心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

本気っぽい

2016年12月17日 | 雑感・愚見

 

 

首脳会談のために

日本を訪れていたプーチン大統領が

16日夜に帰国の途につきました。

 

日本側にはロシアとの間で

どうしても解決しておかなくてはならない

北方領土問題があります。

 

日露首脳会談共同記者会見での

プーチン大統領の発言に

2島を返還については言葉にしていましたが、

4島という言葉が無かった点が

引っかかりましたが、

本気度は感じられました。

 

どこかの国のように

ロシアのものはロシアのもの、

人のものもロシアのもの的な考えを

持っていなさそうな印象を受けましたし、

 

何故故に4島返還がこれほど時間が

かかっているのかの小さくない理由の一つを

腹を割って語ってくれていたように思います。

 

私的には、

どうぞどうぞと家の中に入れて

何ならお食事もお泊りものような

信頼を持つには、まだまだ早いですが、

この先、そのような関係に

なれるかも知れない印象を持ちました。

 

ただ、プーチン大統領は、

元はあのKGBのエージェントですから

あの態度、語られた言葉が

日本に対する撒き餌でしかない可能性を

捨て切ることはできません。

 

何にせよ、

日本とロシアの互いが深く信頼できる関係に

なれることを願ってやみません。

 

皆さんも様々な感想を

お持ちになられたと思います。

 

 

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書き換え

2016年12月15日 | 記憶

 

人の記憶って

本人が望むようなものへと

書き換えられてしまうことがあります。

 

過去の同窓会に参加したことがなかった

A が珍しく参加したので

声をかけてみたら。。。

 

仕事、○○やってるんだってな。

A「いや、それもう辞めた。」

 

そうなんだ。

A「行くとこ行くとこブラックばっかりで。」

 

「同窓会の参加は、初めてだよな。」

A「ああ、こんなクソ同窓会、

 本当は参加したくはなかったけどね。」

 

「あらまた、なんで?」

A「顔をみたくないクソ野郎が多いからな。

 特にBC。」

 

「へえ、そうなんだ。でもなんで?」

A「あいつら、俺を虐めてたろ。」

 

「う~ん。仲が良くはなかったと思うけど、

虐めを受けていた?それは初耳だな。」

A「あいつら俺をボコボコに殴って、

 それから無視しやがった。まあ虐めだな。」

 

「殴られたって、お前がBと一回喧嘩して

負けたの覚えているけど、それからも殴られていたのか。」

 

A「いや、殴られたのは一回だけ。

 その後の無視。絶対に許せない。

 参加したくもなかったクソ同窓会に

 今回参加したのは、

 BCに謝らせるためだったけど、

 しかし、肝心のBCも不参加とはなあ。」

 

「ええーっ小学生の頃の喧嘩に負けたことを

今だ根に持っているのか。」

A「やった方は、すぐ忘れるかもしれへんけど

 やられた方は、何年経っても覚えているもんや。」

 

「ちょっと待てよ。お前の中であの喧嘩の記憶、

どうなってんの。」

A「あれ、俺が○○ちゃんに話していたら、

 Bがいちゃもんつけてきて、俺を殴りやがった。」

 

「それ完全にお前の記憶が間違っているぞ。

俺は、あの時のことをハッキリと覚えているけど、

あれって、○○ちゃんが嫌だと言っているのに

お前がひつこく鉛筆を貸せ貸せと絡んでいたんやないか。

 

それを見かねたBが止めに入ったら、

いきなりお前がBを殴ったから

喧嘩が始まって

その喧嘩にお前が負けただけじゃん。

 

だから、その一件に関してなら

謝らなくてはならないのは

本来、お前の方だと思うけどなあ。

でもまあ、

あいつらは、そんな昔のことを

お前に謝らせたいなんて思ってるとは

思わないけどね。

 

記憶がどこでそうなったから知らないけど、

小学生の頃のことを今まで根に持っていたなんて

しんどかっただろうね。

 

でも、今言ったことが間違いのない事実だから

その事実を、大人のAの目で

落ち着いて眺めてみたらいいんじゃないかなあ。

そしたら、

○○BCへの子供のAの怨念のようなものを

成仏させられるかもよ。」

 

 

普通に心が成長していれば、

ただ事実を知るだけで

その出来事、その相手への

自分の気持ちが変わるのが

普通ですが。。。

 

 

そいつはそうではなかった。

 

小学生の頃のAの身勝手で我がままな

心がこんなにスクスクと育ち

磨きがかかりました的な反応が。。。

 

A「やっぱりお前も俺の敵やな。

 それがよう分かった。

 俺のこの気持ちを全く分かっとらんようやのう。

 

 鉛筆くらい一回言えば

 貸してくれても良かろうが!

 もったいぶりやがって!

 

 ほんでBは関係ないじゃろうが、

 関係ないのに

 横からしゃしゃり出てきて

 偉そうに何様のつもりじゃ!

 俺に恥をかかせたんじゃ!

 Bは殴られても当然のことじゃろが!

  

 黙って殴られとけや

 それを殴り返すんじゃから

 クソ野郎決定じゃろうが!

 しかも、

 殴ったことを謝りもせんで

 俺を気に食わない。

 俺と話をしたくない。ふざけんな!

 絶対に許せるかあ。」

 

 

「ああそうか。

 俺からもう何も言うこともないし、

 言いたいとも思わない。じゃあな。」

 

この場合、

告げられた事実に対して

戸惑いも、混乱も、疑問も、確かめもなく

その事実を知っていたかのような反発なので

記憶が書き換わっていたのではなく

意図して記憶を改竄していたと言えるかもしれません。

 

どうであれ、

もう圧倒的に価値観が違う。

もう住む世界が違う。

住む星が違う。

 

クライアントじゃないので

何の責任も持つ必要がない

だから、さよならです。

 

 

クライアントではないので

Aが自分は弱い。

自分は虐められる、攻撃される。

と心怯えたまま過ごし続けても

責任を持つ必要がないので

さよならです。

 

クライアントではないので

Aいくら敵を増やそうが、

何の責任も持つ必要もないので

さよならです。

 

クライアントではないので

Aが恨みの気持ちを燃やし続けて

苦しみや憎悪の気持ちと共に

人生を歩んだとしても

何の責任も持つ必要がないので

さよならです。

 

ですが、

いつの日か、遠くない日に、

自分が幸せになることの責任を

他人ではなく、自分が。

 

他人ではなく

自分を変えることの方が

心の平安への近道であることに

気が付いて

アドレナリンの蛇口が

ググッと絞られてくれると、

 

クライアントではないけれども

友達でもないけれども、

友達になるつもりもないけれど、

なんか嬉しくなれるのは

間違いなしなんだけどね。

 

 

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いざ決戦へ

2016年12月15日 | 雑感・愚見

 

さあ、決勝で鹿島と対戦するチームが

レアル・マドリードに決まりました。

 

レアルが勝ち上がったのは順当と言えますが、

惜しくも敗れたクラブ・アメリカも

臆さずひるまず渡り合い強かった。

 

12月18日は、

鹿島が世界を驚かせる日、

日本が世界を驚かせる日となります。

 

そのためには、

ロナウド、ベンゼマも要注意ですが、

一番の厄介な選手は、

変態チックなスルーパスを供給する

クロースではないかと思っています。

 

 

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金星一個目

2016年12月14日 | 雑感・愚見

 

 

やりました。やってくれました。

鹿島アントラーズが

両横綱の一つ、南米王者を撃破してくれました。

 

日本チームが決勝に進出するのは初めてで、

両横綱の2チーム、

欧州王者は、全て決勝に進んでいて盤石。

南米王者は、決勝に進めなかったのが

これで3度目だったでしょうか。

 

今日の試合を見ると

まだまだ力の差があるのは間違いないのでしょうが、

その南米王者が、鹿島のゲームプランに

まんまとはまり込んだ感じでしょうか。

 

次は、おそらくですが、間違いないと思いますが、

欧州王者のレアル、あのレアルです。

世界一のサッカークラブの一つ。

相手にとって不足なし。

 

さあて、金星もう一個取りに行きましょうか!

 

 

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非日常へ

2016年12月13日 | 雑感・愚見

最悪の拷問と言うのは

殴ったり、蹴ったり、縛って吊るしたり

三角木馬に乗せたり、

ローソクをぽたぽたと垂らしたり、

 

ちょっと話が変な方向へと

行ってしまいましたが、

椅子等に身体を動けないように固定して

放置することだと

いつだったか聞いたことがあるのですが。。。

 

 

上手くいっているパターンがあって、

仮に、それを維持すれば

未来永劫の安定が約束されていたとしても

 

人っちゅうのは

困ったというか、面白いというか

そのパターンを

崩したいという欲求がメラメラと

燃え上がってくるものです。

 

人には耐性というか、馴れというか

その同じ状態に長く置かれたり、

たびたび同じことを経験したりすると

それが通常のこと(日常)として

認識されます。

 

すると、脳内の三大ホルモンの一つ

快感を得られるドーパミンが出にくくなります。

 

快感を得られない人生なんて

もはや半分死んでいるに等しいんじゃないかい?

で、

生きている実感とでも言いましょうか、

刺激を求めて日常の外側へと

手を伸ばしたい、

足を踏み入れたいの欲求が。。。

 

その刺激は、

タイミングや拍子というのか

時に、純粋に新鮮で面白く感じるものであったり、

時に、危なっかしいことであったりするのですが、

 

とにかく日常の外に出ると

不確かなことに近づいたり、触れたりするので

心身を守るための臨戦態勢を整えます。

この時に

脳の三大ホルモンの一つ、アドレナリンが出ます。

 

アドレナリンの別名は、

怒りのホルモンと呼ばれているそうで、

アドレナリンをドバドバ出すような

過度な興奮は、怒りを呼び起こします。

 

過去の体験から学んだ何かによって

自己肯定感が小さい人は、

自分を心を守るための城壁が十分でないため

アドレナリンをドバドバ出して

怒りに城壁の役割をさせます。

 

なのですが、

何せ過度な怒りですから、

その態度は、

周りの人から到底受け入れられず

そればかりか、大いに反感を買い

トラブル・メーカーの烙印を押される

危険性があります。

 

本人は、味方や仲間を強く求めていますが、

攻撃をされていないのに、

攻撃をされたと判断して嚙みつきますから

本人が求める仲間や味方を得るどころか、

逆に敵を増やしていきます。

 

 

ちょっと話を元に戻して

日常を成長と安定、

そして、

幸福感を感じられる場所とすると、

非日常へのちょっとした冒険をして

その日常の枠を広げることに繋がるような

刺激は良いとして、

 

非日常に足を踏み入れる場合は、

それで得られる刺激や興奮を求めてやまなくなり、

日常を破壊しまうようなものでないか

吟味をする必要があります。

 

ちなみにですが、

日常の会社員から脱サラをして

非日常の経営者側に足を踏み入れて

そこで成功すれば、

 

それまで非日常であったものが

成長と安定と幸福感をもたらす

新たな日常となるので

日常を破壊したとは言えません。

 

奥さんや彼女が意図して

頃合いの喧嘩を吹っかけるのも

非日常を求める気持からかもしれませんし、

 

祭りだ。祭りだ。祭りだ。豊年祭り~♬

とか、

酒が飲める、酒が飲める、酒が飲めるぞ~♬

なんて歌がありましたが、

これも非日常を上手に楽しもうの歌かもしれません。

 

いや、これは絶対にそうですね。

 

 

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2016神戸ルミナリエ

2016年12月12日 | ライフ

 

以前から開催が危ぶまれていますが、

無事に今年も開催された

神戸ルミナリエに行ってきました。

 

その日の曜日があれなので

ちょっと気になっていたんですが、

元町駅から外に出ると

想定していた通りの凄い人。人。人。

 

初めてのルミナリエに行った時のことを

思い出します。

 

なので、この日は久々の

いったん会場の三宮から遠ざかっていくルート。

 

この人数の人達、間違いなくの万越えが

一つのイベントに向かっていると言うか、

並んでいると言うか、

ディズニーやUSJでもこうはならないのではと。

 

ルートには素敵にライトアップされた

建物を見ることが出来ます。

 

大丸 神戸店

 

神戸中華街 南京町

 

神戸セントモルガン教会

 

神戸セントモルガン教会

 

BREEZE 神戸元町店

 

ホテル ケー二ヒスクローネ神戸

 

生田神社 一の鳥居

 

神戸 朝日ホール

 

ぐるっと回っての

再びの 大丸神戸店

 

大丸 神戸店

この先を左に曲がると

今年のルミナリエの光が見えてきます。

 

グッグッグッチ・・・・ゆうぞうと言ってみたくなります。

 

私の記憶が確かだとすれば

昨年には無かった装飾から

今年のルミナリエは、始まりました。

 

アップ画像

 

ルイヴィトン

 

じゃーーーん。

 

 

 

 

ビルに写りこむルミナリエの光

 

写りこむルミナリエの光

 

東遊園地のルミナリエの光

 

 

 

噴水広場のルミナリエの光

ここを今まで毎年見逃していました。

 

 

音楽にリンクして

装飾のライトの色が変わり

噴水の水の色、噴出の仕方が変わります。

 

白色

 

色が走り

 

銀色になり

 

 

あの今まで食べたことがない

南京町のいつも行列の老祥記の豚まんの店舗を発見。

行列がなかったので

これは食べられると小走りでお店に。

 

完売 終了でした。。。

仕方がないので

お腹の虫抑えにと

神戸コロッケとカニクリームコロッケの暖簾を見つけて

パクリ。

 

コロッケの方は、

元町 森谷商店のコロッケがハッキリと一枚上でしたが、

カニクリーム・コロッケは、

カニの味がドーンと来て結構旨かったです。

 

「1.17希望の灯り」

 

神戸港 開港150年のようです。

いくつかのイベントも。

まったくもって知らなかった。。。

 

これで今年のルミナリエを後にします。

いつも思うのですが、

開催が危ぶまれているなか何なんですが、

 

今の規模を倍、いやもう3倍位にまでして

大規模かつ圧倒的なものにして、

日本どころか世界に注目されるようなものにして

 

会場入り口に入場料ではなく

寄付金ゲートを設置したらどうかと、

余計に開催が難しくなるかなあ。

人の流れが悪くなるかなあ。

 

神戸国際会館

 

いつもは三ノ宮駅から帰るのですが

今年は、この名古屋の味 

味噌カツを食べて帰えることに。

 

味噌カツ(大)

このお店、今回で4回目位でしょうか。

値段の割には

美味しいのは美味しいと思えるのですが、

最初の出会いの時のインパクトが

来店の度に薄れているような。。。

 

食材の豚肉を変えたのか、

単なる馴れなのか。

 

結構早めに出発したのに

家に着いたのは午後10時を少し回っていました。

 

 

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激勝

2016年12月12日 | 記憶

 

クラブワールドカップ・ジャパン2016が、

絶賛開催中。

 

昨日の準々決勝で

開催国代表の鹿島アントラーズが

難敵のアフリカ代表に見事勝利。

 

この勝利で

横綱チームの一つ。

南米代表と戦う権利を手にしました。

 

この戦いが見たかった。

鹿島は、調子が良さそうに見えるので

皆さん、金星2連発を応援しましょう。

 

 

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やってみたら

2016年12月11日 | 雑感・愚見

なんとなく

何かの拍子で

歌無しの曲だけを聞きたくなる時があります。

 

あれはいつの頃だろうか、

 

薄明りのお店のテーブルに座って

素敵な女性と

カクテルを飲みながら

アルト・サックスとか、

ピアノの生演奏の音が流れる空間で

森林浴ならぬ旋律浴を楽しめてる

自分を感じたとき

ちょっとだけ大人になれた

気になったものです。

 


 

 

小学生の頃、親戚の中学生のお兄さんが

トランペットをやっていまして

ちょっとだけ吹かせてもらったのですが、

全く音が鳴りません。

 

ではと

肺がパンパンになるくらい息を吸い込んで

頭がクラッとするくらい

思いっきり息を吹き込んでも鳴りません。

何度やっても鳴りません。

 

最初は笑っていた親戚のお兄さんが

見かねて伝授してくれたやり方は、

ハーモニカやリコーダーのようにではなく

唇を細めてブッブッブッと

唇を振動させるように吹くと

あら、鳴りました。

 

後にも先にも

トランペットを吹いたのは

それ一回きりですが、

今だ、その吹き方に違和感があるので

正式な吹き方ではなく

鳴らせない私を見かねた兄さんからの

緊急避難的な吹き方なのかと

思っていたりするのですが、

実のところは、どうなんでしょうかねえ。

 

外から眺めて

分かったようなつもりでいたものが

実際にやると

思っていたのと

まるで違ったという記憶に残るような体験が

誰しも一つや二つあるかと思います。

 

やってみることで

ポケットに無造作に押し込んだ

薄っぺらな紙に残したメモ書きに

命が宿るかもしれません。

 

 

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奇跡的に

2016年12月11日 | 雑感・愚見

<!-- 奇跡の -->

 

行方不明になった畑から2キロ(直線で600m)の

山中で発見されたニュース映像で

母親が元気な我が子を確認した瞬間、

泣き崩れていたのを見て

もらい泣きしてしまいそうになりました。

 

警察、消防、近所の方々、職場の方など

地域の方々が一致協力したからこそだと思います。

 

発見場所が畑から2キロですから

遅かれ早かれ発見されたことと思いますが、

父親と同じ会社に勤めている

平山さんの感働きが功を奏していなければ

発見がもう一日、二日と

遅れていたかもしれません。

 

この冬の時期にもう一日遅れていたら

どうなっていたのか、

本当に大仕事をやってのけました。

 

2歳児は、本当に怖いもの知らずで

歩けるようになったことを楽しみ

そこら中にあるものに興味を持ち

突進していくのですが、

でも2キロの山中ですか。。。

 

今回のニュースで

2歳児の運動能力凄まじきものだと

実感しました。

 

さぞかし怖い思いをして

痛い目にあった暦ちゃんは、

この一件がトラウマとなり

行動が慎重になるかと思いきや、

 

病院から勢いよく飛び出してくる

退院の様子を見ると

この一件を良い消化をし、

良い学びをしたようです。

 

そして、

地域社会の繋がりと暖かさが

まだまだ生きていることが

嬉しく感じました。

 

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失敗と成功

2016年12月08日 | 記憶

 

感情には、

快の感情と不快な感情があり、

快の感情は、その人の背中を押して成功を求めさせ

不快な感情は、その人にブレーキをかけて失敗を避けさせるための

心や身体からのメッセージです。

 

そして、

不快な感情が快の感情よりも

優位に働くように設定されています。

 

これは考えてみれば当然で

一つの例として、

 

昔、昔、あるところに

一人の男が獲物を探索中に

 

「おいしそうなマンモスがいるぞ。」

食欲を満たす。

喜び(快)

 

「でも、いまは、一人だ。」

一人で戦うことは危険だ。

怖い、不安(不快)

 

で、

快を優先する反応をして

行動をしたら

まず、パオーッてマンモスを怒らせて

ポテチンとあの世行き。

 

しかし、

腹減った。すぐ食べたいなあ。

でも、一人じゃ無理じゃな~い。

怖い、不安、(不快)

 

ここは慌てず、我慢して

仲間を呼ぼう。

で、

危険度合は下がり、狩りの成功度合いもアップして

生命を維持し、食料確保の目的をも達成。

 

もしかする大昔には、

快の感情を優先した

種族であるとか

変わり種の設定を持った者が

少なくなく生まれていたかもしれませんが、

 

そのような種族、性質をもったものは、

数多く生き残れませんから

自然と

不快な感情を優先するよう設定された

者同士の交配が多くなり、

 

快を優先するよう設定された種族や者達は、

次第に自然淘汰されて姿を消したと

考えてもおかしくないと思います。

 

ゆえに

今の私たちの心のシステムが

快の感情よりも

不快の感情を優先するようになっているのは

自然なことかもしれません。

 

ですから、

失敗の確率が相当高いと思われるようなこと、

危険率が相当高いと思われるようなことと

向き合った時に、

怖さ、不安、緊張を持ち、

ブレーキがかかるのは至極当然なことで

何ら恥ずべきことではありませんし、

むしろ、そうであるべきなのです。

 

しかしながら、

何らかの要因で

私達を繋ぎ、進化、成長させてきた

ブレーキが機能不全となっている

典型的なものとして、

 

ネット依存、ゲーム依存となり

勉学を疎かにしたり、仕事を疎かになったり、

学校に行かなくなったり

会社に行かなくなったり、

 

ギャンブル依存で

家庭を顧みなくなったり

金銭的に大きな問題を引き起こしたり、

 

がそうで、

この状態が続くと

快を優先した種族や者達が

自然に淘汰されたのと同じゴールへと

突き進んでいる状態です。

 

この状態から抜け出すためには

アクセルとなり得ている

偽の快の正体を知り、

 

真の快や安定を得るために

ブレーキを作動させるために

必要なものに心の焦点を当てる必要があります。

 

 

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