昨日未明に見た夢を軽く記しておく。
私は都電に乗っていた。町屋電停に着いたが、そこは半地下のトンネルになっていた。
降車するとそこは町屋の風景ではなかったが、そこでいろいろあった。
でも内容は忘れてしまった。
◇
2日(月)に第45回将棋大賞が発表された。
私はここ数年、同大賞は最優秀棋士賞くらいしか関心がなく、昨年などは優秀棋士賞か誰だったかすら記憶にない。
しかし今年は羽生善治竜王の永世七冠&国民栄誉賞受賞、藤井聡太六段の活躍があり、発表を心待ちにしていた。
もう皆さまご存じだが、各受賞は以下の通り。
最優秀棋士賞…羽生善治竜王(22回目)
特別賞…藤井聡太六段(初)
優秀棋士賞…菅井竜也王位(初)
敢闘賞…豊島将之八段(初)
新人賞…藤井聡太六段
最多対局賞…藤井聡太六段(73対局)(初)
最多勝利賞…藤井聡太六段(61勝)(初)
勝率1位賞…藤井聡太六段(0.836)(初)
連勝賞…藤井聡太六段(29連勝)(初)
最優秀女流棋士賞…里見香奈女流王座・女流名人・女流王位・女流王将・倉敷藤花(8回目)
優秀女流棋士賞…伊藤沙恵女流二段 (初)
女流最多対局賞…伊藤沙恵女流二段(41対局)(初)
東京将棋記者会賞…森けい二九段
升田幸三賞…青野照市九段「横歩取り青野流」(2回目)、佐々木勇気六段「横歩取り勇気流」(初)
升田幸三賞特別賞…大内延介九段「振飛車穴熊を戦法に確立した工夫」(初)
名局賞…第30期竜王戦七番勝負第4局 渡辺明竜王VS羽生善治棋聖
名局賞特別賞…第11回朝日杯将棋オープン戦本戦決勝 藤井聡太五段VS広瀬章人八段、第31期竜王戦6組ランキング戦 牧野光則五段VS中尾敏之五段 持将棋局
将棋ファンのほぼ予想通りだったと思う。受賞の皆様、おめでとうございます。
最優秀棋士賞は、羽生竜王。昨年度は棋聖防衛、竜王奪取、名人挑戦と、並の棋士なら素晴らしい成績だったが、このくらいの実績は毎年挙げている羽生竜王だから、それをどう評価するかに注目が集まった。
決戦投票は羽生竜王9、藤井六段4となり、羽生竜王22回目の受賞が決まった。
藤井六段は「特別賞」となった。最優秀棋士賞の次点だから優秀棋士賞を受賞すると思いきや、違った。
ただ同賞は、「三賞まではいかないけれど、話題性も加味して表彰」と私は認識していた。藤井六段の場合はちょっと違うと思ったが、読売新聞では「(今回は)最優秀棋士賞と同等」と記していた。
優秀棋士賞、敢闘賞はこんなところであろう。惜しかったのは中村太地王座で、王座戦五番勝負は白熱したが、受賞までには至らなかった。せめて順位戦で昇級していれば、また違った結果が出ていたかもしれない。
ところで当ブログでは、藤井四段(当時)が佐々木勇気五段(当時)に敗れ、連勝が「29」で止まった直後の7月6日に「藤井聡太四段の将棋大賞受賞タイトルを予想する」という記事を書いた。
藤井六段が受賞すると思った賞は以下の9つ。答え合わせをしつつ、雑感を記してみよう。
・優秀棋士賞→△
・新人賞→◎
・最多対局賞→◎
・最多勝利賞→◎
・勝率一位賞→◎
・連勝賞→◎
・東京将棋記者会賞→×
・升田幸三賞特別賞→×
・名局賞特別賞→◎
藤井六段の記録四冠は予想通り。29連勝で途切れても大崩れする雰囲気はなかったので、これは達成すると思っていた。
「新人賞」は、朝日杯優勝、順位戦全勝昇級とくれば、当然の受賞になった。
「東京将棋記者会賞」は森九段が受賞した。同賞はベテラン棋士に対しての「功労賞」という意味合いが強く、それは承知していたのだが、その慣例を破ってでも藤井六段が受賞すると思っていた。
それにしても森九段とは…。もちろん受賞に値するが、贈るなら、引退した昨年だったと思う。
私はさらに「升田幸三賞特別賞」の受賞も予想したが、これはさすがに無理だった。実はアップ後に訂正しようと思ったのだが、そこまで神経質になることもないと思い、そのままにしておいた。
同賞は大内九段が受賞したが、どうせなら存命中に差し上げてほしかった。
没後に差し上げたって故人は知らないわけで、そういうのはいちばんつまらない。
将棋大賞の記事は毎年新聞に掲載されていたが、今年はとりわけ扱いが大きかった。
来年は誰が受賞するだろう。
私は都電に乗っていた。町屋電停に着いたが、そこは半地下のトンネルになっていた。
降車するとそこは町屋の風景ではなかったが、そこでいろいろあった。
でも内容は忘れてしまった。
◇
2日(月)に第45回将棋大賞が発表された。
私はここ数年、同大賞は最優秀棋士賞くらいしか関心がなく、昨年などは優秀棋士賞か誰だったかすら記憶にない。
しかし今年は羽生善治竜王の永世七冠&国民栄誉賞受賞、藤井聡太六段の活躍があり、発表を心待ちにしていた。
もう皆さまご存じだが、各受賞は以下の通り。
最優秀棋士賞…羽生善治竜王(22回目)
特別賞…藤井聡太六段(初)
優秀棋士賞…菅井竜也王位(初)
敢闘賞…豊島将之八段(初)
新人賞…藤井聡太六段
最多対局賞…藤井聡太六段(73対局)(初)
最多勝利賞…藤井聡太六段(61勝)(初)
勝率1位賞…藤井聡太六段(0.836)(初)
連勝賞…藤井聡太六段(29連勝)(初)
最優秀女流棋士賞…里見香奈女流王座・女流名人・女流王位・女流王将・倉敷藤花(8回目)
優秀女流棋士賞…伊藤沙恵女流二段 (初)
女流最多対局賞…伊藤沙恵女流二段(41対局)(初)
東京将棋記者会賞…森けい二九段
升田幸三賞…青野照市九段「横歩取り青野流」(2回目)、佐々木勇気六段「横歩取り勇気流」(初)
升田幸三賞特別賞…大内延介九段「振飛車穴熊を戦法に確立した工夫」(初)
名局賞…第30期竜王戦七番勝負第4局 渡辺明竜王VS羽生善治棋聖
名局賞特別賞…第11回朝日杯将棋オープン戦本戦決勝 藤井聡太五段VS広瀬章人八段、第31期竜王戦6組ランキング戦 牧野光則五段VS中尾敏之五段 持将棋局
将棋ファンのほぼ予想通りだったと思う。受賞の皆様、おめでとうございます。
最優秀棋士賞は、羽生竜王。昨年度は棋聖防衛、竜王奪取、名人挑戦と、並の棋士なら素晴らしい成績だったが、このくらいの実績は毎年挙げている羽生竜王だから、それをどう評価するかに注目が集まった。
決戦投票は羽生竜王9、藤井六段4となり、羽生竜王22回目の受賞が決まった。
藤井六段は「特別賞」となった。最優秀棋士賞の次点だから優秀棋士賞を受賞すると思いきや、違った。
ただ同賞は、「三賞まではいかないけれど、話題性も加味して表彰」と私は認識していた。藤井六段の場合はちょっと違うと思ったが、読売新聞では「(今回は)最優秀棋士賞と同等」と記していた。
優秀棋士賞、敢闘賞はこんなところであろう。惜しかったのは中村太地王座で、王座戦五番勝負は白熱したが、受賞までには至らなかった。せめて順位戦で昇級していれば、また違った結果が出ていたかもしれない。
ところで当ブログでは、藤井四段(当時)が佐々木勇気五段(当時)に敗れ、連勝が「29」で止まった直後の7月6日に「藤井聡太四段の将棋大賞受賞タイトルを予想する」という記事を書いた。
藤井六段が受賞すると思った賞は以下の9つ。答え合わせをしつつ、雑感を記してみよう。
・優秀棋士賞→△
・新人賞→◎
・最多対局賞→◎
・最多勝利賞→◎
・勝率一位賞→◎
・連勝賞→◎
・東京将棋記者会賞→×
・升田幸三賞特別賞→×
・名局賞特別賞→◎
藤井六段の記録四冠は予想通り。29連勝で途切れても大崩れする雰囲気はなかったので、これは達成すると思っていた。
「新人賞」は、朝日杯優勝、順位戦全勝昇級とくれば、当然の受賞になった。
「東京将棋記者会賞」は森九段が受賞した。同賞はベテラン棋士に対しての「功労賞」という意味合いが強く、それは承知していたのだが、その慣例を破ってでも藤井六段が受賞すると思っていた。
それにしても森九段とは…。もちろん受賞に値するが、贈るなら、引退した昨年だったと思う。
私はさらに「升田幸三賞特別賞」の受賞も予想したが、これはさすがに無理だった。実はアップ後に訂正しようと思ったのだが、そこまで神経質になることもないと思い、そのままにしておいた。
同賞は大内九段が受賞したが、どうせなら存命中に差し上げてほしかった。
没後に差し上げたって故人は知らないわけで、そういうのはいちばんつまらない。
将棋大賞の記事は毎年新聞に掲載されていたが、今年はとりわけ扱いが大きかった。
来年は誰が受賞するだろう。