一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

中井広恵女流六段誕生日パーティー2013(その2)・満腹のパーティー

2013-07-08 19:44:12 | プライベート
中井広恵女流六段はMinamiちゃんとともに自宅から歩いてきたが、ペース配分を間違えて遅れてしまったという。我がスマホを見ると、午後2時01分に、広恵女流六段から電話が入っていた。一公は時間に厳しい、はジョナ研メンバーの認識ではあるが、私はそこまで神経質ではない。広恵女流六段も、そこまで気を回さなくてもよかったのにと思う。
そんな広恵女流六段には久しぶりにお目にかかるが、相変わらずキュートだ。広恵女流六段はあすで44歳。酸いも甘いも噛み分けた年齢であり、じんわりと熟女の色気もにじみでて、そこがマニアには堪らないのである。
8人でイタリアンレストランへ歩いて行く。店名は「オオサキ」といい、薪窯で焼いたピッツァが一推しらしい。広恵女流六段は、店は知っているが入ったことはない、とのことだったが、食事ぐらいしたことはあるかもしれない。この辺の気遣いが広恵流だ。
Minamiちゃんは最近旅行したらしいが、その疲労が残っているようで、足取りが重たい。これから1日、大丈夫だろうか。
「大沢さん、次の倉敷藤花戦、中井先生と宏美先生、どっちを応援する?」
といったのはHon氏だったか。
3回戦で広恵女流六段と藤田綾女流初段が戦い、これに広恵女流六段が勝つと、次は広恵女流六段VS中倉宏美女流二段の対戦になるのだ。
「いや…それはもちろん…中井先生だよ…」
と私はつぶやくが、広恵女流六段はこれに勝つと倉敷藤花戦3連勝、マッカラン獲得となる。私としては、ちょっと気分は複雑だ。
「まだ綾ちゃんとの将棋は終わってないし…」
と、広恵女流六段。まずは次の一局をしっかり勝ってから…の意気込みであった。
「オオサキ」は住宅街の一角にあった。シャレた一軒家ふうの趣があり、いかにも最高の料理を出してくれそうだ。
入店するが、人数分の予約はしてあったので、段取りはスムーズだ。8人席に案内された。注目の配置だが、誰も広恵女流六段の向かいに座りたがらないので、私が座る。もちろん、特等席である。ではここで、席の配置を記しておこう。

Is 広恵 Minami Fuj

Kaz 一公 Hon Kun

パスタやピッツァなどメニューは豊富だが、私がみなの分まで、半ば強制的にコースメニューを頼んだ。
とりあえずアルコールを頼み、まずは乾杯。今年も広恵女流六段がお祝いできるとは、ありがたいことであった。
メニューは一部選択式で、みなの意見を総合し、選ぶ。前菜は「新鮮魚介のカルパッチョ」「サラダ」。続いて「ポタージュスープ」。どれも確かな味だ。
タイミングを見計らって、美白製品のプレゼントを渡す。ふつうによろこんでくれたので、とりあえずはホッとした。
店自慢のピッツァが運ばれてきた。かなり大きく、これを8等分するが、それでもけっこうな量がある。一口ほおばるが、もちもちしていて、美味い!
続いてパスタが運ばれてくる。カニ肉が入った、魚介系のパスタだ。これもみなで取り分ける。まあ、食べたい人は食べたいだけどうぞ、という形だ。
この、「ピッツァ&パスタ」がもう一回転するらしい。このあたりで広恵女流六段が、「けっこうな量があるわね。全部食べ切れない…」と言いだした。
2種類目のピッツァとパスタが来た。パスタはイカスミのそれだ。初めて食べたが、美味かった。
しかし広恵女流六段のハシは止まっている。Kun氏やIs氏も少食なので、同様である。せっかくの広恵女流六段の誕生日パーティーである。ランチのパスタを食べてサヨウナラでは味気なく、ためにコース料理にしたのだが、これは確かに、読みを誤ったようだ。
こんなとき大食漢のW氏がいれば、彼が大掃除してくれるのだが、まあここは、私やFuj氏がその役を買って出た。
デザートはアイスクリーム。〆にソフトドリンクが出るが、ここで私の用意した、もうひとつのプレゼントが出た。
バースデーケーキである。いちごのショートケーキのホールだったが、これがすこぶる大きい。広恵女流六段は笑みをもらしたものの、これ以上はお腹に入らない、という感じである。とりあえず8等分し、形だけのお祝いとなった。
時刻は4時半にならんとしている。いや~、食った食った。この店の食事は、すべて美味かった。
とりあえず出ましょうか、というところで、広恵女流六段が私たちにお返しをくれる。シャレたハンカチだが、特筆すべきは、一人ひとりに、名字が縫い込まれてあった。
広恵女流六段が参加者を確認したのち、わざわざオーダーしてくれたのかと思うと、私たちの感激もひとしおであった。
会計を済ませ、カラオケ店に向かう。クーポン券を用意して行ったのに、出し損ねたのはご愛嬌である。
腹もくちて、駅まで道のりがほどよい散歩となる。行きは後方を歩いていたMinamiちゃん、いまは先頭を歩いている。
「いっぱい食べて元気が出た」
とのことで、ホッとした。
西口駅前にあるカラオケ店「マック」に入る。本音を書けば、イタリアンレストランでのパーティーより、ここで広恵女流六段の歌を聴くのが楽しみだった。広恵女流六段は歌に艶があり、毎回聞き惚れる。
店にあらかじめ声を掛けていたからではあるまいが、案内された部屋は大きかった。
各自適当なところに座る。では席の配置を記しておこう。

入口 Fuj Kaz Hon Kun
               一公
   広恵 Minami Is

時計回りで歌って行こう、となり、まずはKaz氏が歌う。井上陽水の「ありがとう」だ。ちょっと軽い感じで歌い上げた。以下、例によって各自の歌を記そう。
「少年時代」Hon
「チェイニングハート(?)」Is
「歌謡曲」Fuj
「RIDE ON TIME」Kun
「もしかしてPART2」Minami&Fuj
私が飛ばされているが、私はまだ入力していない。私は広恵女流六段の歌が聴ければいいのだ。
その広恵女流六段が歌うようだ。注目の曲は、荒井由実の「ルージュの伝言」だった。この懐メロ感がいい。広恵女流六段は音程がしっかりしていて、安定感がある。広恵女流六段に将棋を教えてもらえば、いくらか掛かる。しかし歌の方も、十分ゼニを取れる歌唱力である。それを無料で聴ける私たちは、本当に幸せだと思う。「ルージュの伝言」も絶品だった。
私の番になった。「帰ってきたウルトラマン」を歌う。3番の歌詞を初めて知った。
このあたりだったか、W氏が入店した。イタリアンレストランも楽しかったが、ここからが楽しいのだ。
しかしR氏は欠席とのこと。残念だが、仕方ない。R氏は立派な家庭があり、十分幸せだからいいのだ。
歌はどんどん続く。
「441」Is
「天体観測」Kaz
「太陽がくれた季節」Hon
「僕等のダイアリー」Fuj
Hon氏の歌は相変わらず軽い。三間飛車だ。「僕等のダイアリー」はH2Oの歌で、名作ドラマ「翔んだカップル」のエンディング曲である。Fuj氏の青春の曲であろう。
次は私の選曲だが、これはかねてから広恵女流六段に歌ってほしい(歌わせたい)曲だった。画面にタイトルが出た瞬間、私は広恵女流六段にマイクを預ける。さてその曲とは、次の3つのうちどれだったか。

1.伊勢佐木町ブルース(青江三奈)
2.キューティーハニー(前川陽子)
3.Gメン’75・面影(しまざき由理)

(つづく)
コメント (2)
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