日々是マーケティング

女性マーケターから見た日々の出来事

変化し続ける生活-国民生活白書-

2005-08-12 19:15:48 | ライフスタイル
「おとなの夏休み」にコメントをくださった、Stellaさんありがとうございました。
とてもお洒落なブログを拝見させて頂きました。
どうも、政治家という人たちの多くは「言ったことに責任を持つ」という意識が低い人が多いようで・・・。
そういう政治家を選出しているのも、私たちだと思うと今回の選挙は、いろいろなことを考えなくてはいけないと思いますね。
少なくとも「組織」や「政党」というブランドで、選ばないということが必要でしょうね。

毎日新聞夕刊のWEB版に05年国民生活白書:子育て世代の意識と生活(要旨)が、掲載されている。
まず、これまで年金制度などの基本モデルとなっている「両親+子供2人」という世帯が、激減しているということ。
選挙などで争点になるかも知れない「年金制度」の根幹となる、世帯像が既に崩れているのだ。
とすれば、当然これらのデータを基にした「年金ヴィジョン」が語られなくては、意味が無い。
何かと「女性の高学歴化と就業」ということにとらわれたような、解説となっていることが、気になるが。
「もっと女性の知的労働生産力というものに、着目して欲しい」と、思うのは私だけではなく、働く女性・働きたい女性の気持ちではないだろうか?

そして、子供に掛かる教育費といったことへのデータ。
おそらく「二極化」ということは子供の教育だけではなく、様々な場面で広がっていくような気がする。
「子育て」という視点からもう一つの、ユニークなデータがある。
カゴメが発表した「幼児の食生活と排便実態について」調査実施 - 保護者が最も困っていることは「野菜嫌い」「食わず嫌い」-だ。
ニュースなどでも報道されたので、知っている方もいらっしゃるだろう。
ただ、報道された内容だけではなく「子供たちの生活全般」に関わる調査を、実施しているという点で「変化し続ける子供たちの生活」ということがいえる。

二つの「生活調査」から見えてくること・・・。
「地域社会と個人」という気がする。
2007年から、団塊の世代のリタイアが始まる。
少子化の影響から、統廃合される学校や児童施設が増えてくる。
折角のインフラと民力、日本を変えるアイディアがそこにあるのでは?