判断をするかもしれません。
しかし、結果情報は持ち得ていないのです。

何かについて判断を下した時、
その時に自分が出来ることについて考えて、感じて、
手にした様々な情報(良いと悪い)を、
大きな天秤にかけ、最良の判断をしたはずなのです。
最善を尽くした。精一杯やった、そのことに間違いはないはずなのです。

だから、判断を下す前に戻ったとしても
結果情報が無ければ同じ判断をするはずです。

私達には、未来を完全に知り得る力を与えられてはいません。
結果を完全にコントロールする力を与えられてはいません。
手にしているものは、望む結果に近づけるための取り組む力や知恵です。
そして取り組む力や知恵は完全ではありません。
よってサイコロを振るような不完全な部分へ踏み出さなければなりません。

思い通りに行くことよりも、思いがけないことに出会う方が、
遥かに多い。まず、それを本気で認めることが最初です。

それを認めた後に、まだ後悔の念が。となる時もあるでしょう。
私達は、そんなに強くありませんから。
2児のパパでもある導師が教えてくれた言葉を自分にかけてあげて下さい。

「これで、いい~のだ。」

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休日

2009年05月11日 | ライフ
9日、10日は、休みを頂いて実家に帰ってきました。
実家は帰省というほどの距離ではありません。

実家の私の部屋からの展望を紹介します。

後ろは山、前は海です。
夏には、この前の海から花火が上がります。
私の部屋殻は抜群の花火ポイントです。
もう少し頑張って屋上に出ると、さらなる絶好のポイントで、
目の前で、花火の花がドッカーンと咲きます。
難点は、屋上ではビールを飲みながら花火を見れないということ。
なぜかって、降りるときに落ちたら大変です。

  

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絶対にギャンブルで勝つ方法。

2009年05月11日 | 雑感・愚見
私が学生の時、大阪丸ビル30階のレストラン厨房で、
雑用のアルバイトをしていた時に、
そこの一人のコックさんから面白い話を聞きました。
それは、「絶対にギャンブルで勝つ方法。」です。

その方は、アメリカ・ラスベガスのホテルに2年間ほど勤めていた経験があり、
毎日のようにカジノに行き200万円ほどの貯金をしたそうで、
その人の言う、必勝法はこうです。

① ルーレットで勝負をすること。
② 5千円をルーレットの赤・黒のどちらかに賭けること。
  (ここに賭けると、当たれば賭け金が倍になります。)
③ 当たれば、欲を出さずに、その日は終わること。
  (利益5千円確定。)
④ 外れたら、2度目は、賭け金を倍の1万円にして
  1回目と同じ色に賭けること。
⑤ 2度目も外れたら、3度目は、1万円の倍の金額を、同じ色に賭けること。
⑥ 一度、当たるまで、それを繰り返し、当たれば終わること。

こうして、1日5千円の利益を日々積み重ねて200万だそうです。

この話を聞いて、私もあやかろうと思ったのですが、
日本にはカジノがありません。そこで、私が企てたのが競馬です。
いきなり勝負するのは危険が高いので、
まず、机上の勝負を次の法則にのっとり試みました。

A)土日開催をしている競馬の全レースで勝負をする。
B)勝負は単勝ですること。
C)勝負は、2番人気の馬ですること。
 (配当が1番人気の馬よりも高く、勝つ確率は一番人気の馬とさほど変わらない。)
D)1レースの賭け金を5千円とすること。
E)後は、一度当たると、1レースの賭け金を5千円に戻すこと。

結果。何とも数週間の間で凄まじい利益を弾き出すことに。
机上では、私は、大金持ちになっています。
何度、やっても大きな利益を弾き出します。

後は、実践に踏み切るだけなのですが、
経過の中で賭け金が、何度かうん千万円を超えた時があり、
そこに踏み出す勇気が出ませんでした。
とにかく、机上では大きな利益が出たんだがなあ~。

ギャンブルの行動を起こす、起こさないは別にしても、
何かを得るためには、自らが行動を起こす必要があります。
行動を起こすことには、大なり小なりのリスクも伴い、
そのリスクを、その時の自分が背負い切れないと感じる時は、
行動を起こすことにちゅうちょしてしまう訳です。

そんな時、そんなに慌ててどこ行くの的に、
猪突猛進、一直線に、出来るだけ早くだけでなく、
ちょっと右に回り込んで、ちょっと引き返してだとか、
ゆるめて、休んで、また進んで。
目標到達スピードを調整することで、
リスクを自分にとって程よくすることが出来ます。

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どっちが悪い?

2009年05月09日 | 雑感・愚見
私の友人から話題が一つ出まして。
それが、「男の浮気と女の浮気、どっちが悪い?」です。
これに対して数学のように答えなどある訳がない。
だから答えようがありません。

ですから、こういう時には、まず問いかけを変換機にかけて、
自分がどうありたいのか、どうあって欲しいのかの、
願望を問われている質問として、心の検索エンジンに入力すると、
すると答えがチラリと見えてきたりします。

そこで、もう一つ、
心の検索エンジンに、時期、あるいは期間を入力して、
さらに絞り込んでいくと、だんだんと現れて、
答えやすくなっていき、
「私の今の気持ちとしては、○○の方が悪い。
しかし、明日の気持ちは保証できない。」となる訳です。

ちょっとした、映画【カサブランカ】の中の、
ハンフリーボガードのセリフです。
「そんな先のことは分からない。そんな昔のことは覚えていない。」

最初の問いにそのまま答えることは、
ものすごく大きなテーマとなっていて、
御釈迦さんのような物事の理を分かっているような人でしか
答えがでないようなテーマですが、

それに比べて、変換機を通した後の質問、
さらに絞り込んだ後では、テーマが随分小さくなっています。
これが小さくなることで、言葉に付随している責任も小さくなります。

どうやら人間は根本的に言葉にすることに責任を感じる生き物で
ウソを言いたくない。いい加減なことは言いたくない。
その性質を利用して嘘発見器等が活躍する訳です。
(これ人間の良い所なんですよ。)
だから、大きな責任を持たすような質問には、
人は答えにくいんですよね。

ですから、親しい関係になればなるほど、
相手を信頼し、心許していますから、
この責任を追及される恐れの反応が無くなっていきますから、
会話が、安心して、楽に、楽しく出来るという事になります。

ちなみに私の友人の一人が「3分間の男。」と言われています。
その友人が述べる言葉、考えについての賞味期限は3分間で、
少し前に話したことをいとも簡単に、堂々と覆します。
ごまかさず、言っていることが少し前と違う事も認めます。
その態度は、尊敬に値する潔さを感じさせます。

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強奪犯

2009年05月08日 | ライフ
私の母親も、結構な年齢になっています。
幸いにしてまだまだ元気で、この前なんか、ある用事で一緒に出かけたんですが、
歩くのなんか、私よりも足取り良くホイホイと。
そんな姿を見て、ちょっと嬉しくなりました。

それから、少し後に母親の一番上の姉が手術を受けることになり入院となりました。
2年前には、母親の姉の一人が病気で亡くなりまして、
小さい頃、母親は末っ子で、私は母親の姉達全員に
すごく可愛がってもらいました。

何て言うか、どう言っていいのか、
私にとっては、とても大切な人達で、かけがいのない人達で、
子供の頃のままに、私の周りにずっと存在するものだと
自分に思い込ませていたようなところがありました。

でも、そんな事をしても叶う訳もありません。
当たり前のことなのですが、いつの日かは向き合わなければならない事がある。
まだ、まだ先のことだと思うのですが、見えない所に置いていたものが、
今回の事で見える位置に。私の心は、ざわめいてしまっています。

そして、それは、
今までの別れとはとは違う受け入れがたい感覚を感じているのです。

2年前の件、今回の件は、別れの感覚ではなくて、
強奪される感じ。問答無用、理由も何もあったもんじゃなく奪い取られる感じ。
受け入れがたく許しがたい感じ。ざわめく我が心、苦しくてです。

私の仕事は心理療法。
そのような心の反応を軽くする方法もあることを知っています。
でも、私の心は、今は、それを望んでいません。
だからと言って、嫌だ。嫌だと、
子供のように駄々をこねているのでもないようで、

その心のざわめきに耳を澄ましてみると、
ただ、そのまま感じることを望んでいるようです。
悲劇のヒロインの気分を味わい、その感情に浸りたいわけではない、
ただ、自分の中心で感じるだけ、そのまま感じることを望んでいるようです。

何故、そうしたいのか、その理由も、理屈も伝わってきませんが、
それが必要な事で、大切なことだと言っている感じがする。
なんだかなあ~。

その感覚に従うことになると思いますが、
決して強奪犯を許したわけではありません。
この先、いつか、その強奪犯と出会うチャンスがあると思うんですね。
その時には、絶対にボコボコにしてやろうと思っています。

その人がどんなに眩い光に包まれていようが、腕が何本もある和式の奴であろうが、
神々しい光に包まれ、周りに可愛らしい子供達が輪っかと羽つけて飛んでいようが、
光る輪っかをむしり取って投げつけてやろうと思っています。

絶対にね。

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