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心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

振り返ってみると

2010年01月17日 | 雑感・愚見
子供の頃、妹を泣かせて怒られるのは決まって兄である私であった。
子供の頃、勉強をしないでさぼっていると勉強机に強引に座らされて
教科書で頭を殴られながら漢字を覚えさせられていた。

両親から褒めてもらえたことや、
何かで喜んでもらえたことがあるはずなのだが、
あまりにも微かな記憶でしかなく、
ハッキリと記憶に残っているのは、
叱られたり、叩かれたりしたこと。

子供の頃の両親の印象は、
怖い。厳しい。。。。
そして、ちょっと優しい感じだったように思える。
しかし、今振り返ってみると、
怒られるのは、その時は腹が立ったけれども
記憶では全てが子供の自分での納得できるような事であった気がするし、
そして、評価的なことについて悪く言われた記憶が一切無い。

評価的なことを言う時には、
「お前はやればできる子だ。」とかを
暗示のように何回も言われていたように記憶しているし、
おばあちゃんからは、両親は運動ができたから、
お前も運動神経が良いはずだとか言われていた記憶が残っている。

だからと言って、今の私は凄い人になった訳でもなく、
素晴らしい運動選手になっている訳でもないし、
素晴らしい人と出会うと、純粋に尊敬すると同時に、
そんな人とついつい比べてしまい「自分は劣っているなあ。」
「自分は駄目だなあ~。」と思うこともある。
だからって、死ぬ思いで、必死になって、
心理療法の勉強に取り組むのかというと、
良いのか悪いのか分からないけれども、私のペースでそれは進む。
こんな自分の行動を両親のせいにするつもりなどさらさらなく、
自分の責任で引き受けなくてはいけないことである。

ただ「自分は劣っているなあ~」「自分は駄目だなあ~。」
と強く心が叫んだとしても、そこにそれは長居せずに、
不思議だけれども打ち上げ花火の光のように自然と消えていくのは、
子供の頃に、評価的なことで悪く言われた記憶が無いことが、
影響しているのかもしれないと思う。

心理療法の考えでは、幼少期の体験が心理構造に大きな影響を与えるとある。
これは、「一人ひとりの性格は生まれ持った性格で変えることが出来ない。」
と言う考えを否定しているし、それを前提にしなければ、
私のやっていることは、何一つ意味を持たなくなる。

人は意識したもの、意識しないものに関わらず、
学びとったものによって行動や反応を決定するならば、
今の自分を苦しめている昔の学びを手放して、
新しいものへと変えれば今の自分が変わり始める。
性格と称するものまで。

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舞い降りる

2010年01月15日 | ライフ
先日、神戸市内に雪がちらちらと舞い降りてきました。
少しの間でしたが、なんだか楽しい気持ちになりませんでしたか。

何故なんだろうと思って私なりに考えてみると、
ちらちらと舞い降りてくるものにピッタリくるのは、
幸運、幸せ、優しさ、煌びやか、華やか、輝き等などが
ピッタリと当てはまるイメージです。

だからかななんて、
勝手に考え、勝手にイメージして、勝手に盛り上がりました。

晴天の時に雪が風に舞うようにちらちらと降る情景を
例える日本語に、風花(かざはな、かざばな)という言葉があります。
こんな時、映画評論家であった水野氏が言うと、
「いや~本当に日本の言葉って、いいもんですね。」
となります。

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最高なもの

2010年01月15日 | 雑感・愚見
高価なもの。優れているもの。値打ちがあるもの。
これらは何かとの比較によるものです。

みんなが良いと言っているもの。みんなが欲しがるもの。
みんながあこがれるているもの。
これらは多くの人と価値感を共有するものです。

自分が大切なものと、それらが同じものであるとは限りません。
それが高価なものだと自分も分かっている理解している。
それが優れているものだと自分も理解している。
それはお値打ちものだということは本当だということを知っている。

でも、自分が大切だと思えるものが、
それらと必ずしも一致していない。

仲が良かった学校の先生からプレゼントされた本。
好きだった隣の席のあの娘からもらったごく普通のボールペン。
母親お手製の紙で出来た金メダル。
今はもう動かなくなっているおもちゃ。
傷が付き、片方の耳がとれてしまった縫いぐるみ。

何によってそのスイッチが入るのか自分には分からない。
きっとみんなも良く分からないものではないだろうか。
とにもかくにも、みんな何かの刺激で大切スイッチが入っちゃう。
女性も男性も。人、それぞれ。決して共通のものではない。

スタイル抜群。黄金比の申し子のような美人。
非の打ちどころがない性格で、高学歴で、
仕事をさせれば何でもこなす。

それは素晴らしいと多くの人と同じようには思うけれども、
自分が大切な人だと感じるのとは別。
大切だと感じる心のスイッチは、きっと別のスイッチなんだと思う。

最高を求め、究極を求め、優れたものとなることを求め、
多くのから褒められるような、多くの人から素敵だと言われるような、
そんな人を目指すのもいいけれども、
それらでは、誰かの大切のスイッチを押すことが出来るとは限らない。

必要以上に、それを求めていないか。
必要以上に、それに力を注いでいないか。
本当にそれは手にしなければならないものだろうか。
大切のスイッチと凄いのスイッチは別のもの。

大切なスイッチは、比較や一般論や理性や理屈で捉えることが出来ない、
不思議で、ユニークなスイッチ。
それは、一人ひとりのとても人間的なところに
多くのものとは別の特別な場所に大切にしまわれているように思う。

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10日戎

2010年01月12日 | ライフ
私の最寄りの駅である兵庫駅の近くで
10日戎が開かれていました。

前日、1月10日、
棚田氏と会うため兵庫駅に向かった時に
改札付近に人がごった返しており、
「あれ、何だ。臨時切符売り場?」
事故か何かで電車が止まっているのかと思ったのですが、
戎さんでした。

その日は、棚田氏との食事。
次の日に訪れてみようと思っていたところ、
11日のお昼過ぎに自動車整備工場を営んでいる友人から
兵庫駅の戎に行くとの連絡。
何とかの法則ではないけれど、それではと一緒に行ってきました。

兵庫駅の海側の方へと出ると、
いつもと様子が違い露天商が隙間なく立ち並び、
ルミナリエのような人出。


ちょこちょことお好み焼きやたこ焼きに立ち寄りながら、
進んで行くと、人が吸い込まれていく所あり、
入り口には~とか寺と書いてある。
戎さんて神社ではなかったと違和感を感じながら、
そんなに広い境内ではないのに笹をいくら探しても売っていない。
警備の人に聞くと、ここは戎さんではなく大黒さんとのこと。
~寺の違和感を感じ、良く見ると提灯にはしっかりと大黒天の文字。


本当に、人は思い込むと自分の判断や見えているものが見えなくなる。
まさか、私だけってことはないよね?

警備の人に戎さんはどこだと聞けば、すぐそこにあることが判明。
ようやくたどり着き、友人は念願の笹を買うことが出来た。




私は、神様にお願いをするのではなく、
今年、自分のすることを確認、自分の在り方を確認し、
誓ってきました。

そこでちょっとした事件が。。。
友人いわく笹を買ったた後では、
自宅に帰るまでどこにも立ち寄ってはいけないとのこと。
立ち寄ると福を、立ち寄ったところに置いてくるそうです。

へえ~と思いながら、兵庫駅に近づいたころ、
友人が家族に土産を買うとのことで
立ち寄ってはいけないからと私に買って欲しいと頼まれ、
友人が財布を取り出す際に、手に持った笹を私に預けた。。。
その瞬間、お互いが、あーーーー。
これって、私に福が。が。が。。。

あれこれと、二人で強引な理由づけをして、
自分に言い聞かせることが出来たようですが、
その時、私に福が来た感じがしたことは、
友人にはとても言えずに黙っていることにした。

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再会

2010年01月11日 | ライフ
1月10日、午前10時前。
私の携帯電話がピリリリリーと鳴り響く。
この時間に携帯が目を覚ますのは珍しい。
いったい誰だかと覗いてみると、
私のホームページの中の交友録でも紹介させて頂いている
現在、東京でサイコセラピストとして活躍中の
棚田氏からの電話であった。

ん?メールではなく電話とは。
何だろうと思いつつ出てみると、
何と、仕事で今日、関西まで来ているとのことで、
食事どうですかとのお誘い。

何を食べるのかはさておいて、
午後6時から三宮駅で待ち合わせをすることになった。
三宮の街をぶらりぶらりと二人で歩きながら、
ちゃんこなべに決定。

あったかい鍋を食べながら、そして冷たいビールを飲みながら、
セラピーの話題で盛り上がる。
棚田氏が現在ベースにしている考えを元にしたセラピーの手法を
聞けば聞くほど驚きと驚嘆。

その理論は大きな枠で言うと、今までにもあったもの。
しかし、細かな枠で言うと、今まで誰もやったことが無いような取り組み、
その時、棚田氏が私に話してくれた理論と実際は、
全て納得、理解できるし、それがやれたなら
言うような結果が起きるであろうことは予想できる。
しかし、本当にやれるのか、でも実際に棚田氏はやっている。
私にそれが出来るかと言うと自信が無い。
と言うより、今の自分には出来ないと言うよりないものであった。

私の心理療法のスタイル、考え方に
気持ち良い、そして刺激的な新たな風が気持ち良く入ってきた。
たっぷりと5時間近く過ごした時間は、
友人たちとの楽しい時間とはまた違う楽しい時間。
久しく遠ざかっていた感じを与えてくれた棚田氏に、
この場を借りて、再び感謝を伝えたい。

非常に残念であるのが、
写真を撮ることを忘れてしまったのである。。。

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そして、誰もいなくなった

2010年01月10日 | ライフ


明石方面から兵庫駅向かうJRの車内の風景の一コマです。
時間は午後7時を回っていました。
車両内には私以外に誰もいません。
決して貸し切りにした訳でもないのですが。。。

この何日か前に、電車に乗り込んだところ、
ラッキーなことに座席一人分が空いていたので、
そこに滑り込み、腰を下ろし一息ついていたら、
前に座っていた女性が目を丸くして私をしげしげと見ていたので、
なんか変だなと車内を見渡してみると、
女性、女性、女性、女性ばっかり、
気がつかないで女性専用車両に乗り込んでしまったようです。

まるで、銭湯の女湯に入りこんだような気分になり、
いそいそと何食わぬ顔で、その車両から隣の退散したのですが、
恥ずかしいやら、ばつが悪いやら。
念のために言っておきますが、
私は女湯に忍び込んだことはありませんので。

そんな経験があったものですから、
今回も、私が間違って回送電車に乗ってしまったのかと、
不覚にもオロオロしてしまいました。
タイミングが合うとこんな不思議なことが起きるものなんですね。
面白いので携帯を取り出しパチリと撮影をしてみました。

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自転車

2010年01月08日 | 雑感・愚見
私の同級生に高校まで自転車に乗ったことがない男がいました。
そいつは私の友人の一人なのですが、
高校に通うためにどうしても自転車に乗らなくてはいけなくなったんですね。

その時、不謹慎と言いましょうか。まだ人間が出来ていなかったんでしょう。
そいつのことを心配するよりも、正直ワクワクしたと言うか、
どうするんだろうと、これは見ものだと思ったんですよね。

だって、私が自転車に乗るために取り組んだ時のことを考えると、
それはそれは、文字通り血の滲むような努力の末に、
勝ち取ったものだったからです。

まだ確か、小学生の低学年の頃、
補助輪を外し、親に手伝ってもらい、
親が忙しい時には、自分一人で何度も転び膝を擦りむき、
血を流して、何日も費やして痛みと共に勝ち取ったものでした。
多くの同級生が当時同じような思いをしたものです。

それを、高校に入ろうかという男が、
何度も転び、膝を擦りむき血を流し、
自転車の練習をする姿なんて、
ちょっとなかなか見れない風景だと思ったのですが、
何と彼は、1日で乗れるようになってしまいました。

私の運動神経が劣っていて、彼が優れているのではなく、
私は大きなものを見逃していたことに気付いたのです。
子供と高校生の運動能力の差。何週間と一日。
子供と高校生との運動能力にはこれほどの差があるということです。

あの頃、私の血の滲むような思いをしたことは、
いったい何だったんだろうかと驚愕したことを覚えています。
今思えば、本気で欲して取り組むものは手に入るということを、
身体で学んだ体験となっていると信じたいのですが、
その時は、驚愕、落胆、あの苦労は無駄だったのかーーーです。

何が言いたいのかと言うと、
今、難しいと感じているものでも、今、出来ないからと言って、
自分には無理だと完全に諦めてしまうのではなく
今、手にすることに固執せずに、ちょっと横に置いておくと、
未来の自分にとっては案外簡単に出来るものに
いつの間にか変わっていたりするものもあるということです。

だから、何でもかんでも大っきなことをすぐにやろうとばかりせずに、
今は、自分がちょっとしたやる気を出したら
出来ることに取り組んで、大っきなことは将来の自分に任せてしまうのも、
良い方法かと思います。

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奇跡

2010年01月07日 | 雑感・愚見


奇跡とは、まず起こり得ない素晴らしい出来事を言います。

しかし、私達の周りをよく見ると
奇跡が溢れていることに気付かされるのではないでしょうか。

人間が飛行機という機械を手にして空を飛んでいることも、
一昔の人からすると奇跡だと言えるかもしれませんし、
ハワイなどで見ることが出来る何もない熔岩の塊の島に、
やがて植物が芽吹き広がっていく過程を目にしても、
それは奇跡と言えるのではないでしょうか。

私達が、今、存在していることも、その一つです。
私達が存在するには両親の存在が有ったからこそで、
その両親にも同じように両親が存在しました。

過去三代遡るだけでも一人の存在には
14人の人間が関係することになり、しかもです。
その全ての人が命を落とすような事故、事件、病気から
身を守り生き抜き命を繋ぐことが必要になります。
これもまた奇跡と言えるように思います。

年齢を重ねていくうちに、子供の頃の私を、
とても可愛がってくれた人たちとの別れを経験します。
最近のニュースなどでも人の命が簡単に扱われた痛ましい事件、
突然の別れを強制される事故等を耳にすることを重ねてきました。
それらの出来事は、何時自分の身に降りかかるかもしれません。

自分の名前や愛称を優しく呼んでくれる人達。
温かな手を差し伸べてくれる人。
自分の話をちゃんと聞いてくれる人。
自分のことを気にかけてくれる人。
自分も含めて、その全てが何時までも当たり前のように
存在するとは約束されていません。

儚くもあり、脆くもある、温かい繋がり、
私達は奇跡に触れて生活をしていると言えます。
奇跡に感謝。幸運に感謝。あなたに感謝。

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仕切り直し

2010年01月05日 | 雑感・愚見
新年 明けましておめでとうございます。
本年も神戸花時計を宜しくお願いします。

新しい年が始まりました。
どのような気持ちで新年を迎え、その一歩を踏み出しているでしょうか。
昨年がなかなか良かったと感じている人も、
良くなかったと感じている人も気分新たにスタートする機会です。

物事が煮詰まって身動きが取れなくなることがあります。
また、真っ直ぐに押し進めすぎていつの間にか
当初のの目的とずれてしまうこともあります。

その様な時には、一先ず間を取り、仕切り直してみることが
有効である場合があります。

部屋の空気を入れ換えてみたり、
コーヒーブレイクをしてみるだけでも
物事が動き出すことも少なくありません。

交渉事が紛糾しそうな時に一旦トイレなどで席を外し、
戻ってから「初めまして、~ともうします。」
と仕切り直すことで上手く行くこともあります。

それまでがどうであろうと、
そこからがスタートであると考えてみることで
推進力を得られます。

そのスタートラインは、
私たちの考え次第で何時だって、何本でも、
それを引くことが出来る優れものです。

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