一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

LPSA芝浦サロン・渡部愛ツアー女子プロ2

2014-09-05 00:14:32 | LPSA芝浦サロン
ほかに客もいなかったので、私は渡部愛女流初段にお代わり対局を申し込んだ。1,000円の追加でもう一局指せるというやつである。
前局に続いて私は3手目▲7五歩。対して渡部女流初段も△3五歩! また相振り飛車辞さず、だ。
私はまたも怯んで、▲6六歩。繰り返すが、この手は悪手。ここは▲7八飛しかない。
私はまたも玉頭位取りに出る。もっとも▲7五歩と突いて居飛車を選択した以上、こう指すしかない。
その中盤、▲1五歩~▲2四歩~▲2二歩としたのはどうだったか。相手を焦らせる意味もあったのだが、居飛車が2二に歩を打って幸せになったためしがない。
渡部女流初段は△3六歩から△5五歩だが、これに▲6七銀と引いたのも不可解。ここはふつうに▲5五同角しかないと思うのだが、対局中の私は何を考えていたのだろう。
54手目、渡部女流初段は△6五銀とぶつけてきた。この局面が下である。

以下の指し手。▲4七銀△3八歩▲6七金右△3九歩成▲6六歩△5六歩▲6五歩△5七歩成▲同金上△2九と▲同飛△6五歩▲2一歩成△6六桂▲7七玉△8四飛▲2五歩△4五桂 まで、72手で渡部ツアー女子プロの勝ち。

私は▲4七銀と引いたが、これもよく分からない。ここは▲6五同銀と取り、△同歩に▲3五銀と打てば下手も戦えたと思う。
渡部女流初段は△3八歩と垂らす。渡部女流初段は歩の使い方がうまい。これを▲同銀とは取れぬので▲6七金右だが、数手後に銀交換になり、△2九とと桂を取られてしまった。
香車まで取られるわけにはいかないから私は▲同飛だが、ここで△6五歩の味がいい。
私は遅ればせながら▲2一歩成だが、この忙しいときに一手パスのような手を指しているようではもういけない。
最後は爽やかに△4五桂と跳ばれ、今はこれまでと投了した。
かくして2連敗。玉頭位取りを採ったからにはじっくり指さねばならないのだが、全体的に余裕がなく、指し手がつんのめっていた。いまならもう少しまともな将棋を指せると思うのだが、当時はちょっとヒドかった。
コメント
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