安倍さんが「携帯電話料金の見直し」発言をして以来、「携帯電話料金」について様々な意見が出てきているようだ。
「携帯電話料金」といっても、ほとんどのユーザーは「スマホ」だと思うので、「スマホ料金プランの見直し」といったほうが良いのかもしれない。
そして「スマホ」利用状況というのは、人によって随分違うのではないだろうか?
その一つの指針というか、方向性のようなモノが今日出たようだ。
中日新聞:携帯電話、利用少ない人に低料金 総務省の有識者会議
若い世代の利用者は、「スマホを手放せない」という利用者は多いだろう。
地下鉄に乗っていると、時間に関係なくスマホとにらめっこをしている若い人たちを見る。
それも一人や二人ではない。7人掛けの席であれば、5人は「スマホとにらめっこ」をしている。
そのような「スマホにらめっこ姿」を見るたびに、「ゲームの課金は大丈夫なのだろうか?」とか「通信料は気にならないのだろうか?」と、他人事ながら心配をしてしまうことがある。
その反面、「スマホに変えたが、ほとんど使っていない」という、利用者層もいるはずだ。
このような利用者は、携帯電話を機種変更した時などに、販売店からスマホへの切り替えを勧められ、なんとなくスマホにしてしまった、という方に多いのではないだろうか?
そのような利用者にとって、今の料金プランというのは「高い」という感覚だと思う。
なぜなら、スマホ本体の購入金額は「0円」となっている(場合が多い)のだが、通信料などは最初からある程度の利用を見込んで、高く設定をしてあるからだ。
特に「パケ放題」などと呼ばれるプランは、さほどスマホを使わない利用者にとっては「利用に対して高額な料金」となっているはずだ。
料金プランによっては、「家族で分け合える」というプランもあり、ほとんどスマホを使わない親がヘビーユーザーである子供の通信料金を負担している、というケースもあるのではないだろうか?
考えてみると、「利用した分は利用者が負担する」というのは、当たり前のコトだと思う。
それが「パケ放題」のような料金プランを、利用しない人までも対象として料金設定をしていると、通信会社側としては「コンスタントに料金を徴収するコトができる」というメリットはあるが、利用頻度が低い利用者側にとっては、デメリットばかりの料金プランになっているはずだ。
ただ、そのコトに気づかない(あるいは「気づきにくい」)ため、あまり問題にならなかったのでは?と思っている。
もし「利用に対して料金が発生する」ということになると、四六時中スマホを触っていないと不安になってしまう?ヘビーユーザーからは大反対が起きると思うのだが、その「スマホ」による「スマホ歩き」などの弊害も少しは解消されるのではないだろうか?
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