日々是マーケティング

女性マーケターから見た日々の出来事

連想ゲームをしませんか?

2005-05-16 01:19:51 | 仕事のコツ
「知っている意味」にコメントを下さった千紫万紅のttkttさんありがとうございました。
本当に「どうしたらいいんですか?」という質問には、困ってしまいますね。
もっと「自分で考えて、調べ、行動する」ということをして欲しい・・・。
ただ、同世代のお母さん達を見ていて感じることは、「子どものため」という言葉で「子どもの行動範囲を狭め、様々なことを用意している」ということ。
それが「知っているけど、どうしたらいいのか分からない」に繋がっているような気もします。
そして「メディア・リテラシー」についてコメントを下さった「酔狂人」さん、ありがとうございました。
確かにメディア自体「公平中立」ということが無いのかも知れません。
鋭い指摘だと思います。
むしろメディアに関わる人たち自身が「われわれは公平中立である」といえば言うだけ、「公平中立」から離れていってしまうような気がしますし、そこにメディアに関わる人たちの「一種の驕り」のようなモノを感じます。

「知っているの意味」の中で、「考える」事の大切さを書きました。
もう一つ「発想」ということについても「どうしたらいいのか分からない」といわれます。
最初から「一つの答えを用意」されていたり、「答えは一つしかない」と『思い込んでいる』と「発想力」は、衰えてしまいます。
そこで「連想ゲーム」という方法はいかがですか?
用意するのは、罫線の無い白い紙(ミスコピーの裏で十分)と筆記具。
紙の中心に、テーマとなる「言葉」を書いて、とにかく思い浮かぶ言葉を書き出していくという、とても単純な方法。
書き出した言葉に枝葉となる言葉を書き足していっても、問題ありません。
書き出せるだけ書き出す・・・そうすると、日ごろ自分がどんな視線でモノを見ているのか分かってきます。
たくさん書き出すことが出来れば、それだけ「連想するモノ、コト」が多いということになりますし、書き出せないなら「固定観念」に縛られているという見方も出来ます。

案外、自分達が「答え」だと思っていることが「メディアや周囲から影響を受けた判断」だったり、「思い込み」だということが、分かってきます。
実は「思い込み」が、柔軟な発想力の壁となっていることが分かると思います。
「思い込み」というフレームを外すことが、ビジネスチャンスを広げる一つです。