東寺からおっちらおっちらと歩いて
近鉄京都線『東寺駅』まで戻り、
近鉄京都線『東寺駅』から京都駅で下車。
近鉄京都線
別に鉄道オタクと言う訳じゃないけれども
普段目にすることが無い車両に興味惹かれて撮影。
本当なら京都駅から乗り継いで
少し離れた場所にある寺院にまで足を運ぶつもりでしたが、
拝観時間が無くなったので諦め、桜咲く祇園白川と
評判が高い円山公園の桜の観賞に向かいます。
朝のあの時間に阪急嵐山駅に到着しておきながら
主要な拝観場所が二ヵ所で終わったのが想定外で、
これまで拝観してない名所をせめて一か所位は、
巡っておきたかったんですよね。
でなければ京都名所巡りの一周目が
いつまで経っても完了しなくなるのでね。
ですが泣く子と拝観時間にはどうしようもありません。
京都タワー
京都駅から京阪本線の七条駅を目指して歩きます。
目の前には高さ131m、展望室の高さは100mの京都タワー。
京都タワーのデザインは、和ローソクを模したものだと思っていたら
京都市内の町屋の瓦葺を海の波に見立てて灯台を模したものだそうで
また、公営だと思っていたのが民間の京阪グループ。
自分が勝手に思っていたとはいえ何一つ合ってなかったあ。
京都タワーの展望台にも一度位は登っておきたいのですが
どうしても後回しになってしまいます。
この京都駅の建物が外国人に評判が良いようで、
京都駅を見るために訪れる人がいるようです。
以前に夜の京都駅を散策して楽しんだ時に
陽が落ちると京都駅は、デートスポットとしても
利用できそうな雰囲気にもなりますからね。
京阪七条駅に行く前に小腹が空いていたので
京都駅に来たこの機会にまだ食していない
第一旭に立ち寄ることにしました。
京都 第一旭
前回は、第一旭からの暖簾分けと聞いている
神戸ラーメン第一旭は、何度か食べているので
二つが同じ味だったら京都でわざわざ食べなくてもと
前回は、第一旭の並びの人気店の新福菜館をチョイスしました。
なので今回は、京都で人気の第一旭を選択したものの
結構な人数の行列を見て躊躇しましたが、
この機会をスルーすると今度はいつになるか分からなくなります。
止まない雨は無いのと同じで
順番が巡ってこない行列はないと言い聞かせて
その時を辛抱強く粘り強く待とうと行列に加わります。
列の中には外国人の姿もちらほらで
後から第一旭を目当てにやって来た男女の外国人が
行列を見ながら何やら英語らしき言語で会話。
「私、行列に並ぶのいややわ~。」
『京都で美味いと評判のラーメンだぞお。』
「こんなん待ってたらお腹と背中がくっつくわあ。」
『絶対、思い出に残るって。』
「お腹減り過ぎて私、死んでも良いのん。」
『そんなん嫌やあ。死んだら泣いちゃう。』
てな感じで諦めて引き返す姿を何組か見ました。
時折、行列の後ろを振り返ると
私の後ろに長い行列が出来ているのを見ると
我慢強く辛抱強く待った成果が目に見えて
待つことを精神的に助けてくれます。
まだ明るかった外は、あれよあれよと夜の景色へと変わり、
もう立って待つのが身体的にも気持ち的にも
限界を迎えそうな時にタイミング良く入店。
神戸第一旭と本家の第一旭との違いは、はたして。
まずはスープからゴクリ。美味~い。
麵を啜って、チャーシューをパクリ。
確かに味は似てはいるのですが、
神戸第一旭よりも旨味と甘みがハッキリしていて、
美味かったあ~。
かなり歩いた後に食べた影響もあるかも知れませんし、
最高の調味料、空腹効果もあっただろうし、
神戸第一旭の記憶の味と本家第一旭の現実の味を
比べているので正確とは言えないのですが、
この時に感じたままが神戸第一旭より美味い!
ただ行列がもう少しお手柔らかであって欲しいなあ。
で、なんで祇園白川じゃなくて円山公園でもなくて
前に京都タワーが有るのかと言うと
長いこと並び、お腹も満たされ、夜の景色を見ると
今日はもう十分かと、今日はもういいやと、
気持ちが切れてしまったんですよね。
なので京都駅の夜を楽しむこともせずに
京都駅から神戸に帰ることにします。
飲んだ後の〆がラーメンと言うのは良くありますが、
名所巡りの〆がラーメンと言うのも面白いかなと。
皆様、今回も私の名所巡りにお付き合い下さり
ありがとうございました。
次回の名所巡りも是非とも一緒に楽しんで頂けたら
嬉しく思います。