先月下旬、「将棋ペン倶楽部」通信41号が発行された。今号は「通信号」なので、小冊子。ではその内容を記してみよう。
・関東交流会レポート「将棋の魅力が再認識された1日」長田衛(P2~4)
長田氏は将棋ペンクラブ創設時からの会員で、「将棋ペンクラブ大賞贈呈式」の司会や、年末の将棋寄席での落語家「あっち亭こっち」でも有名である。
交流会レポートは初登場だと思うが、落語同様、軽妙な文章で、読ませる。
・「交流会の楽しさ」田村真理子(P5)
女性アマ強豪・田村真理子さんのレポート。交流会での1日を抑えた筆致で綴る。田村さんは賛助会員らしいが、名簿での並びが「谷川浩司、田村真理子、内藤國雄、中原誠」とのことで、ちょっと誇らしげな記述が微笑ましかった。
・関西交流会レポート「楽しい伝統」茂山俊一(P6~7)
関西の交流会には参加したことがないが、リレー将棋を行うなど、アットホームなイベントのようだ。
ところで茂山氏は、連載読み物「阪田三吉伝」を中断したままである。このまま打ち切りでは会員に不親切だろう。早急の再開を望むところである。
・「駒落ち将棋考」北川茂(P8~9)
タイトルから察せられるとおり、駒落ち将棋のススメ。冒頭の、江戸期における段位の呼称(別称)が興味深い。
・「文化・勝負としての将棋の魅力」水野保(P10~13)
冒頭の「オーラ」における考察がおもしろい。なるほど、と膝を打ちたくなるところである。
本編、水野氏は将棋の魅力を5つに分ける。といってもそれぞれに密接な繋がりがあり、要はこれらをまとめて、将棋の魅力といえようか。
・「渡辺三冠との遭遇」三宅英治(P14~15)
東京都江東区「深川棋友会」主催の「渡辺竜王・三冠獲得祝賀会」に関西から参加した三宅さん。その道すがら、当の渡辺三冠と遭遇した三宅さんは…。
トップ棋士と遭遇したときの将棋ファンの反応が手に取るように分かり、読んでいて思わずニヤリとする。
・「木簡文化の中の将棋駒」今泉忠芳(P16~18)
平城宮跡第5次調査の発掘のとき、泥水から40点の木簡が出土したのが昭和36(1961)年のことらしい。…というわけで、以下木簡の考察。
・将棋ペンクラブ大賞推薦作一覧(P19~22)
観戦記部門は29作品、文芸部門は23作品、技術部門は15作品がノミネートされた。大賞は今月20日に行われる最終選考で決定するが、そこまでの道のりがなかなか長い。大賞を獲るということは、スゴイことなのだ。
・「編集日誌」湯川博士(P24)
簡潔に記された文章が、読ませる。
※将棋ペンクラブ入会方法
【正会員/年会費3,000円】
会報が年4回(雑誌2回・通信2回)届く。会報は途中入会の方にも、年頭の分から届く。入会希望者は、郵便局の振替用紙に「新入会」と記し、1年分(1~12月)の会費を振り込む。郵便振替00270-9-45693 将棋ペンクラブ
・関東交流会レポート「将棋の魅力が再認識された1日」長田衛(P2~4)
長田氏は将棋ペンクラブ創設時からの会員で、「将棋ペンクラブ大賞贈呈式」の司会や、年末の将棋寄席での落語家「あっち亭こっち」でも有名である。
交流会レポートは初登場だと思うが、落語同様、軽妙な文章で、読ませる。
・「交流会の楽しさ」田村真理子(P5)
女性アマ強豪・田村真理子さんのレポート。交流会での1日を抑えた筆致で綴る。田村さんは賛助会員らしいが、名簿での並びが「谷川浩司、田村真理子、内藤國雄、中原誠」とのことで、ちょっと誇らしげな記述が微笑ましかった。
・関西交流会レポート「楽しい伝統」茂山俊一(P6~7)
関西の交流会には参加したことがないが、リレー将棋を行うなど、アットホームなイベントのようだ。
ところで茂山氏は、連載読み物「阪田三吉伝」を中断したままである。このまま打ち切りでは会員に不親切だろう。早急の再開を望むところである。
・「駒落ち将棋考」北川茂(P8~9)
タイトルから察せられるとおり、駒落ち将棋のススメ。冒頭の、江戸期における段位の呼称(別称)が興味深い。
・「文化・勝負としての将棋の魅力」水野保(P10~13)
冒頭の「オーラ」における考察がおもしろい。なるほど、と膝を打ちたくなるところである。
本編、水野氏は将棋の魅力を5つに分ける。といってもそれぞれに密接な繋がりがあり、要はこれらをまとめて、将棋の魅力といえようか。
・「渡辺三冠との遭遇」三宅英治(P14~15)
東京都江東区「深川棋友会」主催の「渡辺竜王・三冠獲得祝賀会」に関西から参加した三宅さん。その道すがら、当の渡辺三冠と遭遇した三宅さんは…。
トップ棋士と遭遇したときの将棋ファンの反応が手に取るように分かり、読んでいて思わずニヤリとする。
・「木簡文化の中の将棋駒」今泉忠芳(P16~18)
平城宮跡第5次調査の発掘のとき、泥水から40点の木簡が出土したのが昭和36(1961)年のことらしい。…というわけで、以下木簡の考察。
・将棋ペンクラブ大賞推薦作一覧(P19~22)
観戦記部門は29作品、文芸部門は23作品、技術部門は15作品がノミネートされた。大賞は今月20日に行われる最終選考で決定するが、そこまでの道のりがなかなか長い。大賞を獲るということは、スゴイことなのだ。
・「編集日誌」湯川博士(P24)
簡潔に記された文章が、読ませる。
※将棋ペンクラブ入会方法
【正会員/年会費3,000円】
会報が年4回(雑誌2回・通信2回)届く。会報は途中入会の方にも、年頭の分から届く。入会希望者は、郵便局の振替用紙に「新入会」と記し、1年分(1~12月)の会費を振り込む。郵便振替00270-9-45693 将棋ペンクラブ