お正月休みで、時間があるので年末にチョッと本を買い込んだ。
分野も、バラバラ。
元々乱読系、非ベストセラー派なので、本棚に並んでいる本も風変わりな並びだ。
年末読んでいた本は「テレビ局の裏側」と言う新書だった。
年末、何気なく昼間テレビを見ていると「年始番組の番宣番組」になっているコトに、気がついた。
番組の宣伝番組を作らなくては、視聴率=生活者の興味を引く事ができない、と言うのが今のテレビを取り巻く環境なのかも知れない・・・と思いながら、本を読んだ。
この本の内容は、多くの人が薄々分っていた「テレビ局の実体」と言うか、巨大メディアの姿の話だが、私がむしろ興味を覚えたのは「中立性・公共性」を謳うテレビ局であっても、NHKを含め「企業の内からでしか、生活者を見ていない」と言うコトだった。
その「物差し」としての視聴率であり、視聴率が生活者の志向であると言う判断がされていると言うコトが、今の巨大メディアの問題なのでは?と、思ったのだった。
そして、ほぼ同時進行で読んでいた(と言うより、見ていた)のが、「かいじゅうたちのいるところ」と言う絵本を特集した雑誌だった。
元々絵本なので、1日かけて読むようなコトは無いし、実は「かいじゅうたちのいるところ」と言う絵本は、私が大好きな絵本の一つなのだ。
この絵本が映画になったと言うコトで、特集が組まれた雑誌だったのだ(音声がありますので、注意してください)。
大人になってこの絵本を読むたびに、「子供の頃を思い出させる、大人のための絵本」と言う気がしている。
子供の頃は、毎日が冒険でワクワク・ドキドキがあった。
それだけではなく、チョッとしたことが怖かったり、訳も分らず叫んでみたくなったり・・・(そんな子供だったのは、私だけ?)。
やんちゃでわがまま、寂しがりやで怖がり、何よりも「見るモノに対して素直」だったように思う。
そんなコトを思い出させてくれる絵本だ。
そういえば・・・毎日新聞のWEBサイトに「パパも読み聞かせ:絵本が父子のハッピータイム」と言う記事が掲載されていた。
この絵本などは、お父さんが読み聞かせるのに良い本だと思う。
年明けから読み出した本が、「壊れた脳 生存する知」と言う文庫本。
「脳卒中」で3度倒れた元女医さんが書かれた本で、「高次脳機能障害者」と言う視点で書かれている。
当たり前だと思っているコト・モノが、本当はとても大変なコトであったり、不都合なコトが多い社会だと言うコトを知る機会となっている。
それだけではなく、「合理化」とか「効率化」が本当は、「非合理化で、非効率なのでは?」と言う疑問がわいてくる部分もある。
と言うのは、今語られている「合理化」とか「効率化」と言うのは、いわゆる「健常者」の視点でしか語られていないからだ。
違う視点で見たとき、まったく別の世界が広がって見えるとしたら・・・今までの常識みたいな「枠」を一旦外してみる必要があるのでは?と、言う気がしている。
本は、自分が経験できない世界を運んできたり、子どもの頃ワクワク・ドキドキしたコトを思い出させてくれる。
分野も、バラバラ。
元々乱読系、非ベストセラー派なので、本棚に並んでいる本も風変わりな並びだ。
年末読んでいた本は「テレビ局の裏側」と言う新書だった。
年末、何気なく昼間テレビを見ていると「年始番組の番宣番組」になっているコトに、気がついた。
番組の宣伝番組を作らなくては、視聴率=生活者の興味を引く事ができない、と言うのが今のテレビを取り巻く環境なのかも知れない・・・と思いながら、本を読んだ。
この本の内容は、多くの人が薄々分っていた「テレビ局の実体」と言うか、巨大メディアの姿の話だが、私がむしろ興味を覚えたのは「中立性・公共性」を謳うテレビ局であっても、NHKを含め「企業の内からでしか、生活者を見ていない」と言うコトだった。
その「物差し」としての視聴率であり、視聴率が生活者の志向であると言う判断がされていると言うコトが、今の巨大メディアの問題なのでは?と、思ったのだった。
そして、ほぼ同時進行で読んでいた(と言うより、見ていた)のが、「かいじゅうたちのいるところ」と言う絵本を特集した雑誌だった。
元々絵本なので、1日かけて読むようなコトは無いし、実は「かいじゅうたちのいるところ」と言う絵本は、私が大好きな絵本の一つなのだ。
この絵本が映画になったと言うコトで、特集が組まれた雑誌だったのだ(音声がありますので、注意してください)。
大人になってこの絵本を読むたびに、「子供の頃を思い出させる、大人のための絵本」と言う気がしている。
子供の頃は、毎日が冒険でワクワク・ドキドキがあった。
それだけではなく、チョッとしたことが怖かったり、訳も分らず叫んでみたくなったり・・・(そんな子供だったのは、私だけ?)。
やんちゃでわがまま、寂しがりやで怖がり、何よりも「見るモノに対して素直」だったように思う。
そんなコトを思い出させてくれる絵本だ。
そういえば・・・毎日新聞のWEBサイトに「パパも読み聞かせ:絵本が父子のハッピータイム」と言う記事が掲載されていた。
この絵本などは、お父さんが読み聞かせるのに良い本だと思う。
年明けから読み出した本が、「壊れた脳 生存する知」と言う文庫本。
「脳卒中」で3度倒れた元女医さんが書かれた本で、「高次脳機能障害者」と言う視点で書かれている。
当たり前だと思っているコト・モノが、本当はとても大変なコトであったり、不都合なコトが多い社会だと言うコトを知る機会となっている。
それだけではなく、「合理化」とか「効率化」が本当は、「非合理化で、非効率なのでは?」と言う疑問がわいてくる部分もある。
と言うのは、今語られている「合理化」とか「効率化」と言うのは、いわゆる「健常者」の視点でしか語られていないからだ。
違う視点で見たとき、まったく別の世界が広がって見えるとしたら・・・今までの常識みたいな「枠」を一旦外してみる必要があるのでは?と、言う気がしている。
本は、自分が経験できない世界を運んできたり、子どもの頃ワクワク・ドキドキしたコトを思い出させてくれる。