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その代表的な花のひとつにカタクリの花があり、ギフチョウとのコラボを楽しみにしていますが、年々ギフチョウの姿を見る機会が減ってきています。
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カタクリの花とギフチョウの出現時期は微妙なズレがあり、カタクリの満開期がギフチョウには早かったり、ギフチョウが活発になる頃にはカタクリの花期は終わっていたりすることがあります。
以前はこのカタクリの群生にはギフチョウが飛んできたものでしたが、近年はギフチョウはやって来なくなってしまいました。
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現地で出会った地元の方の話によると、以前は頼まれて幼虫の食草のカンアオイの繁殖を手伝っていたが、イノシシに荒らされることが多くなって止めてしまったとのこと。
里山の開発や放置の影響もあるかと思いますが、獣害が巡り巡って蝶の減少にもつながっているようです。
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早春の季節になるとショウジョウバカマを見かけることが多くなり、カタクリの群生に遠慮するかのように控えめに咲いていました。
ショウジョウバカマは垂直分布が広いとされるので、低山以外にも山麓の寺院の庭園などにも咲いており、群生は作らないものの、しぶとくひっそりと咲く印象があります。
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カタクリの花は、花の咲く場所へ見に行かないと見れない花ですが、ショウジョウバカマはふと気が付くと足元に咲いていたという感じでしょうか。
これから出会う機会の増えてくる花かとも思います。
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さて、早春の訪れとともに去っていく冬鳥もあとわずかになってきました。
カッカッカッの声とともに冬の使者ことジョウビタキの♂が姿を見せてくれました。
今は「冬の使者」と「春の妖精」が交差する季節ですが、もしかしたらジョウビタキは今シーズンの最後かもしれませんね。
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そこそこ近い距離にいたのはわずかな間だけでしたが、枝の間からなんとか姿を見せてくれる愛想のあるやつです。
周囲にはシジュウカラ・ヤマガラ・コゲラのカラ軍団とまだ残っているツグミの姿があり、山の方からはウグイスの囀りも聞こえてきます。
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サクラが咲いて散った後、葉桜になってくると花も野鳥も大きく様変わりしてくると思います。
春のシーズンにはどんな出会いが待っているのでしょう。
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