一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

将棋ペン倶楽部 2018年春号・通巻69号

2018-04-09 01:19:44 | 将棋ペンクラブ
先月中旬に「将棋ペン倶楽部 2018年春号・通巻69号」が送られてきた。今日はその紹介をしよう。

●新春対談 神谷広志八段×木村晋介将棋ペンクラブ会長(P3~P14)
将棋ペンクラブのスター、神谷八段が満を持して登場。28連勝にまつわる逸話、藤井フィーバー余波、地元浜松での普及活動など、余すところなく語られる。

●棋界の端から(2) かがさやか(P15~P16)
高橋道雄九段編。誰も知らないネタをこっそり教える。

●将棋狂の詩(7)新宿闇太郎 美馬和夫(P17~P25)
「新宿闇太郎」こと宮崎国夫氏は、将棋ライターかつ元真剣師。その人となりを描く。

●愛棋家坂口安吾(下)最終回 本多俊介(P26~P33)
長かった連載もついに最終回。今回は川端康成「呉清源棋談・名人」と、安吾「勝負師」にまつわる考察。

●将棋川柳 黄信号(P34)
今号より担当者が代わって、再登場。

●『玄怪録』の渡来について 松岡信行(P35~P41)
日本将棋の起源は何か。筆者は、中国で編纂された「玄怪録」を元にして、日本が工夫・創作したと考える。

●将棋の普及についての私見 村川健司(P42)
藤井フィーバー等を将棋ファンの拡大につなげるにはどうすればいいか。筆者の案は?

●将棋との出会い、私なりの楽しみ方 杵築由季(P43~P45)
将棋には無関心だった筆者が、将棋との関わりを持つことになった過程、そして現在の状況がほのぼのと語られる。

●『将棋八十一枡の小宇宙』を刊行して 水野保(P46~P48)
筆者が表題作を自費出版したのだが、ある地方紙にその書評が載ることになった。筆者が書評を依頼した人物とは…。

●愛知県常滑市ふれあい将棋旅 榊原智(P49~P50)
常滑市青海市民センターでの、将棋指導員の活動をレポートする。

●将棋書籍リスト(P52~P56)
今年もたくさんの将棋書籍が刊行された。ここから第30回将棋ペンクラブ大賞作品が誕生するのだ。

●将棋ペンクラブ大賞歴代受賞者一覧(P57~P66)

●会員の声(P67)
振替用紙の通信欄より。

●オレたち将棋んゾンビ(21)バトルロイヤル風間(P68~P69)
1989年と1990年の描かなかったネタ3本。

●編集日誌 湯川博士(P74)

今号はむずかしい読み物が多かった。そんな中、杵築由季さんの読み物は、ほのぼのとしていて、よかった。
将棋ペンクラブは、原稿の掲載に棋力の強弱は問わない。文章に熱意があれば、誰でも載せることができます。
ただし会員に限ります。


「将棋ペン倶楽部」は会員限定の読み物です。
年会費は3,500円。入会すると、会報が年4回(雑誌2回・通信号2回)届きます。
入会希望者は、振替用紙に「新入会」と記し、1年分の会費を納入ください。

郵便振替00270-9-45693 将棋ペンクラブ
コメント (2)
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