ずいぶん涼しくなってまいりました。
玄関先の鉢花が息を吹き返し、地面にはこぼれ種からのアリッサムも咲き乱れ、
やはりこぼれ種からのマルバアイが、庭のあちこちで花を開き始めています。
さて、前記事に続いて本日もアサギマダラの登場です。
期間限定ですから、この時期はアサギの登場頻度が多いです。
正直言うと、実は先日お出かけした日の『お楽しみ』記事がなかなか仕上がらず、
雨の今日、じっくりとまとめればいいかなぁ…ってことで、
アサギマダラの記事を先に放出ということに相成った次第です・・・
アサギマダラの初飛来は9月11日で、その日には3頭が飛来しました。
天候にもよるのでしょうけど、その後は飛来数が増えたり減ったり・・・
今年は家を留守にすることが多く、毎日の確認や撮影というのは無理なので、
飛び飛びのアサギ日記ってことで、しばらくは時々アップすることになるかと思います。
《9月13日》・・・この日は7頭の飛来
畑のフジバカマに6頭、出窓下のフジバカマに1頭が飛来しました。
(二ヶ所の距離は10m足らずなので、いつもは行ったり来たりしてますが…)
まずは畑のフジバカマです・・・
フジバカマの花も少しずつ咲き進んできています。
浅葱色が美しく、向こう側の翅脈が透けて見える程薄い翅なのです♪
アサギマダラは、このような姿勢でフジバカマの蜜を吸います♪
上とは違う個体だけど、光の当たり方により翅色が変わります♪
複数頭を同時に撮影したいけれど、なかなかタイミングが合いません。
ツーショットならなんとか撮影できるのですが・・・
アサギツーショットのスリーシーン♪
次は出窓下のフジバカマです・・・
リビングからアサギマダラを眺められるように植えたフジバカマです。
(ここは午後になると日陰になるので、フジバカマの花はまだ一分咲き…)
毎年お部屋からアサギの舞を見るのが楽しみなのです。
出窓下のフジバカマで、吸蜜中のアサギマダラ♪
飛来する個体は、今のところ翅の傷みもなく綺麗な個体が多いです。
今来ているのは、まだ遠く北国から渡って来た南下組ではなくて、
県内北部の高原で過ごしていたアサギマダラたちかもしれません。
もう少し経てば、翅の傷みの激しい個体や♀もやってくると思います。
この日の、お・ま・け
雨続きでなかなか稲刈りができず、稲の実りが進んでヤキモキしてる婿殿、
この日は有給をとってコンバインでの「一人稲刈り」でした。
刈り取ってコンバインのタンクに溜まった籾は、軽トラに装備された箱に移されて、
隣町のJAカントリーまで運び、乾燥・精米をします。(この時点で納品ってことです…)
例年だと、カントリーまで運ぶのはウチの旦那さんのお仕事なのですが、
昨年も今年もお手伝いができないから、婿殿は一人で頑張っています。
(この日は、まだコンバイン仕事の1/3程刈り取っただけですが…)
今年は長雨で田んぼがぬかっているから、作業予定も立てられずに大変!
稲刈りが遅れると籾が熟しすぎて「胴割れ」をおこし、品質を下げてしまうのだそうです。
台風などで稲が倒れて長い間穂が水に浸かっていると、籾が腐ってしまいます。
天候に左右される農作業ですから、あれこれ本当に大変なのです。
自宅で食べる分や親戚に配る分は、後日バインダーで刈り取ってハゼ掛けをするのですが、
その時には人手がいるので、お手伝いの方をお願いしたりもちろんわたしも手伝います。
コンバインで刈り取ってしまえば、それで秋の刈り入れ作業は終わりなのですが、
バインダーでの作業の場合は、刈り取り後にハゼ掛けで2週間程自然乾燥させてから、
その後脱穀作業をしなくてはなりません。これも天候に左右されるお仕事・・・
ハゼ棒やハゼ脚の肩付けを済ませて、ようやく秋の農作業が一段落するというわけです。
春の種まきから秋の収穫まで、本当に大変だと思います。
種まき後には育苗ハウス内の水や温度管理をしなくてはならず、
田植えの後には田んぼへの水入れ管理が毎日続き、
その間数回の土手草刈り作業もホント大変! 何もかもが大変な稲作なのです。
今年の新米も、ありがた~くいただかねば・・・