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今年は伊吹山の三合目のユウスゲを見に行きたいなと考えていた矢先の入山禁止ということでしたので諦めるしかなかったのですが、こちらは来年以降の楽しみということになります。
2023年の伊吹山は早々に終了か?と思っていたところ、『伊吹山星空観光バス』を紹介して頂きましたので、満点の星空を見る(つもり)でバスツアーに参加しました。
バスは関ケ原を経由して伊吹山ドライブウエイに乗ると、約30分の走行で伊吹山ドライブウェイ山頂駐車場に到着。
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山頂駐車場は日暮れにも関わらず、数百人レベルの大勢の人でごった返していて、駐車してある車の台数もかなり多かったように見えました。
夕日や星空観察、翌朝の御来光を目的に来られている方の多さに驚きましたが、駐車場すぐ下のイヌワシ・ポイントに並ぶ大砲レンズの数も凄い数でしたよ。
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山頂駐車場に到着したのは日没の少し前のトワイライトタイムが始まる頃。
湖北平野には小谷山や山本山が点在し、琵琶湖には竹生島が浮かぶ。
琵琶湖の向こうには高島市の山々が連なり、太陽はその向こう側へと沈んで行く。
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日没する琵琶湖方向の夕日撮影ポイントには夕日を眺める人、撮影に集中する人などが並ばれています。
「秋の日は釣瓶落とし」といいますが、まだ猛暑が続く気候とはいえ、暦の上では秋ですから見る見るうちに太陽は沈んでいきます。
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展望台の上から夕陽を眺めておられる方もいます。
太陽が沈みつつある時にはたくさんの人の姿がありましたが、沈んでからは黄昏時のマジックアワーを楽しむ人だけになっています。
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沈む寸前の夕日をパチリ!
雲がかかってしまっている部分もありますが、燃えるようなオレンジ色に輝いていました。
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伊吹山の北側にあった大きな入道雲も色づいてきました。
いかにも夏らしい大きな入道雲ですが、雲の中では稲妻が走っています。
どうもこれから伊吹山の山頂にも雲がかかりそうで、空にも気持ちにも暗雲が立ち込めてくる。
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結局、山頂には雲がかかってしまい星は雲の合間から覗き見る感じとなってしまったものの、雷は遠く雨も降り出さなかったので助かりました。
こういう色づき方をしている入道雲は平地ではなかなか見ることが出来ませんので、標高1300m独特の光景なのかもしれません。
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迫力のある大きな雲の塊ですが、入道雲の中は雷がゴロゴロとなっています。
動画で見ると、ほのぼのとした雰囲気の星空観測場所の向こうにはゴロゴロと雷が落ちる雲が迫ってきています。
こっちに来るな!はみんなの願いでしたが、空にはどんどんと雲がかかってきました。
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雷は山の方には来なかったものの、北の空に悲しいかな雲に覆われていきます。
まぁ雷が迫って来たり、雨が降り出さなかったのが幸いです。
雲のかかった空には雲の合間に星が何とか見えるのみで、空の状態から星空撮影はちょっと無理そうな夜空になりました。
ということで星は諦めて、伊吹山山頂までの約40分のハイクに切り替えます。
携帯してきたライトで暗闇の中、足元を照らしながら登ります。
稜線に見えるは雄鹿のシルエット。横には数頭のシカの姿もあり、夜の伊吹山の雰囲気を楽しみながら山頂に到着。
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しかし、山頂に着いた頃には霧が立ち込め、もう真っ暗です。
山小屋は閉まっていたものの中に人の気配があり、登って来る人・下山する人にも時々会うことができたので闇の中でも怖さはあまり感じない。
下の駐車場には三桁の数の人が居ることもあって安心感はあり、これが全く人の気配のない山だったら怖くてとてもじゃないけど登れなかったことでしょう。
日本武尊(ヤマトタケル)の像も闇の中でしたが、フラッシュをたいて何とか見える感じです。
雨が降り出したり雷が近づいてくると困りますので、山頂ではそそくさと数枚の写真を撮って、急ぎ下山します。
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西遊歩道の途中で見た湖北の夜景です。
湾曲した琵琶湖の形がよく見え、平野部の灯りが綺麗ですが、これは何万ドルの夜景と呼べばいいのでしょうね。
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山頂駐車場には星空観察の方の他にも翌朝の御来光を目的に泊まり込みの方もおられるようで、キャンピングカー泊やテント泊、車中泊の方もおられるようでした。
Tシャツ1枚では寒いような気温の中、大勢の方が山頂駐車場の夜を楽しんでおられましたが、星空観察するには天気がイマイチでしたね。
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