12日(金)は、東京・駒込にてジョナ研があった。
きょう(12日)は、昼にLPSA芝浦サロンがあったので、同席していたR氏、Tod氏といっしょに、JRで駒込に向かう。車中、
「やっぱりLPSAサロンはおもしろいね」
とR氏がいう。
確かにそうで、R氏、Tod氏、私がいたきょうのサロンは、駒込サロンの雰囲気もあり、とても楽しかった。ただ、きょうR氏は指導対局一局以外に、女子との練習将棋一局しか指していない。
きょうはかなり生徒も来ており、彼らと対局を組める余裕もあったはずだ。それをしなかったのは、サロン側の不手際ともいえる。
これがもし駒込サロンだったら、手合い係の植山悦行七段が「じゃあRさん、○○さんと指してください」と、すぐに手合いを付けたはずだ。
別に芝浦サロンの手合い係がどうとはいわないが、植山七段は名手合い係だったとつくづく思う。
駒込ジョナサンには、午後6時57分に入った。先客はいつものようにHon氏。その1分後、Kun氏も現れた。Kun氏、「きょうは早めに来たのに、もう4人もいる」という顔である。
確かに7時前に5人も集まるとは異例だ。みんな、忙しいのかヒマなのか分からない。
みんな食事を頼むが、私は決まらない。ウエイトレスさんが来たので一度は頼みかけたが、土壇場になって考え直す。ジョナサンでは結構、メニュー選びに長考するのである。
7時10分、Kaz氏も現れた。Kaz氏はすぐに料理を頼んだが、私はまだだ。結局、キャンペーンメニューを頼んだ。
まずはみんなで雑談。3人が芝浦サロンの帰りなので、その話が中心になる。
ウエイトレスさんが料理を運んできた。彼女が比企理恵に似ているといったのはKaz氏だったか。彼女の名前はSatomiさんだと思ったが、Hondaといった。私が勘違いしていたようだ。
7時30分、Fuj氏が来た。きょうはこの7人で進行する。では、席の配置を記しておこう。
壁
R Hon Tod
壁
Fuj Kaz 一公 Kun
しばらくして、Tod氏が布将棋盤を出した。まだ7時台で、ちょっと性急の気もするが、制止するわけにはいかない。向かいのKun氏と将棋を指し始めた。早くも将棋バカ全開である。
8時すぎ、頃はよしと、R氏に島井咲緒里女流二段との指導対局を見せてもらう。手合いは、前回の大庭美夏女流1級のときと同じ「銀落ち」である。
R氏の将棋は分かりやすい。序盤は完璧なのに中盤でやや怪しい手を指し、終盤はそのまま崩れていく、というパターンだ。
本局もそうで、序盤はうまく指しているのに、中盤、島井女流二段の妖しい手に誤魔化されてしまった。
いつものパターンに終わり、残念。本人はもちろん是正するつもりなのだが、序・中・終盤が完璧になってしまったら、それはR氏の将棋ではない。R氏はいまのままがいいのである。
Kun-Tod戦は相矢倉の熱戦だったが、Kun氏の勝ち。ふたりの棋力を考えれば当然の結果だが、内容はけっこう競っていて、Tod氏が有利になる順もあった。Tod氏は読みにムラがありすぎる。プロの実戦譜をひたすら並べるのがいいと思う。
8時半すぎ、Fuj氏がメモを取り出した。そこには清水市代女流六段VS渡辺弥生女流1級の棋譜(女流王座戦)が書かれていた。Fuj氏はスマホを持っていないから、棋譜をメモしてきたのだ。それをここで並べようというわけだ。
あまり知られていないが、私たちは清水将棋のファンなのである。ただそれにしても、ここで清水女流六段の将棋を並べるかなァ、という感じではある。
この将棋、中盤以降の渡辺女流1級の指し手が絶品だった。清水女流六段も▲9三銀、といういかにもな手を指し、並べているFuj氏は嬉々としている。これ、将棋を知らない人が見たら、かなり不気味に映るだろう。
私のほうは、私がきょうの島井戦を並べた。あまり自分の将棋は見せたくないのだが、これは私の快勝局?なので、まあいいだろう。
島井女流二段と私の指し手に、Kun氏とTod氏が歓声を上げる。私は時折手を止めて、次の一手を当ててもらう。なかなか楽しかった。
9時23分、Hon氏とTod氏が対局を始める。その3分後、Kun-Kaz戦も始まった。Hon-Tod戦は、Fuj氏が席を立ち、私の脇でTod氏につきっきりでアドバイスをしている。
さっきもKun氏が席を立ち、清水-渡辺戦を覗き込んでいたが、ここはどこなのか分からなくなる。
私がドリンクバーに行き戻ってくると、私の席にFuj氏が座っていた。
(つづく)
きょう(12日)は、昼にLPSA芝浦サロンがあったので、同席していたR氏、Tod氏といっしょに、JRで駒込に向かう。車中、
「やっぱりLPSAサロンはおもしろいね」
とR氏がいう。
確かにそうで、R氏、Tod氏、私がいたきょうのサロンは、駒込サロンの雰囲気もあり、とても楽しかった。ただ、きょうR氏は指導対局一局以外に、女子との練習将棋一局しか指していない。
きょうはかなり生徒も来ており、彼らと対局を組める余裕もあったはずだ。それをしなかったのは、サロン側の不手際ともいえる。
これがもし駒込サロンだったら、手合い係の植山悦行七段が「じゃあRさん、○○さんと指してください」と、すぐに手合いを付けたはずだ。
別に芝浦サロンの手合い係がどうとはいわないが、植山七段は名手合い係だったとつくづく思う。
駒込ジョナサンには、午後6時57分に入った。先客はいつものようにHon氏。その1分後、Kun氏も現れた。Kun氏、「きょうは早めに来たのに、もう4人もいる」という顔である。
確かに7時前に5人も集まるとは異例だ。みんな、忙しいのかヒマなのか分からない。
みんな食事を頼むが、私は決まらない。ウエイトレスさんが来たので一度は頼みかけたが、土壇場になって考え直す。ジョナサンでは結構、メニュー選びに長考するのである。
7時10分、Kaz氏も現れた。Kaz氏はすぐに料理を頼んだが、私はまだだ。結局、キャンペーンメニューを頼んだ。
まずはみんなで雑談。3人が芝浦サロンの帰りなので、その話が中心になる。
ウエイトレスさんが料理を運んできた。彼女が比企理恵に似ているといったのはKaz氏だったか。彼女の名前はSatomiさんだと思ったが、Hondaといった。私が勘違いしていたようだ。
7時30分、Fuj氏が来た。きょうはこの7人で進行する。では、席の配置を記しておこう。
壁
R Hon Tod
壁
Fuj Kaz 一公 Kun
しばらくして、Tod氏が布将棋盤を出した。まだ7時台で、ちょっと性急の気もするが、制止するわけにはいかない。向かいのKun氏と将棋を指し始めた。早くも将棋バカ全開である。
8時すぎ、頃はよしと、R氏に島井咲緒里女流二段との指導対局を見せてもらう。手合いは、前回の大庭美夏女流1級のときと同じ「銀落ち」である。
R氏の将棋は分かりやすい。序盤は完璧なのに中盤でやや怪しい手を指し、終盤はそのまま崩れていく、というパターンだ。
本局もそうで、序盤はうまく指しているのに、中盤、島井女流二段の妖しい手に誤魔化されてしまった。
いつものパターンに終わり、残念。本人はもちろん是正するつもりなのだが、序・中・終盤が完璧になってしまったら、それはR氏の将棋ではない。R氏はいまのままがいいのである。
Kun-Tod戦は相矢倉の熱戦だったが、Kun氏の勝ち。ふたりの棋力を考えれば当然の結果だが、内容はけっこう競っていて、Tod氏が有利になる順もあった。Tod氏は読みにムラがありすぎる。プロの実戦譜をひたすら並べるのがいいと思う。
8時半すぎ、Fuj氏がメモを取り出した。そこには清水市代女流六段VS渡辺弥生女流1級の棋譜(女流王座戦)が書かれていた。Fuj氏はスマホを持っていないから、棋譜をメモしてきたのだ。それをここで並べようというわけだ。
あまり知られていないが、私たちは清水将棋のファンなのである。ただそれにしても、ここで清水女流六段の将棋を並べるかなァ、という感じではある。
この将棋、中盤以降の渡辺女流1級の指し手が絶品だった。清水女流六段も▲9三銀、といういかにもな手を指し、並べているFuj氏は嬉々としている。これ、将棋を知らない人が見たら、かなり不気味に映るだろう。
私のほうは、私がきょうの島井戦を並べた。あまり自分の将棋は見せたくないのだが、これは私の快勝局?なので、まあいいだろう。
島井女流二段と私の指し手に、Kun氏とTod氏が歓声を上げる。私は時折手を止めて、次の一手を当ててもらう。なかなか楽しかった。
9時23分、Hon氏とTod氏が対局を始める。その3分後、Kun-Kaz戦も始まった。Hon-Tod戦は、Fuj氏が席を立ち、私の脇でTod氏につきっきりでアドバイスをしている。
さっきもKun氏が席を立ち、清水-渡辺戦を覗き込んでいたが、ここはどこなのか分からなくなる。
私がドリンクバーに行き戻ってくると、私の席にFuj氏が座っていた。
(つづく)