携帯電話に友人からの一報が、
「藤野さん、ありまっせー!」
「何が?」
「伊丹の自衛隊駐屯地でイベントが。」
と言う訳で、行ってきました。
「陸上自衛隊 第三師団創立53周年・千僧駐屯地創設63周年記念行事」
情報をくれた友人は、仕事関係の会合があっていけないので
参加メンバーは、いつものメンツとなりました。
千僧駐屯地は、駐屯地としては狭い方だと聞いていたのですが
とても広く感じ、これで狭い方なら
広いと言われる駐屯地は、相当な広さなのかもしれません。
駐屯地は大勢の人で溢れていたので、
自衛官の方に確かめた所、
いつもよりも多いとのことです。
まずは屋台と自衛隊グッズを売っている
スペースへと足を運んで
私は、豚串焼きを食べ、Tシャツを一枚購入、
僅かでも自衛隊のお役に立てたのなら
嬉しいのですが。
自衛官の方にお願いして一緒に写真をパチリ。
観閲式がある会場へと向かう途中に
戦車とヘリが展示されていたので、
最新鋭の10式戦車ではありませんが、
私は、74式のこの丸みの感じが好きだったりします。
74式の正面の鉄板を叩いていたら
自衛官の人に「ボディをへこまさないように気を付けて下さい。」
なんて冗談が。。。
とにかく、正面装甲は
鉄板と言うより鉄の塊と言った方が正確で、
叩いても「ドン、ドン」と音すらしません。
こんなのを容易く破壊する
対戦者砲とか対戦車ミサイルとか
RPGの威力はどれだけの凄まじさなのでしょう。
〈観閲式が行われる会場へと続く歩道橋〉
そして、いよいよ私の本日のメイン、
観閲式の始まりです。
上空にはヘリの編隊が飛来。合計8機だったでしょうか。
そして、本日の主役74式戦車が轟音を響かせて登場。
この後に模擬戦闘が行われます。
響き渡るパ、パ、パ、パ、パーンとマシンガンの銃声
ゴ―とやってきた74式の戦車に合わせて
「大きな音がしますからご注意ください。」のアナウンス
砲身がドッコ―ン、ドッコ―ンと火を噴き、機関砲がバリ、バリ、バリ、バリ
榴弾砲もドッコ―ン、ドッコ―ン、上空から戦闘ヘリ「コブラ」が飛来。
この空砲の凄まじい発射音と
身体が後ろに持っていかれるような衝撃波と地響き、
花火大会の大玉の炸裂音と衝撃波とは全く比べ物になりません。
とにかく凄い!えげつない!破滅的!
空砲と分かっていても恐怖心すら覚えます。
日本国の防人は、凄く頼もしく
我が国を侵略する国を蹴散らしてくれると思いつつも
初めて生で見て強く感じたのは、
こんなもので人を撃っちゃいかんよなと、
こんなの人間なんかひとたまりもない、
ボロボロに破壊して肉片にしてしまうと思ったのです。
こんなもので誰一人として撃たれて欲しくないし、
撃って欲しくもないなと、
訓練の成果を発揮するようなことが起きないようにと
これまで以上に本気で思ったのです。
〈装備展示の一部〉
これも模擬演習で火を噴きました。
当然のことながら、見えているのは模擬弾です。
希望者は、74式戦車の体験乗車が出来たのですが
長蛇の列で待ち時間は、1時間半とのことで今回は諦めることに。
手に汗握る貴重な体験の中の安らぎの一時の
肉盛りそば。
日頃の自衛官の方々には
厳しい訓練をして頂いていることと、
今回、私が接した自衛官の方々は
とても感じが良く、気さくに質問にも答えて頂き、
丁寧に大切に迎え入れてくれた事に
感謝とお礼を申し上げます。
ありがとうございました。
PS
帰りでちょっとした変な出来事が発生。
阪急塚口駅で神戸方面に間違いなく乗車、
緊張から緩和なのか、ウトウトとうたた寝をして
ふっと我に帰り、駅を見ると三宮のちょっと前の駅、
隣にいる友人としばらく話をしている時に
目に入った車内の電光掲示板に次の駅が西宮北口の表示。
三名とも「ん?」「ん?」「ありゃ?」
西宮北口駅は、塚口駅の二つ先の駅。
「あれ?」「なんだ?」
乗車時間1時間、神戸に向かって二駅しか進んでいません。
そればかりか、私達が乗車した神戸に向かっていた電車は、
いつの間にか大阪梅田に向かっていました。
アメージング。
催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計