6日(日)は川口大野・植山教室に行った。家を出るのが少し遅れて、教室に入ったのは午後1時40分すぎだった。
日曜日ということもあって、生徒は少なめで10人前後だった。もっとも2~3年前なら、これでも多い数だった。
U君から、先日の支部対抗戦の写真をいただく。昨年もいただいたのだが、後日別のお父さんに御礼をするという失態を演じてしまった。今回はU君に厚く御礼を述べておく(後日写真の入っていたカバーを見たが、お母さんと思しき字で丁重な御礼が書かれていた。恐縮である)。
大野八一雄七段の指導対局が二面指しに留まっていたので、私がそこに入ろうとすると、手合い係のFuj氏が植山悦行七段との指導対局を勧める。しかしあちらは3面指しになっている。
ちょっと不可解な話で、まあ今回だけは指示に従ったが、次回は理由を訊くよ。
盤に座るが、すぐには駒が並ばない。右のE戦を見たら飛車落ち戦で、大駒が全部上手の手に渡っていた。
E氏は▲3五香と桂にアテて打つ。しかし△3三桂にはヒモが付いており、純粋な駒取りではない。というか、こんな手を指すくらいなら投了したほうがよい。
E氏は将棋も性格も真面目で好感が持てるのだが、いかんせん将棋が素直すぎる。もっと勉強方法を工夫しないと、今後も黒星を積み重ねるだけである。
私は平手で対局開始。今日は気分で初手▲2六歩。以下△8四歩▲2五歩△8五歩▲7八金△3二金▲2四歩△同歩▲同飛△2三歩。
ここで▲2八飛と引いたのが珍しく、私の有段者人生で初めてだった。
以下私は右銀をスルスルと進出させる。ここで植山七段は、「△7六飛と取ったらどうすんの」とつぶやき、横歩を取る(第1図)。

これに私が明快な解答を出せず、▲7七桂と跳ねるようではおかしかった。
奥の盤では、U君が平手で挑んでいた。しかしU君は早指しで飛ばし、あっという間に負かされてしまった。
小学生の特権はバンバン早指しでくることでそれは構わないが、それで負けては意味がない。プロに指導対局を受けるのは貴重な機会だ。もっと一局を大事に指して、何かを得るよう努めるほうがよい。
U君の左では、Ii君がやはり平手で挑んでいた。植山七段は誰とでも気軽に平手戦を指し、そこそこいい勝負にしてくれる。しかしIi戦は緩めなくても、自然といい勝負になる。それはすなわち、Ii君の実力が抜きんでていることを意味する。
局面は相居飛車戦で、Ii君の飛車がやや窮屈な分、上手が指しやすく見えたのだが、どうか。
私の将棋は▲7七桂以下△7四飛▲2五銀に△3五歩と突かれ、もう指しにくくなった。
以下勝負どころのないまま最後はバッサリと決められ、完敗となった。
本局は私の作戦がまったくなってなく、全然将棋にならなかった。もう引き飛車は指さない。
Ii戦は、私の投了の少し前に、Ii君が勝った。Ii君、あの将棋を勝つとはすごい。
両者の感想戦をしっかり聞けば勉強になると思うのだが、そんな余裕もなかった。
2局目は大野七段に教えていただく。もちろん角落ちである。
前局は矢倉でうまくいったので、今回もその作戦を採った。
だが微妙に形が違い、今回は早めに▲5七銀右と指した。しかしその後▲4六歩と突いたのが一貫性を欠いた手で、ために右桂の活用が難しくなってしまった。
私は3筋の歩を交換にいくが、逆に盛り上げられて、ヤブヘビになってしまった。私の経験即からいうと、3筋の歩交換は下手に利がない。

第1図で3時休みとなったが、将来の2筋攻めが受からず、ここでは下手敗勢。私は屈託なくみんなと談笑していたが、内心は投了の意思を固めていた。
大盤には局面が並べられていたが、これは現在行われている棋王戦第3局だ。相穴熊で私は見る気がしないが、プロでこれだけ指されているということは、やはり穴熊は優秀な囲いなのだろう。
まだW氏やHon氏が来ないが、2人とも来るはずだ。
W氏はともかく、席料を払っているHon氏は費用対効果がわるいと思うが、その辺の感覚が私にはよく分からない。
3時半になり、対局再開。私は▲9七角から数手指したが、△2五歩▲同歩△2一飛で2筋が受からず、そこで投了した。
感想戦。▲9七角では作戦失敗を認め、▲4八銀と体勢を立て直すのがよかったという。
以下は1歩得をしつつ銀をさばき、上手は2筋へ飛車を転回する。これで難しい戦いが続いていたらしい。
前局は緩めていただいたが、柳の下にドジョウは2匹いなかった。
3局目はTaga氏と飛車落ち戦である。前週の宴会将棋では私が敗勢になった。本局は気を引き締めて臨んだ。
△3四歩▲7六歩△3二金。
3手目に△4四歩と止めるのが常道だが、この手は消極的とつねづね考えていた。とはいえ角交換は下手が有利なのだが、下手には定跡から外れるというデメリットがある。
Taga氏は角交換はせず、やはり右四間飛車に振る。これも立派な作戦で難しい戦いになったが、最後は私がTaga氏の攻めを切らせて勝ち。今日の1勝目となった。
(つづく)
日曜日ということもあって、生徒は少なめで10人前後だった。もっとも2~3年前なら、これでも多い数だった。
U君から、先日の支部対抗戦の写真をいただく。昨年もいただいたのだが、後日別のお父さんに御礼をするという失態を演じてしまった。今回はU君に厚く御礼を述べておく(後日写真の入っていたカバーを見たが、お母さんと思しき字で丁重な御礼が書かれていた。恐縮である)。
大野八一雄七段の指導対局が二面指しに留まっていたので、私がそこに入ろうとすると、手合い係のFuj氏が植山悦行七段との指導対局を勧める。しかしあちらは3面指しになっている。
ちょっと不可解な話で、まあ今回だけは指示に従ったが、次回は理由を訊くよ。
盤に座るが、すぐには駒が並ばない。右のE戦を見たら飛車落ち戦で、大駒が全部上手の手に渡っていた。
E氏は▲3五香と桂にアテて打つ。しかし△3三桂にはヒモが付いており、純粋な駒取りではない。というか、こんな手を指すくらいなら投了したほうがよい。
E氏は将棋も性格も真面目で好感が持てるのだが、いかんせん将棋が素直すぎる。もっと勉強方法を工夫しないと、今後も黒星を積み重ねるだけである。
私は平手で対局開始。今日は気分で初手▲2六歩。以下△8四歩▲2五歩△8五歩▲7八金△3二金▲2四歩△同歩▲同飛△2三歩。
ここで▲2八飛と引いたのが珍しく、私の有段者人生で初めてだった。
以下私は右銀をスルスルと進出させる。ここで植山七段は、「△7六飛と取ったらどうすんの」とつぶやき、横歩を取る(第1図)。

これに私が明快な解答を出せず、▲7七桂と跳ねるようではおかしかった。
奥の盤では、U君が平手で挑んでいた。しかしU君は早指しで飛ばし、あっという間に負かされてしまった。
小学生の特権はバンバン早指しでくることでそれは構わないが、それで負けては意味がない。プロに指導対局を受けるのは貴重な機会だ。もっと一局を大事に指して、何かを得るよう努めるほうがよい。
U君の左では、Ii君がやはり平手で挑んでいた。植山七段は誰とでも気軽に平手戦を指し、そこそこいい勝負にしてくれる。しかしIi戦は緩めなくても、自然といい勝負になる。それはすなわち、Ii君の実力が抜きんでていることを意味する。
局面は相居飛車戦で、Ii君の飛車がやや窮屈な分、上手が指しやすく見えたのだが、どうか。
私の将棋は▲7七桂以下△7四飛▲2五銀に△3五歩と突かれ、もう指しにくくなった。
以下勝負どころのないまま最後はバッサリと決められ、完敗となった。
本局は私の作戦がまったくなってなく、全然将棋にならなかった。もう引き飛車は指さない。
Ii戦は、私の投了の少し前に、Ii君が勝った。Ii君、あの将棋を勝つとはすごい。
両者の感想戦をしっかり聞けば勉強になると思うのだが、そんな余裕もなかった。
2局目は大野七段に教えていただく。もちろん角落ちである。
前局は矢倉でうまくいったので、今回もその作戦を採った。
だが微妙に形が違い、今回は早めに▲5七銀右と指した。しかしその後▲4六歩と突いたのが一貫性を欠いた手で、ために右桂の活用が難しくなってしまった。
私は3筋の歩を交換にいくが、逆に盛り上げられて、ヤブヘビになってしまった。私の経験即からいうと、3筋の歩交換は下手に利がない。

第1図で3時休みとなったが、将来の2筋攻めが受からず、ここでは下手敗勢。私は屈託なくみんなと談笑していたが、内心は投了の意思を固めていた。
大盤には局面が並べられていたが、これは現在行われている棋王戦第3局だ。相穴熊で私は見る気がしないが、プロでこれだけ指されているということは、やはり穴熊は優秀な囲いなのだろう。
まだW氏やHon氏が来ないが、2人とも来るはずだ。
W氏はともかく、席料を払っているHon氏は費用対効果がわるいと思うが、その辺の感覚が私にはよく分からない。
3時半になり、対局再開。私は▲9七角から数手指したが、△2五歩▲同歩△2一飛で2筋が受からず、そこで投了した。
感想戦。▲9七角では作戦失敗を認め、▲4八銀と体勢を立て直すのがよかったという。
以下は1歩得をしつつ銀をさばき、上手は2筋へ飛車を転回する。これで難しい戦いが続いていたらしい。
前局は緩めていただいたが、柳の下にドジョウは2匹いなかった。
3局目はTaga氏と飛車落ち戦である。前週の宴会将棋では私が敗勢になった。本局は気を引き締めて臨んだ。
△3四歩▲7六歩△3二金。
3手目に△4四歩と止めるのが常道だが、この手は消極的とつねづね考えていた。とはいえ角交換は下手が有利なのだが、下手には定跡から外れるというデメリットがある。
Taga氏は角交換はせず、やはり右四間飛車に振る。これも立派な作戦で難しい戦いになったが、最後は私がTaga氏の攻めを切らせて勝ち。今日の1勝目となった。
(つづく)