一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

本日2日は、室谷―西山戦!!

2016-03-02 00:06:14 | 女流棋戦
3月1日は、30年以上前に私が高校を卒業した日である。
毎年この日が来ると、私はその頃の自分を思い出し、胸がきつく締め付けられる。
当ブログの読者に説明の要もないと思うが、私は過去を振り返る性格で、あそこでああしていたら、あそこでこうしなければ…と、いつも後悔ばかりしている。
その最たるものが高校3年の1年間で、もしプレイバックができるのならば、この1年間だけやり直したい。それが叶わないまでも、タイムマシンで198X年の世界に戻って、当時の自分に「もう少し冷静に考えろ」とアドバイスしてやりたい。
そのくらい、高校3年生の私は、悪手ばかりを指していた。バカだった。
おのが半生を顧みて、最も人生に影響を与える時期は、高校の3年間だと思う。10代後半の大人でもない、子供でもない時期をどう生きるか。それが今後の人生を大きく決めると思う。
当ブログの読者に現役高校生は少ないと思うが、もしいたとしたら、どうか物事を冷静に考えて、青春を謳歌してもらいたい。そして悔いのない高校生活を送ってもらいたい。心からそう思う。

   ◇

日付変わって今日2日は、里見香奈女流四冠と中倉彰子女流初段のお誕生日。おめでとうございます!!
そして今日はマイナビ女子オープンの挑戦者決定戦・室谷由紀女流二段と西山朋佳奨励会三段の一戦がある。
室谷女流二段が挑戦者決定戦に進出するのは、2011年の第19期倉敷藤花戦に続き2度目。本日現在、挑戦者決定戦を戦ったことがある現役女流棋士は58人中23人いて、それだけでも勲章ではあるが、やはりタイトル戦に登場しないと、その実績は忘れられてしまう。
5年前の倉敷藤花戦は清水市代女流六段に屈したが、室谷女流二段はその頃より大駒1枚強くなっていると思う。今回は勝負だ。
一方の西山奨励会三段は、その肩書どおりの実力者だ。何しろ女流四冠の里見さんが同じ奨励会三段なのだから、その強さは推して知るべし、といえる。奨励会三段の名に懸けて、本局は負けられぬところだろう。
私はもちろん室谷女流二段を応援するし、女流棋士の代表としても勝ってもらいたいと思う。正直、現役奨励会員同士の戦いは興が殺がれて見たくない。
とにかく室谷女流二段は相手を恐れず、ふだん通りの実力を出せばいい。それで十分西山奨励会三段に対抗できる。ともあれ今日は、好勝負を期待します。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする